ブログ運営者のあきです。
「大物を釣り上げたけど、活かしておくための準備が足りなかった…」
「せっかくの活きエサが、釣り場に着く前に弱ってしまった…」
そんな経験、ありませんか? 釣り歴3年未満のあなたなら、きっと一度は感じたことがあるかもしれませんね。ヤエン釣りやアユの友釣りなど、活きエサを使った釣りでは、エサの鮮度が釣果を左右すると言っても過言ではありません。また、釣った魚を美味しく持ち帰るためにも、鮮度を保つことは非常に重要です。
「でも、エアーポンプってどれを選べばいいの?」「たくさん種類があって、どれが自分に合っているのかわからない…」「釣具屋さんの説明やAmazonのレビューだけでは判断できない…」そうお悩みの方も多いのではないでしょうか?
ご安心ください! この記事では、数多くの釣り用エアーポンプの中から、人気が高い12機種を徹底的に比較し、独自の目線でランキング形式でご紹介します。
この記事を読めば、あなたが求めている「最強」のエアーポンプや、価格と性能のバランスがとれた「おすすめ」の1台がきっと見つかります。
初めてエアーポンプを購入する方も、今のエアーポンプに満足していない方も、ぜひ最後まで読んで、あなたの釣りを次のレベルへと引き上げる最適なアイテムを見つけてください。
- 釣り用エアーポンプはなぜ必要?活きエサや釣った魚を守る必須アイテム
- 釣り用エアーポンプの種類と選び方:自分にぴったりの一台を見つけよう
- 【最新版】釣り用エアーポンプ人気ランキング12選
- 釣り用エアーポンプ活用術!より効果的な使い方とおすすめメンテナンス方法
- 目的別!おすすめのエアーポンプ選び|釣りによって変えましょう!
- 【釣り用エアーポンプをレビュー】プロックスと富士灯器を比較
- 釣り用エアーポンプに関するよくある質問をランキング!
- まとめ:釣り用エアーポンプ人気ランキング!おすすめはコレ!!
釣り用エアーポンプはなぜ必要?活きエサや釣った魚を守る必須アイテム
釣り用エアーポンプは、ただの便利グッズではありません。特に活きエサを使った釣りや、釣った魚の鮮度を保ちたい場合には、もはや「必需品」と言えるほど重要なアイテムなんです。
初めてエアーポンプの購入を検討している方の中には、「本当に必要なの?」と思っている方もいるかもしれませんね。しかし、その効果を知ればきっと納得するはずです。
活きエサを使った釣りの生命線
ヤエン釣りでアオリイカを狙ったり、泳がせ釣りでヒラマサやブリを狙ったりする際、活きの良いアジやイワシなどの活きエサが不可欠ですよね。エサが弱ってしまうと、魚の食いつきが悪くなり、せっかくの釣果を逃してしまうことも…。
エアーポンプは、このような活きエサを元気な状態に保つための「生命線」なんです。
エサを入れたバケツやクーラーボックスにエアーポンプで送風することで、水中の酸素濃度が保たれ、エサが酸欠になるのを防ぎます。
特に夏場など水温が高い時間帯は、水中の酸素が失われやすいため、エアーポンプの役割はさらに重要になります。新鮮な空気を常に供給することで、エサは活発に動き回り、ターゲットの魚を誘う力が格段にアップするんですよ。
釣った魚を新鮮に持ち帰るために
「せっかく大物が釣れたのに、家に帰るまでに鮮度が落ちてしまった…」こんな悲しい経験も、釣り人なら一度は味わったことがあるかもしれません。釣った魚を最高の状態で持ち帰るためには、できるだけ鮮度を保つ工夫が必要です。
エアーポンプは、この点でも大きなメリットをもたらしてくれます。
活かしておきたい魚をクーラーボックスや活かしバケツに入れた際、エアーポンプで酸素を供給することで、魚は息苦しくなることなく元気な状態を保てます。
これにより、釣った直後の鮮度を維持しやすくなり、家での料理の際にも、より美味しく魚を味わうことができるんです。特に夏場の暑い時期や長時間の釣行では、このエアーポンプの有無が魚の鮮度に大きく影響します。
魚が弱ることなく活き活きとしている姿を見ると、釣り人としても嬉しくなりますよね。
釣り用エアーポンプの種類と選び方:自分にぴったりの一台を見つけよう
いざ「釣り用エアーポンプを買おう!」と思っても、様々な種類があって迷ってしまうものですよね。
せっかく購入するなら、ご自身の釣りのスタイルや目的にぴったりの一台を選びたいはず。ここでは、エアーポンプの種類から、選ぶ際に特に注目すべきポイントまで、初心者の方にも分かりやすく解説していきます。
タイプ別の特徴と用途
釣り用エアーポンプには、主に「乾電池式」と「充電式」の2つのタイプがあります。それぞれの特徴を理解して、自分の釣行スタイルに合ったものを選びましょう。
乾電池式
▼メリット
- 入手が容易: コンビニやスーパーなど、どこでも手に入る単1形や単3形などの乾電池を電源とするため、電池切れになってもすぐに交換でき、長時間の釣行や急な釣行にも対応しやすいのが最大の魅力です。
- 本体価格が安め: 充電式に比べて、比較的安価なモデルが多い傾向にあります。初めてエアーポンプを購入する方や、初期費用を抑えたい方におすすめです。
- 予備電池があれば安心: 予備の乾電池を携帯しておけば、万が一の電池切れでも心配ありません。
▼デメリット
- ランニングコスト: 電池を買い続ける必要があるため、長期的に見るとコストがかさむ場合があります。
- 電池の消費: モデルによっては電池の消耗が早く、頻繁に交換が必要になることもあります。

おすすめの用途
- 短時間〜半日の釣行が多い方
- 急な釣行が多い方
- 初期費用を抑えたい方
- 電力供給が不安定な場所での釣りに
- ハピソンや冨士灯器といった有名メーカーからも多くの乾電池式モデルが発売されています。
充電式
▼メリット
- ランニングコストが低い: 一度購入すれば、充電して繰り返し使えるため、長期的に見ると電池代がかからず経済的です。
