こんにちは あきです。
今回はヤエン釣りを始めたいけれど仕掛け、使う道具(タックル)は何から揃えればいいのか分からないヤエン初心者向けに、ヤエンを始める為の仕掛けや作り方、道具(タックル)について解説します。
ベテランヤエン師にはには参考にもなりませんが、これからヤエン釣りを始めたいって人が居れば最低限必要な仕掛け類や道具を載せていますのでシェア頂ければ嬉しいですw
大枠でヤエン釣りする為の道具紹介なので、これだけの仕掛けや道具を持っていけばヤエン釣りが取り敢えず始められるって感じですw
では早速いってみましょう!!
ヤエン釣り仕掛けの全体図
まず最初にヤエン釣りを始めるにあたって仕掛けや道具(タックル)の全体感を知らなければ、何が必要なのかも分からないと思いますのでイラストにしてみましたので全体感を参考にして下さい。
- ライン(ナイロン2号~3号)
- ヤエンストッパー(有る方が良い)
- ヨリ戻し(必ず必要)
- 針・オトリフックとも言う(カン付きチヌ針3号~5号)
ヤエン釣りの仕掛けは魚釣りと比較しても殆ど道具は使いません。
上記4点のみです。
【仕掛け①】ヤエン用ライン(釣り糸)
ヤエンラインの種類
ヤエンライン(糸)は大きく分けてナイロンライン、フロロカーボンライン、PEラインと有ります。
これからヤエン釣りを始めようと考えてる方には同じ太さでも強度もあり、しなやかで扱いやすいナイロンラインが良いのではないでしょうか?
フロロカーボンラインはライン自体が固く比重が重いので、ヤエン釣りのように置き竿中心の釣りに使うとライン自体がどんどん沈んでいくので根掛りが起こりやすくなるので避けた方が無難です。
ナイロンラインがおすすめ
一方、ナイロンラインはフロロカーボンラインに比べても比重も軽く海水に漂う感じになり、柔らかくて扱いやすく価格も比較的安価なので使うならナイロンラインがおすすめです。
ナイロンラインはフロロに比べて強度が劣ると思われがちですが、同じ太さならフロロカーボンラインよりナイロンラインの方が強いので、これからヤエン釣りをするならナイロンラインを使用する方が良いでしょう。
PEラインは慣れてから
暫くして慣れて来て自分なりのヤエン釣りが出来るようになってくればPEラインを使っていっても面白いかもしれません。
ただし、PEラインの殆どは表にも有るように、海水に対しての比重が軽く作ってあるモノが殆どです。
なのでヤエン仕掛けにPEラインを導入する場合は、海水よりも比重が重い物を選択するようにして下さいね
海水を1と考えるなら、1以上が理想です。
重すぎず軽すぎない丁度良い浮力が根掛りを軽減してくれるでしょう!
太さについては0.6号~1.2号の範囲で良いですがヤエン釣りにPEラインを使う場合は必ずリーダーを接続して使用して下さいね!
ラインの太さ
釣具店に行けばたくさんの種類のラインが並んでおり、太さは号数やポンド(lb)表記になっています。
ヤエン釣りで使用するならナイロンライン2号~3号で良いと思います。
ポンドで言う所の8ポンド~12ポンドあたりでしょうか・・?
一つ選べって言われるなら2.5号を選んでおけばほぼ間違いないでしょう!
- 2号⇒ 8lb
- 2.5号⇒ 10lb
- 3号 ⇒12lb
こちらのラインはX-TEX採用し低伸度でありながらナイロンラインの弱点である伸びを少なくしており、ヤエン仕掛けとして管理人も使用してますがおすすめです。
ヤエン専用と銘打ったライン(糸)もたくさん有りますが、それらを使用してきた管理人がヤエンの滑りや根ズレ強度、ナイロンラインよりも比重がありフロロカーボンラインよりも軽い比重・・・
このラインは胸を張っておすすめ出来るラインですので興味が有れば試してみて下さいね!
ラインカッター
ラインを結んだり結び直したりする際に忘れてはいけない小物の中に、ラインカッターとラインカッターを留めておくピニオンリールが有ります。
ピニオンリールはライフジャケットなんかに安全ピンで取り付けでき、ナスカンにラインカッターを取り付けられるので非常に便利です。
足場が悪い釣り場で一回、一回ラインをカットする度に、道具箱まで行ってハサミを出していると手間で仕方ありませんのでこれからヤエン釣りを始めようと考えているなら、仕掛けの修復がその場でできるように、ラインカッターは揃えておきましょう!
【仕掛け②】ヤエンストッパー
ヤエンストッパーはオトリフックの手前に付ける仕掛けとなります。
ヤエンストッパー有無には賛否両論ありますが一応目的をお伝えすると・・・
この二点で主に使用します。
私の作成してるヤエンは合わせ掛けする方法とヤエンストッパーで跳ね上げて掛ける方法で使えるツーウエイヤエンです。
管理人のヤエンのようにラインを緩めて跳ね上げるヤエンの場合にはヤエンストッパーが不可欠ですので揃えておくようにして下さい。
ヤエンストッパーを付ける位置はスナップスイベルの結び目から2~4センチ離したところ位で問題は有りません。
小さな小物ですが役割は大きく無くてはならない小物かもしれませんね
未だ売れ続いてるのがその評価の証しだと思います。
【仕掛け③】オトリフック(アジに掛ける針)
オトリフック
オトリフックとはエサのアジに引っ掛ける為に使う針のことを言います。
この針が無ければエサのアジを付ける事も出来ないので必ず揃えるようにして下さいね
又、道糸に直でオトリフックを結ぶとラインにヨリが掛かりトラブルの元となるので、画像のようにスナップスイベルを介して接続するようにしましょう!
上から針、スナップスイベル、針にスナップスイベルを取り付けた物となります。
針とスナップスイベルそれぞれ単品ですが20年以上ヤエン釣りをしてきて一番使いやすくトラブルが少ない組み合わせと思います。
ヤエン道具をみていると、最初から針とスイベルが合体した物も販売されていますが、大抵の場合使っていると針先の鈍りが早くてアジに刺し難くなる印象があります。
カン付きチヌ針は出来るだけ財布に優しく高品質な50本入りのバラ物を購入するようにして下さいね。
管理人はカン付きチヌ針とスナップスイベルを別々に購入し繋いで使用しています。
理由は針が鈍ってきた場合に針だけ変えられて経済的なのと、こちらのローリングスイベルの性能がダントツに高いからです。
良くある針付きのタル型スイベルと違い写真のパワースイベルタイプは強度も高く回転力もバツグンでヤエン釣りで起こりがちな糸ヨレが激減するのでおすすめです。
スナップスイベル
私が使用しているパワースイベルはサルカンで定評のあるNTスイベルさんのものでセーフティースナップNTパワーの#8です。
インタースナップNTパワーのパワースイベルは私が使用しているモノよりも更に強度があるパワーです。
※スナップ形状はインタースナップの方がセーフティースナップより大きくなります。
また、サイズは#10が一番小さくなり、ラインが結びにくいと感じるなら#8がおすすめです。
アジの事を考えるなら一番小さなスイベル一択かもです(番号が小さくなるほどモノは大きくなる)
私はセーフティースナップNTパワーの#8なのでラインを結ぶ時に少し苦労しますがアジの事を考えると強度さえ確保できるなら小さい方が絶対に良いと考えています。
ヤエン釣り道具
ヤエン釣りは浮きなど使わないシンプルな仕掛けなので、道具類も難しく考える必要はありません。
道具は3つあれば完璧
- ロッド(磯竿1号~2号)
- リアドラグリール(2500番~3000番)
- 取り込み時に使うギャフないしは玉網
道具に関しても上記3点があれば取り敢えずはヤエン釣りは始められますので、先ずはヤエン釣りの仕掛けに使うモノと道具類を揃えるようにして下さいね
ロッド号数、ラインの太さなどは幅を持たして載せていますので、後は自分のベストを見つけて下さいね!