- 電池を買う手間がない: 釣行のたびに電池残量の心配もなく買いに行く手間も省ける。
- 環境に優しい: 電池ゴミが出ないため、環境への配慮を重視する方にもおすすめです。
- USB充電対応のモデルも増えており、モバイルバッテリーなどからの給電も可能です。
▼デメリット
- 充電の手間: 事前に充電しておく必要があります。充電を忘れると使えないのが難点です。
- 本体価格が高め: 乾電池式に比べて、本体価格が高くなる傾向があります。
- 充電環境の確保: 釣り場で充電できる環境がないと、途中で電源が切れてしまう可能性があります。

おすすめの用途
- 毎回のコストを気にする方
- 頻繁に釣りに行く方
- 電池を買いに行く手間を省きたい方
- 自宅でしっかり充電できる環境がある方
充電池を使う
▼メリット
- 乾電池式のエアーポンプに使用する
- 予備があれば長時間の使用も可能
- 乾電池を買う手間が掛からない
- 繰り返し充電できるのでコスパ最強
▼デメリット
- 初期コストが掛かる
- 1.2Vが多くアルカリ乾電池より若干パワーが落ちる

おすすめの用途
- 乾電池式のエアーポンプを使っている方に特におすすめ
- コストを気にする人
- 仕事が忙しく乾電池を買うのが面倒な方
送風量(吐出量)の重要性
エアーポンプを選ぶ上で、最も重要な性能の一つが「送風量」、または「吐出量」と呼ばれるものです。
これは、エアーポンプが1分間にどれだけの空気を送り出すことができるかを示す数値で、「L/分」という単位で表されます。この数値が大きいほど、より多くの酸素を水中に供給できるため、活きエサや魚の酸欠を防ぐ効果が高まります。
一般的に、小型の活きエサ(アジ数匹程度)であれば0.5L/分程度の送風量でも十分ですが、大型の活きエサや、多くの魚を活かしたい場合は、1.0L/分以上のパワフルな送風量を持つエアーポンプが必要になります。
使用目的やバッカンの容量によって異なりますが、一般的なガイドラインは以下の通りです。
-
小型アジバッカン(10リットル未満)
- 送風量:0.5~1リットル/分
- 目安:小型のバッカンや少量の魚をキープする場合、この程度の送風量で十分です。
-
中型アジバッカン(10~20リットル)
- 送風量:1~2リットル/分
- 目安:中型のバッカンでは、この範囲の送風量が適しています。魚の数や種類に応じて調整が必要です。
-
大型アジバッカン(20リットル以上)
- 送風量:2リットル/分以上
- 目安:大型のバッカンや大量の魚をキープする場合は、より高い送風量が求められます。
送風量を選ぶ際には、以下の点も考慮すると良いでしょう。
- 魚の種類と数:魚のサイズや数によって必要な酸素量が異なります。多くの魚や酸素を多く必要とする魚(例:アオリイカやマグロの稚魚など)を保持する場合は、高い送風量が必要です。
- 水温:高い水温では溶存酸素量が減少するため、夏場などには通常よりも高い送風量が求められます。
特に夏場や水温が高い状況では、酸素が水に溶け込みにくくなるため、普段よりも多くの送風量が求められます。
連続使用時間と電源方式
せっかくエアーポンプを持っていっても、途中で電源が切れてしまっては意味がありません。そのため、連続稼働時間は非常に重要なチェックポイントです。
乾電池式の場合は、使用する電池の種類(単1形、単3形など)や本数や配列方法によって稼働時間が大きく異なります。予備の電池を用意しておくことで、安心して長時間の釣りを楽しめます。
充電式の場合は、バッテリーの容量(mAh)によって稼働時間が決まります。長時間の釣行を予定している場合は、できるだけ連続稼働時間が長いモデルを選ぶか、モバイルバッテリーなどでの給電を検討しましょう。
また、エアーポンプには、常に送風し続ける「常時送風モード」と、一定時間ごとに送風を停止する「間欠モード」を持つものがあります。間欠モードは、電池の消費を抑え、より長時間の稼働を可能にするため、長時間の釣行で活躍します。
その他チェックしたいポイント
防水性と耐久性
釣りの現場では、エアーポンプが水に濡れることは避けられません。そのため、「防水性」は非常に重要な機能です。防水性能はIPXという等級で示され、数値が大きいほど防水性が高くなります。
- IPX4: あらゆる方向からの飛沫による有害な影響がない(防滴)。小雨や水しぶき程度なら問題なく使用できます。
- IPX5: あらゆる方向からの噴流水による有害な影響がない。
- IPX6: あらゆる方向からの強い噴流水による有害な影響がない(水洗い可)。不意に水没させてしまっても安心感があります。
特に活きエサを入れたバケツやクーラーボックスの近くに置くことが多いので、最低でもIPX4以上の防滴性能を持つモデルを選ぶのがおすすめです。より安心して使いたいなら、IPX6相当の水洗い可能なモデルを選ぶと良いでしょう。
静音性
エアーポンプのモーター音は、特に静かな釣り場や移動中の車内で気になることがあります。
休憩している時の動作音が気になることもあります。
また、近くに釣り人がいる場合にはトラブルになる可能性もゼロではありません。最近では、「静音」設計にこだわったモデルも増えています。
釣りの妨げにならないよう、できるだけ音量の小さなモデルを選ぶと快適に釣りを楽しめますが、パワータイプでは動作音が大きくなりがちになる事もあるので、選ぶ際には静音なのかパワータイプなのか確認してから選ぶようにしましょう。
サイズと重量
持ち運びを考えると、コンパクトで軽量なエアーポンプが便利ですが、送風量を考えると単一電池タイプがおすすめです。ただし、特に荷物が多い釣りでは、小型で軽量なモデルを選ぶことで、移動の負担を減らせます。
ご自身の釣具のサイズや収納スペースも考慮して選びましょう。
メンテナンスのしやすさ