ヤエン釣りに必要な仕掛け類、道具(タックル)を順番に説明しますね。
【道具①】ヤエンロッド(竿)
ヤエン専用ロッドじゃなくていい…。
ヤエン釣りに使う竿(ロッド)は専用品から代用できるロッドまで色々有ります。
逆に言えばこの道具でないといけないとか「ヤエン仕掛けには絶対この仕掛けやタックルで!」なんて事も有りませんw
ただ、ベストな道具とベターなタックルってのは魚釣りのみならずヤエン釣りにも有りますw
釣り道具屋さんに行けば、それこそたくさんの竿(ロッド)が並べられており、どの釣り竿を選べば良いのか困る事でしょう
なので、ここでは大体こんな竿を選べば問題なく使えるであろうって視点でご説明します。
あとは値段を見て財布と相談しながらどの道具にすればいいか決められれば良いと思います。
竿は一度揃えるとそれほど頻繁に買う事は無い道具の一つなので、初心者の人ほど本当は最初から良い竿を選ばれるほうが良いかもしれませんが、続けるかどうか分からないのにいきなり高額な道具はって気持ちも分かります。
なので敷居の低い入門用の竿(安価)から始めて見るのも悪くは有りませんねw
竿の種類
ロッドには大きく分けて2種類あります。
インターラインロッドとアウトガイドロッド。
インターラインロッドは竿の中にラインを通して使うので穂先ガラミに強いのが特徴。
アウトガイドロッドは竿にあらかじめガイドが付いておりそこにラインを通して使用します。
一番のメリットは竿本来の繊細さとテーパーバランス(曲がり)が出せるので釣趣に拘る方が使っている印象が有ります。
それぞれ一長一短がありますが、これからヤエン釣りをされるならヤエン投入時や仕掛けの交換時など、ロッドの先にラインが絡まるなんて事が頻繁に起きるでしょう。
竿先にラインが絡まるなどのトラブルが頻繁に起きれば思わぬアクシデントに繋がりかねません。
インターラインロッド
この章ではインターラインロッドのメリットとデメリットを見てみましょう!
メリット
- ヤエン投入時など竿先に仕掛けが絡まりにくく絡まってもほどけやすい
- 風が強い時でもラインがバタつかずトラブルが少ない
デメリット
- 竿先がどうしても太くなる
- 感度が悪くなる
- 他諸々
このようにインターラインロッドの最大のメリットは竿先に絡みにくいって事です。
釣り初心者ほどヤエン投入時や仕掛けの交換時など穂先ガラミを起こしやすく、下手すれば「ポキ」なんて事も珍しくありませんので最初のうちはトラブルも少なく使いやすいインターラインロッドがおすすめかもしれませんね
磯釣り用の竿か専用ロッドを選ぶ
先ずはヤエン釣りで使うならロッドを選ぶジャンルを絞らないといけませんね!
ここではヤエン釣りに使う竿(ロッド)のジャンルとしては磯竿の中から選ぶようにして下さい。
最近ではアオリイカ釣り専用ロッドと銘打ったモノも多くありますが、予算に合わせて選べばOK
ロッドの長さ
長さは4.2メートルから5.3メートルの範囲で自分が取り回しし易い長さを選べばOKです。
竿(ロッド)の長さが長い方がライン角度が付いてヤエンが滑りやすいと考えがちですが、例えば4.6メートルと5.3メートルと比べても殆ど変わりません。
なんので初心者アングラーは先ずは自分の取り回し優先で考えれば良いと思います。
いきなりゴリゴリの地磯に行く事も無いでしょうし、メインフィールドは波止やイカダでしょうから選ぶ際は取り回し重視で選ぶ事をおすすめします。
ロッドの硬さ
次いでロッドには硬さがあり磯竿の場合これを号数表記しています。
ヤエン釣りの場合は1号~2号の範囲で選ぶようにすれば最初は問題ないと思います。
持ってみて少し柔らかいと感じるかもしれませんが、1号~2号位が一番、使いやすくてヤエン釣りのスタンダードな硬さと思います。
こちらの竿は比較的安価で購入しやすい竿になります。
先ずは価格重視で行くならこの辺りが使いやすいかもしれませんw
【道具②】ヤエン専用リール
リアドラグリール
レバーブレーキリールを使ったヤエン釣りをされてる方も増えてきましたが、どちらかというとリアドラグリールを使ってる人がまだまだ多いのが現状。
竿と違ってこちらは専用品と謳った道具が割と安く手に入れられますw
画像にあるリアドラグリールがそれです。