エアーポンプを長く使用可能にするためには、適切なメンテナンスが必要です。水洗いできるモデルや、ストーンなどの消耗品が交換しやすい構造になっているかなどもチェックしておくと良いでしょう。
【最新版】釣り用エアーポンプ人気ランキング12選
お待たせしました! ここからは、数ある釣り用エアーポンプの中から、私自身が長年の釣り経験と、価格、性能、使いやすさなどを徹底的に比較検討した結果、自信を持っておすすめできる人気の12機種をランキング形式でご紹介します。
順位 | 1位 | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 |
外観 |
|
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商品名 | PROX HP-2000 |
富士灯器 FP-2000 |
富士灯器 FP-1000 |
富士灯器 FP-800 |
ハピソン YH708B |
防水機能 | 防滴 IPX4 |
水洗い可 IPX6 |
防滴 IPX5 |
防滴 IPX4 |
防滴 IPX4相当 |
電源 | 単一乾電池×2 | 単一乾電池×2 | 単一乾電池×2 | 単一乾電池×1 | 単一乾電池×2 |
強弱切り 替え |
有り | 有り | 無し | 無し | 有り |
送風量 | 強:2L 弱:1.2L |
強:2L 弱:0.9L |
0.6L | 0.8L | 強:1L 弱:0.45L |
連続稼働 時間 |
強:15時間 弱:45時間 |
強:18時間 弱:65時間 |
60時間 | 50時間 | 強:55時間 弱:150時間 |
モーター 寿命 |
約700時間 | 約1000時間 | 約1000時間 | 約1000時間 | 約1000時間 |
音量 | 静音 | パワータイプ | パワータイプ | パワータイプ | パワータイプ |
詳細 | 詳細> | 詳細> | 詳細> | 詳細> | 詳細> |
順位 | 6位 | 7位 | 8位 | 9位 | 10位 |
外観 | ![]() |
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商品名 | ハピソン YH734C |
ハピソン YH739C |
ハピソン YH760 |
ニッソー B2 |
WANKOO |
防水機能 | 水洗い可 IPX6相当 |
水洗い可 IPX6相当 |
水洗い可 IPX6相当 |
防滴 IPX4相当 |
不明 |
電源 | 単一乾電池×2 | 単一乾電池×2 | リチウムイオン電池 | 単一乾電池×2 | 単一乾電池×2 |
強弱切り 替え |
有り | 有り | 有り | 無し | 無し |
送風量 | 強:1.3L 弱:0.6L |
強:1.5L 弱:0.7L |
強:1.5L 弱:0.7L |
1.5L | 2.5L |
連続稼働 時間 |
強:25時間 弱:75時間 |
強:15時間 弱:45時間 |
強:6時間 弱:24時間 オート12時間 |
30時間 | 不明 |
モーター 寿命 |
約1000時間 | 約700時間 | 約1000時間 | 約1000時間 | ー |
音量 | 静音 | 静音 | 静音 | パワータイプ | パワータイプ |
詳細 | 詳細> | 詳細> | 詳細> | 詳細> | 詳細> |
順位 | 11位 | 12位 | |||
外観 | ![]() |
![]() |
|||
商品名 | ダイトウ スーパーブク |
ダイトウ HA-1800 |
|||
防水機能 | 防滴 IPX4相当 |
防滴 IPX3相当 |
|||
電源 | 単一乾電池×2 | 単一乾電池×2 | |||
強弱切り 替え |
無し | 無し | |||
送風量 | 1L | 1.8L | |||
連続稼働 時間 |
30時間 | 60時間 | |||
モーター 寿命 |
ー | ー | |||
音量 | パワータイプ | パワータイプ | |||
詳細 | 詳細> | 詳細> |
初めてエアーポンプを購入する方から、今使っているモデルからの買い替えを検討している方まで、ご自身の釣りのスタイルにぴったりの「最強」の一台を見つけるための参考にしてくださいね。
釣具店やAmazon、楽天市場など、様々なショップで手軽に手に入る製品ばかりを厳選しました。防水性能や送風量、連続稼働時間、静音性など、重要なスペックをしっかりチェックして、後悔のない購入に繋げましょう。
第1位:PROX HP-2000 (プロックス メガエアーHP-2000)
【製品の特徴】
プロックスから発売されている「メガエアーHP-2000」は、まさに釣り用エアーポンプ界のベストバイ(Best Buy)と言える一台です。特に注目すべきは、その高い送風量と静音性、そして非常にリーズナブルな価格です。
富士灯器の同クラス製品に引けを取らないパワフルな送風能力(強:2L/分、弱:1.2L/分)を持ちながら、耳障りなモーター音がほとんど気にならない静音設計が採用されています。
乾電池式でありながら、単1形乾電池2本で強モードで15時間、弱モードで45時間という十分な連続稼働時間を誇り、長時間の釣行にも対応可能です。防水機能もIPX4相当の防滴仕様なので、不意の水しぶき程度なら問題なく使用可能。サイズ感もハピソンの大型モデルとほぼ同等ながら、その性能を考えるとコンパクトで扱いやすいと感じるでしょう。最安値帯で高性能なエアーポンプを探している方には、迷わずおすすめしたいモデルです。
【こんな人におすすめ】
- 活きエサを使った釣りを長時間楽しみたい方
- ポンプの音量が気になる方、静かに釣りをしたい方
- 性能と価格のバランスを重視したい方
- 初めてエアーポンプを購入する初心者の方で、失敗したくない方
第2位:富士灯器 FP-2000
【製品の特徴】