私自身も時々使いますがLBブレーキリールに比べて確かに操作性は劣りますが、入門用としては十分なスペックを有しておりまだまだ全然使えますw
このリールは画像にも有るように後ろにドラグレバー(ファイティングレバー)を搭載しておりアタリがあってもレバーを動かしておく事によりスムーズラインが出ていきます。
又、寄せてる際、アオリイカが急に走り出した際などにライン放出をレバーひとつで一発解放出来るようになっていますので急な動作が必要になった時には便利かと思います。
デメリットとしてはレバーブレーキリールと違って、レバー操作しないといけないのでロッドを持っていない方の手を使わなければならない事です。
レバーブレーキリールはロッドを持ってる手の人差し指1本で操作できるメリットが有ります。
このリアドラグリールは大体、竿と同じ位の金額かそれ以下の金額を出せば手に入れられます。(ラインは別に購入する必要があります)
ハンドル一回転当たりの巻取りスピード数種類有りますがヤエン釣りで使う場合は巻取りの早いHG(ハイギア)がおすすめです。
画像のリールは私物で現在は販売されていませんが、ノーマルギア搭載のポピュラーなタイプw
なのでハンドル一回転当りの巻取り長が71センチしかありませんので、ハイギアと比べれば仕掛けの回収時なんかには余計にハンドルを回す必要がありますw
現在販売されている後継機のアオリスタBB2500(下画像)ですとハンドル一回転当たり74センチの巻取り量となります。
アオリスタBB にはハイギアを設定した機種(C3000HG)もラインナップされています。
ハンドル一回転当たりの巻取り量が89センチでノーマルギアと比べればより一層仕掛けの回収が早く出来ます。
価格も少し違う位で重さも殆ど変わりませんので購入されるなら個人的にはこちらのリールがおすすめ機種となります。
【道具③】イカギャフと玉網
ここからはアオリイカの取り込みで使う道具の一つであるギャフと玉網について解説します。
イカギャフって釣りの経験が余りない人からすればなに?って思うでしょうねw
私も最初の頃はアオリイカを取り込む時に使う道具にギャフを使うって頭が無かったです。
最初に思いつくのが玉網w
それも釣具屋さんで玉の柄と網がセットになって売ってるやつw
私もセットの玉の柄を使っていますが、今では先の部分だけ網からギャフに変え網は使わないようになりました。
ギャフのメリット
- 取り込み時にイカが驚きにくい
- 墨を掛けられにくい
- ヤエンを外すのが簡単
- 網よりコンパクト
- 使用後の手入れが楽チン
ギャフのデメリット
- 管理を怠ると危ない
- アオリイカにキズが付く
イカギャフを使うメリットとデメリットとしてはこんな感じかなぁ~
デメリット部分が思い当たらない
他にもあるかもしれませんが・・・
玉網は使わない方が良い
玉網の場合は玉網と玉の柄がセットになった物も販売しています。
一見、玉網の方が掬いやすいように思えますが、玉網の場合は網自体の大きさでアオリイカを驚かしたりして非常に掬い難く、上手く掬えても後の処理(ヤエンが網に絡まる)も大変なので初心者ほどギャフを使用した方が取り込みしやすいと思います。
掛ける場所は画像の青丸部分に引っ掛けるようにするとアオリイカのロート部(噴射口)が下に向くので墨を掛けられなくて済みます。
玉の柄の長さ
長さに関しては釣具店に行けばいろいろ有ると思いますが、最初の1本は5メートル前後を購入すれば大体は対応出来ると思います。
良く勘違いされるのはなるべく早く取り込みたいが故、玉の柄を目一杯振り出して取り込む事を考えがちですが、これでは幾ら熟練者でも距離感や玉の柄の重量を考えると一人で取り込むのは難しくなります。
イカギャフは画像のパラソル型が狙いを絞らなくても掛けやすくて便利です。
こちらのギャフを玉の柄に繋いで使います。
下画像が玉の柄
玉の柄とギャフをジョイントさせたものが下の画像となります。
ネジ式になってるので手でねじ込んで行くだけで簡単に装着出来ますが、実釣時には時々緩みが無いか確認はしておいた方が良さそうです。
ネジ自体に長さが有るんで少しくらい緩んでいても外れたりはしませんが、一応使うごとに確認しておきましょう!
どうしてもギャフは苦手とゆう人には玉の柄と玉網がセットのコチラの道具がおすすめです。
しかし玉網を地磯や沖磯で使う場合は取り込み時に注意しないと手前の牡蠣殻やフジツボ、カメの手に引っ掛かりやすく大物だと大変だと思います。
良く見る光景では玉網が磯や波止の貝類に引っ掛かるのを嫌ってそのまま持ち上げようとして玉の柄を折る人が多いですので出来ればギャフにしましょう!
【道具④】アジバケツ(アジ活かしバッカン)
アジバケツの選び方
ヤエン釣りに無くてはならない道具がエサの活きアジを入れておくバケツですが初心者アングラーほど小さめのバケツに大量の活きアジを入れがちですw
余り欲張って入れてもアジが死んだり、弱ったりしてしまいますので釣行時間や入れる量に合わせたアジバケツを選ぶようにして下さい。
あくまでも目安としては1日8時間の釣りで必要なエサの数は15匹~20匹位(竿を出す本数による)海水1リットルに対して1匹を目安にして頂き20匹持っていくなら20リットル程の海水が入るバケツにしましょう!
しかしこれはあくまでも目安なので水温の下がる冬季は少し小さいアジバケツに20匹でも大丈夫かもしれませんし水温が高まる春季には少し大きめが良い場合も有ります。
どちらにせよアジの大きさや季節によって変化しますので、第一精工のアジバケツなら大き目のアジバケツを購入して、後は海水の量で調整してみるのがおすすめかもしれません。
活きアジを元気に生かしておくには深さよりも面積が必要です。
アジバケツの他にバッカンタイプもあります。こちらは少しスポーティーでベテラン風な感じですw
こちらはエアーポンプが2台入るタイプでおすすめです。
こちらはエアーポンプが1台しか入らないタイプ
アジすくい網の選び方
アジネットとして販売されているモノはアジを掬った際にアジが横向きになるように細めの長方形に作られています。
この手のすくい網はバケツにアジがたくさん入っている状態なら掬いやすいですが、バケツ内のアジが少なくなってくるとアジが逃げ回って救いにくくなります。
バケツ内でアジを追い回すとウロコが取れて弱りが早くなりますので管理人は少し大きめの網を使ってサッと掬っていますよ。
※丸型バケツに角形の網の場合、救いにくいかもしれないので骨組みを臨機応変に曲げて使う方が掬いやすいです。
こちらのすくい網ならフレームも柔らかめなので容易に手で曲げれると思います。
【道具⑤】エアーポンプ
エアーポンプはヤエン釣りをする上では仕掛け云々よりも大切なものです。
アオリイカ釣りは活きエサを使うので、必ず揃えるようにして下さいね
ヤエン釣りをする時期や活きアジの量にもよりますが、エアーポンプは2基掛けが基本となります。
故障時も2基あれば何とか釣りは続行できますし、電池切れの際にもどちらかが動いていれば最悪の事態は避けられますので、予算に余裕が有れば2基揃えておくようにして下さい。
エアーポンプを選ぶ際には単一電池2個使用して、送風量が毎分1L~2Lの範囲で選ぶと問題ないかと思います。
【道具⑥】三脚竿受け
竿受けは三脚が便利
竿受けに関してはイカダや防波堤では磯のようにピトンを差す事が出来ないので三脚が便利です。
転倒防止の為に真ん中には水汲みバケツや重しをブラ下げて使うのが一般的です。
足の長さがそれぞれ変えれますので使い方によっては磯でも使えなくはないですがイカダや防波堤限定と思ってください。
磯で使うには大き過ぎて荷物になりますし、風にも弱いので磯ではシンプルで簡単なピトンを使用するようにしましょう!