富士灯器の「FP-2000」は、長年にわたり多くのベテラン釣り師から支持されてきた人気の高いエアーポンプです。その最大の魅力は、水洗い可能なIPX6相当の高い防水性能にあります。活かしバケツの近くや、波しぶきが掛かるような状況でも安心して使用可能。丸ごと水洗いができるので、メンテナンスも非常に簡単で、清潔に保ちやすいのもメリットです。
送風量も強モードで2L/分と非常にパワフルで、大型の活きエサや、釣った魚をたくさん活かしたい場合にその性能をいかんなく発揮します。弱モードでも0.9L/分と十分な空気供給能力があり、乾電池式ながら強で18時間、弱で65時間という驚異的な連続稼働時間を実現しています。信頼性と実用性を兼ね備えたおすすめの逸品です。
【こんな人におすすめ】
- 防水性能を最重視する方
- パワフルな送風量を求める方
- 長時間の釣行が多く、電池持ちを重視する方
- メンテナンスのしやすさを求める方
第3位:富士灯器 FP-1000
【製品の特徴】
富士灯器の「FP-1000」は、コンパクトながらも必要十分な送風量と驚くほどの連続稼働時間を両立したエアーポンプです。送風量は0.6L/分と標準的ですが、単一乾電池2本でなんと60時間もの連続稼働時間を実現しているのが特筆すべき点です。これは、日帰りだけでなく、一泊での釣行でも十分対応できるレベルで、電池切れの心配を大きく軽減してくれます。
防水機能もIPX5相当の防滴仕様で、少々の水しぶきなら問題なく使用可能。シンプル設計で強弱切り替えはありませんが、その分、操作に迷うこともありません。価格もお手頃で、非常にコストパフォーマンスに優れたモデルと言えるでしょう。初めてのエアーポンプとして、手軽に良いものを試したい方に特におすすめです。
【こんな人におすすめ】
- コンパクトで扱いやすいエアーポンプが欲しい方
- 長時間の連続稼働を求める方
- 初期費用を抑えつつ、信頼性のあるメーカーの製品を選びたい方
- シンプルな機能で十分な方
第4位:富士灯器 FP-800
【製品の特徴】
第4位にランクインしたのも、やはり富士灯器のエアーポンプ「FP-800」です。このモデルの最大の魅力は、単1乾電池1本で駆動するという手軽さと、それでありながら50時間もの連続稼働時間を誇る電池効率の良さです。荷物を極力減らしたい方や、ちょっとした釣行で活きエサを元気にしておきたい場合に非常に便利です。
送風量は0.8L/分と、小型ながらも必要十分な空気供給能力を持っています。防水機能はIPX4相当の防滴仕様で、一般的な釣りのシーンでは問題なく使用可能。強弱切り替えは非搭載ですが、そのシンプルな操作性は初心者の方でも迷うことなく使えます。とにかく手軽でコンパクトなエアーポンプを探しているなら、このFP-800は外せません。
【こんな人におすすめ】
- 軽量でコンパクトなエアーポンプを求める方
- 乾電池1本で手軽に使用可能なモデルを探している方
- 短時間〜半日の釣行がメインで、荷物を減らしたい方
- 価格を抑えつつ、信頼性のある製品を選びたい方
第5位:ハピソン YH708B
【製品の特徴】
ハピソンの「YH708B」は、圧倒的な連続稼働時間が魅力のエアーポンプです。強モードで55時間、弱モードに至ってはなんと150時間もの稼働時間を叩き出す、まさに長時間釣行の頼れる味方。このモデルがあれば、数日にわたる遠征釣りでも電池切れの心配はほとんどなくなるでしょう。単1乾電池2本でこの稼働時間を実現しているのは驚異的です。
送風量は強で1L/分、弱で0.45L/分と、一般的な活きエサの維持には十分な性能です。防水機能はIPX4相当の防滴仕様で、基本的な防水性は備えています。ハピソンは釣り****用品を幅広く手掛けるメーカーなので、その信頼性も折り紙つきです。とにかく「電池持ち」を最優先したい方に、このモデルはおすすめです。
【こんな人におすすめ】
- 超長時間の釣行が多い方
- 電池効率の良さを最重視する方
- ハピソンブランドに信頼を置いている方
- 予備の電池をあまり持ち運びたくない方
第6位:ハピソン YH734C
【製品の特徴】
ハピソンのエアーポンプ「YH734C」は、水洗い可能なIPX6相当の防水性能と、優れた静音性を両立したモデルです。富士灯器のFP-2000と並び、釣行中に不意に水没させたり、丸ごと水洗いして清潔に保ちたいアングラーにとって非常に心強い機能です。
送風量は強モードで1.3L/分、弱モードで0.6L/分と、安定した空気供給能力を持っています。そして、注目すべきはその静音性。静かな釣り場でポンプの音が気になることなく、集中して釣りに打ち込めます。単1乾電池2本で強モード25時間、弱モード75時間と連続稼働時間も長く、バランスの取れた性能が魅力。ハピソンならではの堅牢な設計も安心感を高めます。
【こんな人におすすめ】
- 防水性と静音性の両方を重視したい方
- 長時間の釣行にも対応できる電池持ちを求める方
- メンテナンスのしやすさを求める方
- アジなどの活きエサを長時間活かしたい方
第7位:ハピソン YH739C
【製品の特徴】
ハピソンのエアーポンプ「YH739C」も、水洗い可能なIPX6相当の防水性が特徴のモデルです。先ほど紹介したYH734Cと同様に、釣行後の水洗いが容易で、清潔に保ちやすいのが大きなメリット。海水での使用可能な構造で、磯釣りや船釣りなど、過酷な環境での使用にも適しています。
送風量は強モードで1.5L/分、弱モードで0.7L/分と、活きエサや釣った魚に十分な酸素供給が可能です。連続稼働時間は強で15時間、弱で45時間と、日帰り釣行には十分な時間を確保できます。堅実な性能と高い防水性で、様々な釣りのシーンで活躍してくれるでしょう。特に防水性を重視するが、価格を抑えたい場合に検討したい一台です。
【こんな人におすすめ】
- 高い防水性能を求める方