又、三脚とは別にバッカンやアジバケツに装着して使う竿受けも人気です。
三脚ほど大きくなく携帯性にも優れてるのでこちらもおすすめです。
【道具⑦】ピトンと竿受け
ピトン
磯場(岩場)では三脚竿受けは使えません(無理したら使えますが倒れたりするので使わない方が無難)のでその際には画像のピトン(ステンレス棒)を岩場の割れ目などにハンマー(金槌)で打ち込んで使います。
ちょうど良い磯場(岩場)の割れ目が無い場合はハーケン(隙間を詰めるピトンの小型版)や木片などが必要になってきますので揃える様にしましょう!
木片に関しては釣り場に落ちてる木の枝などでも代用できますし他の釣り人が差して帰った物が岩場に残ってたりしする場合も有ります。
ピトンが倒れて誤って竿ごと海に落ちたなんてよくある話ですから・・・
もう一つ言っておくと、当たり前ですがピトンにもたれ掛ったり、体重を掛けたりしてはいけませんw
あと、釣りの最中でも緩んできてないか時々、確認するようにして下さいね
緩んでるのを気付かずに倒れでもしたら竿は海水に使っても洗えば済みますが、リールが海水に浸かるとメーカーでオーバーホールを受けないといけなくなり何かと大変な事になりますのでねw
ピトンの長さ
ピトンを購入する場合の長さに関しては海面までの高さや風の強さ、その他のお諸事情でこの長さが一番いいよって長さはありませんので出来れば長さが違うものを2本用意した方が無難かもしれません。
けど、先ずは1本購入とお考えなら60センチ~80センチ位が汎用性も高いのでおすすめかもしれませんね
私の場合は50センチと100センチを用意し釣り場や当日の風速によって変えています。
竿受け
ただ、ピトンを差しただけでは竿を置けませんので画像の様にピトンの頭にピトン用の竿受けを付けて使うようにします。
竿受けに関してもさまざまなメーカーから色んなタイプが販売されていて初心者ヤエン釣り師にはどれが良いのか分かりにくいと思います。
大体の人がピトンと竿受けがセットになった物を買われて失敗されますので、ピトンには長さも有るので最初はバラバラで購入した方が良いと思いますよ!
ピトンの場合は磯場以外でも使える場合が多く(隙間さえ有れば使える)三脚竿受けと共に用意しておいても損は有りませんw
【道具⑧】ヘッドライト
アオリイカをヤエン釣りで狙う場合、昼釣りか夜釣りかどちらかで狙う事になります。
産卵を意識した個体や秋の比較的ターゲットが小さい場合は昼釣りに分が有るように思いますし、それ以外の時期に狙う場合は夜釣りが中心になってきます。
夜釣りでアオリイカを狙う際に欠かせないのがヘッドライトです。
ヘッドライトが無ければ両手が使えませんし釣りどころでは無くなると思います。
ヘッドライト選び方
ヘッドライトの選び方は人それぞれで価格重視のヤエン師もいれば、明るさや耐久性重視の方もおられます。
私自身も最初はホームセンターや釣具屋さんで販売している安いヘッドライトを使っていましたが、いかんせん暗い上に電池の持ちも悪く、少しの雨でも壊れるようなものが多かった記憶があります。
特に照度に関してはそれなりの明るさが無ければ仕掛け作りもままならないと思います。
又、釣り場の行き帰りは広角に照らせ、アオリイカを取り込む際にはフォーカス機能が付いてると尚便利に使えます。
- ルーメン数は200ルーメンから300ルーメン
- 実用点灯は6時間~8時間
- バッテリーケースとライト部分が分れている
- 重さは200グラム以下
この辺りを基準にヘッドライトを選べばよいのではないでしょうか?