- 海水での使用を頻繁に行う方
- 日帰りの釣行が多い方
- ハピソンブランドの信頼性を重視する方
第8位:ハピソン YH760
【製品の特徴】
ハピソン「YH760」は、このランキングで唯一の「充電式」エアーポンプです。リチウムイオン電池を電源とし、USBポートからの充電に対応しているため、モバイルバッテリーなどからも給電ができ、釣り場での充電も可能です。乾電池の買い替えが不要なので、ランニングコストを抑えたい方には特におすすめ。
送風量は強モードで1.5L/分、弱モードで0.7L/分とパワフルな送風能力を持ち、さらに「オートモード」も搭載されています。このオートモードは、一定間隔で送風と停止を繰り返す「間欠モード」のような機能で、電池の消費を抑えながら酸素供給を継続できるため、連続稼働時間を最大24時間(オートモードで12時間)まで延ばすことができます。静音設計も施されており、使い勝手の良い一台です。
【こんな人におすすめ】
- 充電式エアーポンプを探している方
- USB充電に対応したモデルが欲しい方
- ランニングコストを抑えたい方
- 静音性も重視したい方
第9位:ニッソー B2
【製品の特徴】
ニッソーの「B2」は、元々は水槽用として広く知られているメーカーですが、その信頼性と性能から、釣り用としても人気を集めているエアーポンプです。送風量は1.5L/分と非常にパワフルで、大型の活きエサや、多めの魚を活かしたい場合にそのパワーを発揮します。
乾電池式で単1乾電池2本を電源とし、連続稼働時間は30時間と十分な時間を確保。強弱切り替えはありませんが、そのシンプルな構造と安定した送風能力が魅力です。防水機能はIPX4相当の防滴仕様なので、水しぶきには対応できます。水槽用エアーポンプのノウハウが詰まった、実用性の高いモデルと言えるでしょう。価格も手頃で、コスパ重視でパワフルなエアーポンプを探している方には選択肢の一つになるはずです。
【こんな人におすすめ】
- パワフルな送風量を求める方
- 水槽用メーカーの信頼性を重視する方
- シンプルな機能で十分な方
- 手頃な価格で実用的なエアーポンプが欲しい方
第10位:WANKOO
【製品の特徴】
WANKOOのエアーポンプは、その送風量のパワーが際立つモデルです。なんと2.5L/分という大容量の送風能力を誇り、このランキング中でもトップクラスのパワーを誇ります。大量の活きエサを同時に活かしたり、大型の魚を長時間にわたって安定して活かしたい場合に、その性能は非常に頼りになります。
電源は単1乾電池2本を使用するタイプです。ただし、防水機能や連続稼働時間、モーター寿命といった詳細なスペックについては「不明」または「ー」となっており、事前のチェックが必要になります。しかし、とにかく「パワー」を求めるのであれば、選択肢として十分に検討の価値があるでしょう。価格も比較的手頃なことが多いので、安くて最強クラスの送風量を試したい方は、Amazonなどで詳細を調べてみることをお勧めします。
【こんな人におすすめ】
- とにかくパワフルな送風量を求める方
- 大量の活きエサや大型魚を活かしたい方
- 価格を抑えつつ、最強クラスのパワーを手に入れたい方
- スペックの詳細より、実際の送風量を重視する方
第11位:ダイトウ スーパーブク
【製品の特徴】
ダイトウの「スーパーブク」は、その名の通り「ブクブク」という可愛らしい愛称で親しまれてきた、昔ながらのエアーポンプを代表するモデルです。シンプルで堅牢な構造が特徴で、複雑な機能は一切なく、単1乾電池2本を電源とする乾電池式です。
送風量は1L/分と標準的ながらも、安定した空気供給が可能。連続稼働時間は30時間と日帰り釣行には十分な時間を確保できます。防水機能はIPX4相当の防滴仕様で、一般的な釣りのシーンでの使用に耐えられます。昔から変わらないデザインと信頼性が、多くのベテラン釣り師に愛され続けている理由です。安く手に入りやすく、手軽に使えるエアーポンプを求める方には良い選択肢となるでしょう。
【こんな人におすすめ】
- シンプルで手軽なエアーポンプを求める方
- 昔ながらのモデルに安心感を覚える方
- 価格を抑えてエアーポンプを購入したい方
- 短時間〜半日の釣行がメインの方
第12位:ダイトウ HA-1800
【製品の特徴】
ダイトウの「HA-1800」も、シンプルさを追求した乾電池式のエアーポンプです。送風量は1.8L/分とこのランキングの下位ながらも比較的パワフルな空気供給能力を持っており、中〜大型の活きエサにも対応可能です。単1乾電池2本を電源とし、連続稼働時間は60時間と非常に長く、長時間の釣行でも安心して使用可能です。
防水機能はIPX3相当の防滴仕様で、少量の水しぶき程度なら問題ありませんが、上位モデルに比べると防水性は控えめです。しかし、その分、価格を抑えて手に入れやすいモデルとなっています。機能は最小限ですが、送風量と連続稼働時間というエアーポンプの基本的な性能を重視する方には、コスパの良さから検討に値するでしょう。
ただし、私個人が使用した感想ではモーターパワーも弱く、ウッドストーンでは泡のひとつも出なかったので、おすすめではありません。
【こんな人におすすめ】
- 価格を抑えつつ、ある程度の送風量と電池持ちを求める方
- 長時間の釣行でエアーポンプを使いたい方
- 機能はシンプルで十分だと考える方
- 初めてのエアーポンプとして手軽な製品を探している方
釣り用エアーポンプ活用術!より効果的な使い方とおすすめメンテナンス方法
せっかく手に入れたエアーポンプも、その使い方を間違えてしまっては、十分に性能を発揮できません。
ここでは、活きエサや魚の鮮度を最大限に保つための効果的な使用方法と、エアーポンプを長く愛用するためのメンテナンスのコツをご紹介します。これを知れば、あなたの釣りの効率が格段にアップするはずです。
正しい設置場所と注意点
エアーポンプの効果を最大限に引き出すには、設置場所が非常に重要です。
- 活きエサや魚が入ったバケツやクーラーボックスの側面やフタなど、水面より高い位置に設置するのが基本です。多くのエアーポンプには、フタに引っ掛けるためのクリップが付いています。
- ポンプ本体は水に濡れないように注意し、エアーストーン(空気が出る部分)だけを水中に沈めます。防水性能の高いモデルでも、本体が長時間水没するのは避けるべきです。
- 直射日光が当たる場所や、高温になる場所は避けましょう。特に夏場は水温が上がりやすく、活きエサや魚にストレスがかかりやすいため、できるだけ日陰や風通しの良い場所に設置し、水温上昇を防ぐ工夫も必要です。
- 振動が少ない場所に置くことで、静音性を保ち、モーターへの負担も減らせます。
酸欠を防ぐための工夫
エアーポンプを使用していても、いくつかの工夫でさらに酸素供給の効率を高め、酸欠リスクを減らせます。
- エアーストーンの選び方: 細かい泡を出すエアーストーンを選ぶことで、水と空気の接触面積が増え、より効率的に酸素が水中に溶け込みます。
- 適切な水深: エアーストーンは、バケツやクーラーボックスの底近くに設置することで、泡が水中で移動する時間が長くなり、酸素が水に溶け込む効率が上がります。
- 水量の調整: 活きエサや魚の数に対して水量が少なすぎると、すぐに酸素が消費されてしまいます。適切な水量を保つことも重要です。
- 間欠運転の活用: ハピソンの充電式モデルYH760のように、間欠モード(オートモード)がある場合は積極的に活用しましょう。電池の消耗を抑えつつ、必要な酸素を供給できます。
お手入れと保管のコツ
エアーポンプを長く使用可能にするためには、適切なメンテナンスが不可欠です。
- 使用後の水洗い: 特に海水で使用した後は、必ず真水で洗い流しましょう。IPX6相当の防水性能を持つモデルであれば、丸ごと水洗いできます。そうでないモデルでも、濡らした布で拭くなどして、塩分や汚れを落とすことが大切です。塩分はモーターやコードの劣化を早める原因になります。
- エアーストーンの清掃・交換: エアーストーンは汚れや塩分で目詰まりしやすい消耗品です。使用後の塩抜きをおこない、泡の出が悪くなったら交換しましょう。目詰まりしたままだと送風量が低下し、モーターにも負担がかかります。
- 疎水膜の清掃:洗浄する際には電池の蓋をしっかり閉めて、吐出口を逆さまに向けて緩い水流で付着した粉塵や潮を洗い流します。
- 電池の取り外し: 長期間使用しない場合は、乾電池を取り外して保管しましょう。電池を入れたままにしておくと、液漏れを起こして故障の原因になることがあります。
- 乾燥させて保管: 洗った後はしっかりと水分を拭き取り、風通しの良い場所で完全に乾燥させてから保管してください。湿気が残っているとカビやサビの原因になります。
- 直射日光を避ける: 保管場所は、直射日光が当たらず、温度変化の少ない涼しい場所を選びましょう。
目的別!おすすめのエアーポンプ選び|釣りによって変えましょう!
ここまで、エアーポンプの選び方や人気のモデルを見てきました。しかし、「結局、自分にはどれがベストなの?」と感じている方もいるかもしれませんね。
ここでは、あなたの釣りの目的やスタイルに合わせて、どのエアーポンプがおすすめなのかを具体的にご紹介します。最強の一台を見つけるための最終チェックです。
ヤエン釣り・泳がせ釣りにはこれ!
ヤエン釣りや泳がせ釣りは、活きの良いアジなどの活きエサが釣果を大きく左右します。
エサが弱ってしまうと、ターゲットの食いつきが悪くなるだけでなく、遠投もしにくくなります。そのため、これらの釣りでは「送風量のパワフルさ」と「連続稼働時間の長さ」、そして「防水性」が特に重要になります。
- PROX HP-2000 (プロックス メガエアーHP-2000): 強モードで2L/分という大容量の送風量に加え、15時間の連続稼働時間(強モード)を誇ります。さらに静音性も高く、エサに与えるストレスを最小限に抑えたい場合に最適です。価格も手頃で、コスパは最強クラスと言えるでしょう。
- 富士灯器 FP-2000: IPX6相当の水洗い可能な高い防水性が魅力。強モードで2L/分と送風量も文句なしで、連続稼働時間も18時間(強モード)と非常に長く、荒天時や長時間の釣行でも安心して使えます。信頼性と耐久性を重視する方におすすめです。
- ハピソン YH734C: IPX6の防水性と優れた静音性を兼ね備えています。送風量も強で1.3L/分と十分で、連続稼働時間も25時間(強モード)と長めなので、活きエサを長時間元気にしておきたい場合に活躍します。
アユの友釣りにはこれ!
アユの友釣りでは、オトリとなるアユを長時間元気な状態で維持する必要があります。特にアユはデリケートな魚なので、水中の酸素濃度が低下するとすぐに弱ってしまいます。そのため、「連続稼働時間の長さ」と「静音性」が重視されます。また、川での使用を考えると「防水性」も重要です。
- ハピソン YH708B: 弱モードでなんと150時間という驚異的な連続稼働時間を誇り、数日にわたる釣行でも電池切れの心配がほとんどありません。静音性も高く、デリケートなアユにもストレスを与えにくいでしょう。電池持ちを最優先するなら、この一台がベストです。
- ハピソン YH734C: 高い防水性(IPX6)と静音性のバランスが取れています。連続稼働時間も弱モードで75時間と十分長く、川での使用にも耐えられる耐久性も魅力です。
- PROX HP-2000 (プロックス メガエアーHP-2000): 高い静音性と、弱モードで45時間の連続稼働時間が魅力。価格も手頃なので、コスパ良く静音性の高いエアーポンプを手に入れたい方におすすめです。
釣った魚を活かすならこれ!