個人的な見解にはなりますが明るさに関して言うと230ルーメンもあればかなりの明るさです。
私が使っているのもジェントスのヘッドウォーズ HW-999Hです。
実際の実用点に関してはHiを多用するのかLoを使うのか頻度によっても変わりますので何とも言い難いところですが1.2v 2000mAhの単三充電池使用でギリギリ一晩持つか持たないかっていった所ですw
なので通し釣りをする場合は予備電池を持っておく事をおすすめします。
こちらのヘッドライトはサブライトが赤色 点灯できるので魚やアオリイカに警戒心を与えにくい設計になっています。
フォーカス機能に関してはヘッドウォーズほどは絞れないかもしれませんが装備はしています。(使った事無いので分かりませんが良さそうですw)
このように一口にヘッドライトと言ってもいろいろなタイプがあります。
照度を優先し過ぎると、電池やバッテリーの持ちが悪くなります。
又、バッテリータイプは万一、バッテリー切れを起こした場合に備えて予備バッテリーが必要になるケースがあります。
なのでできればアルカリ電池と併用できるハイブリッドタイプの方が使い勝手が良いかもしれません。
【道具⑨】クーラーボックス
最後にクーラーボックス
クーラーボックスの役割は主に2点有ります。
- 弁当や飲み物の保存
- 釣り上げたアオリイカの保存
クーラーボックスの大きさ
大きさは余りに大きいと持ち運ぶのに不便ですが小さ過ぎると内容物が入りませんw
大きさの決め方はクーラーボックスの容量に対して氷の容量が15%~20%で考えれば良いでしょう!
なので、30リットルの容量のクーラーボックスなら6リットル分の氷を用意すれば保冷は完璧です。
氷以外のスペースが内容物を入れられるスペースになるので購入の際は氷を入れる量を勘案して選ぶ様にして下さい。
私の場合はしっかりとしたクーラーボックスは車に積んで置いて釣り場へは簡易クーラーを持っていく様にしていますが、車内にクーラーボックスを目立つように置いておくと盗難に遭う恐れもあるので注意して下さい。
保冷力
保冷力は釣り用の真空断熱が最強だと思いますが価格が高額になるのでご自身のスタイルに合わせて選ぶ様にして下さい。
保冷力の強さを表すなら真空断熱>ウレタン>発泡スチロールの順になります。
重さも保冷力が強くなればなるほど、重くなる傾向があります。
ヤエン仕掛けと作り方~おすすめ道具まで徹底解説|まとめ
ヤエン釣りでは今回ご紹介した道具の他にヤエンそのものが必要です。
ヤエン釣りは専用と謳われた道具から流用道具までさまざま有りますが、専用にせよ流用にせよ大切なのは先ずはフィールドに立つとゆう事かもしれません。
先ずはポイントに足を運んでいろいろ経験してから道具に対する要望点が出てくれば改良なり買い替えすれば良いと思います。
要望が出てくるって事は上達してるって事です。
千里の道も一歩からなので是非、フィールドに足を運んで下さいね!
知り合いや家族に高級なアオリイカをプレゼントしてあげようではありませんかw
では今回はこの辺りで失礼します
お付き合い頂きありがとうございます。
この記事が参考になりましたらシェア頂ければ幸いです。
コメント
いつもブログを読ませていただいております。
今年からヤエンを始めたのですが、ロッドはシマノのアオリスタbb 500MHを買いましたが中通しで、ライントラブルの際の手返しの悪さとパワー不足を感じます。
そこでボーダレス460MH-Tを買おうと思いますが、発売から年月が経っており次のモデルを買うべきかで迷っております。
いかが思われますでしょうか?
ちなみに他のロッドでおススメはございますか?
嶺上開花さんコメントありがとうございます。
私の知り合いもアオリスタBBを使用していましたが同じ様な事を言ってました。
ボーダレスオリジナルモデルは人気の様なので次のモデルがいつ出るのか悩ましいところですね・・
ボーダレスを使用する前はアオリイカ専用ロッドを数本とグレロッドも使用してきましたが
重量、パワー、テーパーバランス、細さ、取りまわしの良い長さ等々見てボーダレスに落ち着きました。
実際にはフィールドで使わないとロッド本来の価値は分かりませんが、もし実物をまだ手にして無いなら
釣具屋さんでリールもセッティングして持ってみられたらどうですか?
もう少し待つか・・・
購入するか・・・
嶺上開花さんがおしゃられてる課題点は解消されると思いますよ。