釣った魚を美味しく持ち帰るためには、できるだけ鮮度を保つことが大切です。特に活き締めにして持ち帰りたい場合などは、クーラーボックス内で魚が酸欠にならないよう、適切な酸素供給が必要になります。この目的では、「送風量のパワフルさ」と「防水性」、そして「連続稼働時間」がポイントになります。
- 富士灯器 FP-2000: 水洗い可能なIPX6の高い防水性能は、魚を入れたクーラーボックスの近くで使う際に非常に安心感があります。強モードで2L/分というパワフルな送風量で、比較的大きな魚や多めの魚を活かすのに適しています。
- ハピソン YH760 (充電式): 充電式なので電池代がかからず、長期的に経済的です。IPX6の防水性能に加え、オートモードを使えば最大24時間の連続稼働時間が可能。帰りが遅くなる釣行でも安心して魚の鮮度を保てます。USB充電に対応しているのも便利な点です。
- ニッソー B2: 水槽用メーカーならではの安定した送風能力(1.5L/分)が魅力。乾電池式で30時間の連続稼働時間があり、シンプルな機能でパワフルに魚を活かしたい方に適しています。価格も手頃で、手軽に導入したい方におすすめです。
【釣り用エアーポンプをレビュー】プロックスと富士灯器を比較
釣りで活きエサを使うなら、エアーポンプは必須アイテム。特にヤエン釣りではアジを元気に保つことが釣果に直結する。今回は、実際に釣り場で試した2台のエアーポンプ「プロックス メガエアー HP-2000」と「富士灯器FP-2000」を比較し、最終的にプロックスを選んだ理由を紹介します。
最初に使ったのは「富士灯器FP-2000」。釣具店の店員も「パワーがあって、動作音も大きめなので電池が切れた際もわかりやすい」と太鼓判を押していた。たしかに送風量は毎分2Lと十分で、エアーの勢いもしっかりしていた。
でも、いざ夜の堤防で使ってみると、思った以上に「ブゥゥゥゥ…」という動作音が響く……。

ポイントに向かう車内でも気になったけど、釣り場でもなかなかの動作音ですね
でもこの動作音は私的にはOKです。
音に関しては意外と車内で休憩している時は少し気になるかもしれません。
ただ、さすがにIPX6の防水性能。
小雨が降り出しても安心できる防水性。
特に対策を施さなくとも良いので、さすがIPX6の防水性を誇るFP-2000と感じた。
プロックス メガエアー HP-2000の使用感
そんなわけで、もっと静かで同じくらい強力なエアーポンプを探して見つけたのが「プロックス メガエアー HP-2000」。
これが大正解だった。
まず、動作音がめちゃくちゃ静か! 夜釣りでもほとんど気にならないし、仲間との会話も邪魔しない。
送風量も富士灯器FP-2000と同じく毎分2Lだから、アジも元気いっぱい。
さらに、防水性もIPX4と、それなりにしっかりしていて、水しぶきがかかる程度なら問題なし。多少の雨なら慌てる必要がないのはありがたい。

実際は逆さまにしながらスイッチをONにしながら水を掛けて洗っても大丈夫でした
そして何より、価格が富士灯器FP-2000よりも安い! エアーポンプは消耗品だから、コスパが良いのはかなりのメリットです。
ちょっと気になるデメリット
ただし、プロックスには一つだけ弱点がある。
それは動作音が静かすぎて「電池残量が分かりにくい」こと。
富士灯器FP-2000は電池が減ってくると音で気付けるけど、プロックスは静音なので動作を確かめる際には近くまで行って耳を傾けないと動いてるのか止まりかけなのかわかりにくい。
いきなり止まって、気づいたらアジが酸欠……なんてことにならないよう、ある程度の時間が経てば動作確認は必須だ。
これが釣りしているとなかなか邪魔くさいんだわ…。
結局どっちがいい?
正直、価格が同じなら富士灯器FP-2000の「電池切れの分かりやすさ」は魅力的。でも、実際はプロックス HP-2000の方が安くて静か、防水性も安心なので、コスパ重視ならヤエン釣りにはこっちの方が合っていると感じた。
特に夜釣りが多い人や、できるだけ静かに釣りをしたい人にはプロックスがおすすめ。
もし富士灯器FP-2000を使うなら、釣り場に向かう道中の車内でエアーポンプの音が気にならない人や、電池切れに敏感にな人向けかもしれませんね。

結局、私はプロックス メガエアー HP-2000を愛用中。
コスパも良いし、釣り場でのストレスも少ないので、エアーポンプ選びで迷っているなら試してみる価値ありです!
釣り用エアーポンプに関するよくある質問をランキング!
エアーポンプの購入や使用にあたって、様々な疑問が浮かぶことがありますよね。ここでは、ユーザーからよく寄せられる質問とその回答をまとめました。
あなたの疑問を解消し、安心してエアーポンプを使えるようになるための参考にしてください。
Q1:電池はどれくらい持ちますか?
A1: エアーポンプの電池の持ち時間は、モデルや使用する乾電池の種類、そして送風モード(強/弱/間欠)によって大きく異なります。一般的な乾電池式エアーポンプの場合、単1形乾電池2本で数10時間から長いものでは100時間以上連続稼働するモデルもあります。
例えば、PROX HP-2000は強モードで約15時間、弱モードで約45時間。ハピソン YH708Bに至っては、弱モードで150時間という驚異的な稼働時間を誇ります。充電式のハピソン YH760であれば、オートモードで約12時間、弱モードで約24時間の連続稼働が可能です。
釣行の時間や頻度に合わせて、ご自身の使用目的に合った連続稼働時間を持つモデルを選ぶようにしましょう。予備の乾電池を携帯したり、充電式の場合はモバイルバッテリーからの給電も検討すると安心です。
Q2:海水でも使えますか?
A2: ほとんどの釣り用エアーポンプは、海水での使用を想定して設計されています。ただし、海水はモーターや内部部品の腐食を早める可能性があるため、使用後のメンテナンスが非常に重要です。
特にIPX6相当の防水性能を持つ「水洗い可能」なモデル(例:富士灯器 FP-2000、ハピソン YH734C、ハピソン YH739C、ハピソン YH760など)であれば、釣行後に真水で丸ごと洗い流すことができるため、塩分による劣化を防ぎ、長く使用できます。
IPX4などの防滴仕様のモデルでも海水での使用は可能ですが、本体を水没させないよう注意し、使用後は固く絞った布で塩分を拭き取るなど、丁寧なケアを心がけましょう。
Q3:どれくらいの大きさの魚まで活かせますか?
A3: エアーポンプで活かせる魚の大きさや数は、エアーポンプの「送風量(吐出量)」、クーラーボックスや活かしバケツの「容量」、そして「魚の種類や活性」によって変わります。
一般的に、アジやイワシなどの小型の活きエサであれば、0.5L/分程度の送風量でも数匹は活かせます。しかし、チヌやシーバス、青物などの大型の魚を活かしたい場合や、多くの魚を活かしたい場合は、1.0L/分以上のパワフルな送風量を持つモデル(例:PROX HP-2000、富士灯器 FP-2000、ニッソー B2、WANKOOなど)がおすすめです。
魚の大きさに加えて、水温が高く酸素が溶けにくい夏場などは、より高い送風量が求められます。ご自身の釣りのターゲットや、一度に活かしたい魚の数を考慮して選ぶようにしましょう。
Q4:ポンプの音が気になります
A4: エアーポンプのモーター音は、特に静かな釣り場や夜間の釣行で気になることがありますよね。魚への影響を心配する声も聞かれます。
最近のエアーポンプには「静音設計」にこだわったモデルが増えています。例えば、PROX メガエアーHP-2000やハピソン YH734C、ハピソン YH760などは、静音性に優れていると評判です。これらのモデルは、モーターの振動を抑える工夫がされていたり、ケースの設計によって音量が低減されています。
もし今お使いのエアーポンプの音が気になる場合は、静音性の高いモデルへの買い替えを検討するか、エアーポンプと活かしバケツの間にタオルなどを挟んで振動を吸収するなどの対策も有効です。
Q5:100均の釣り用エアーポンプは使える?
A5: 100円ショップで販売されているエアーポンプも、一時的な使用や、ごく少量の小型活きエサを短時間活かす目的であれば使用可能な場合があります。しかし、本格的な釣りでの使用や、長時間の酸素供給にはあまり向いていません。
100均モデルは、送風量が少なかったり、連続稼働時間が短かったり、防水機能がほとんど備わっていないなど、性能面で限界があることが多いです。また、モーター寿命も短く、耐久性にも期待できない場合があります。
大切な活きエサや釣った魚の鮮度を守るためには、やはり釣り用品メーカーが開発した、信頼できる性能を持つエアーポンプを購入することをおすすめします。上でご紹介したランキングのモデルは、価格と性能のバランスが取れたものが多く、コスパに優れた選択肢となります。
Q6:水槽用エアーポンプと釣り用エアーポンプの違いは何ですか?
A6: 基本的な空気供給の機能は同じですが、水槽用エアーポンプと釣り用エアーポンプにはいくつかの違いがあります。
- 電源: 水槽用は家庭用コンセントから給電する交流(AC)電源タイプが主流ですが、釣り用はフィールドでの使用を前提としているため、乾電池式や充電式の直流(DC)電源タイプがほとんどです。
- 防水機能: 釣り用エアーポンプは、水しぶきや不意の水没に備えて、IPX等級での防水性能が明記されているモデルが多く、中には水洗い可能なモデルもあります。水槽用は屋内で使用するため、高い防水性は求められないことがほとんどです。
- サイズと携帯性: 釣り用は持ち運びやすさを考慮してコンパクトで軽量に設計されています。
- 耐久性: 釣り用は屋外での過酷な使用に耐えうるよう、衝撃に強い構造や耐久性のある素材が使われていることが多いです。
一時的に水槽用を代用することもあるかもしれませんが、釣りで安全かつ確実に性能を発揮させるためには、やはり釣り用として開発されたエアーポンプを選ぶのがベストです。
まとめ:釣り用エアーポンプ人気ランキング!おすすめはコレ!!
今回は、活きエサを使った釣りや、釣った魚の鮮度を保つ上で欠かせない釣り用エアーポンプについて、その必要性から種類と選び方、そして人気の12機種を徹底的に比較したランキング形式でご紹介しました。
エアーポンプは、単なる釣具の一つではなく、あなたの釣果を左右し、釣りの満足度を大きく高めてくれる「活きエサの生命線であり、魚の鮮度を守る守護神」と言えるでしょう。
もう一度、あなたの釣りのスタイルに合わせたおすすめの選び方をまとめます。

とにかくパワフルな送風量を求めるなら
- PROX HP-2000 (プロックス メガエアーHP-2000)
- 富士灯器 FP-2000
- (未知数だがWANKOOも候補に)
大型の活きエサや、多めの魚を活かす際に活躍します。

長時間釣行で電池持ちを最重視するなら
- ハピソン YH708B
- PROX HP-2000 (プロックス メガエアーHP-2000)
- 富士灯器 FP-1000
驚異的な連続稼働時間で、電池切れの心配を軽減してくれます。

防水性やメンテナンスのしやすさを重視するなら(水洗い可)
- 富士灯器 FP-2000
- ハピソン YH734C
- ハピソン YH739C
- ハピソン YH760(充電式)
水濡れに強く、釣行後のケアも簡単で清潔に保てます。

静音性も譲れないなら
- PROX HP-2000 (プロックス メガエアーHP-2000)
- ハピソン YH734C
- ハピソン YH760(充電式)
ポンプの音が魚に与えるストレスを抑え、集中して釣りに打ち込めます。

ランニングコストを抑えたい、USB充電の便利さを求めるなら
- ハピソン YH760
唯一の充電式で、繰り返し使えて経済的です。
今回ご紹介したエアーポンプは、どれもユーザーからの評価が高く、信頼できる製品ばかりです。ご自身の釣りの頻度、対象魚、移動時間、そして予算などを考慮し、ぜひあなたにとっての「最強の一台」を見つけてください。
適切なエアーポンプを選び、正しく使用し、丁寧にメンテナンスすることで、あなたの釣りはもっと楽しく、もっと豊かなものになるはずです。
次回の釣行では、ぜひこの記事を参考に、エアーポンプのメリットを最大限に活かして、最高の釣果を手に入れてくださいね!
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