こんにちは
あきブログ運営しているあきと申します。
当ブログはアオリイカのヤエン釣りから薄毛に関する話題まで提供しているブログとなります。
今回のテーマは
【和歌山攻略】夏イカ釣りにヤエンエギングに出掛けませんか?
です。
ヤエン釣りにせよエギングにせよ、春イカが終了すれば殆どの方は他の釣りモノをしたり一旦、冬まで釣りを休んだりする事が多いかと思いますが、釣り場とタイミングさえ合えば比較的イージーに釣れるのが夏イカになります。
夏イカと言っても船で漁火を焚いて釣る赤イカ釣り(ケンサキイカ)ではなく、夏に狙うアオリイカ釣りの事です。
暑い時期に釣る事になりますが、短時間でも釣果が出るのが夏イカの特徴なので是非、興味がある方は夏イカ釣りにいそしんでみてみてはいかがでしょうか?
夏イカとは
夏イカとはもうお分かりですよね~
夏に釣るイカのことですw
そうじゃない!
夏に狙うイカですが夏イカとはどの様な特性を持ったアオリイカなのかサラッとおさらいしておきますね。
ズバリ、夏イカとは7月や8月に産卵がズレ込んでる親イカの個体と早生まれの個体、生まれて間なしの餃子サイズを総称して夏イカって言いますが、我々がこれから夏に狙う個体は産卵がズレ込んだ親イカと昨年の秋ごろに生まれたアオリイカです。
アオリイカは水温さえ適水温ならば1年を通して産卵します。
和歌山県は黒潮の恩恵を色濃く受ける為、周年水温が16度以上で推移する事も珍しくありません。
ですので5月、6月以外でも十分、産卵を意識した個体が狙えるんですね
この時期は釣り場に行けば湾奥に餃子サイズはウヨウヨいてますが、数カ月もすればヤエン釣りやエギングで楽しませてくれるハズですので、できればこの時期はそっとしておいて上げましょうw
夏イカの特徴
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夏イカが好むポイント
7月~8月はアオリイカにとっては活発に動ける適水温になりますので当然ですが産卵を意識した個体を狙う事が出来ます。
2020年現在は和歌山県も黒潮が離岸しており例年と比べて水温も低く夏イカの釣期も長くなるかもしれません。
なによりもアジの管理もしやすいのでアジさえ手に入り、ポイントさえ間違わなければ十分リールの逆転を楽しむ事が出来ます。
夏イカを狙う際のポイントをお伝えしますので参考にしてみて下さい。
ホンダワラかアマモか?
年々、釣るのが難しくなってきたアオリイカ…
冬イカであれ春イカであれ釣果に恵まれなかったとよく耳にします。
アオリイカの付き場も変化しているのかどうか分かりませんが、釣り方やヤエン、エギ云々よりも釣り場選定で釣果が大きく変わるようです。
そうなんです、アオリイカのいる海にアジやエギを泳がす事が重要になってきています。
これは夏イカにも当てはまります。
なので夏イカを釣るのであれば、釣り方や道具の前に夏イカがいるポイントを探すようにしましょう!
ターゲットは早生まれの個体と産卵を意識した夏イカですので狙うべきポイントはもちろん藻場ですよね
でも、藻場と言っても通常は6月後半にもなればホンダワラは切れはじめます。
春にモサモサあった藻場も枯れてなくなってる場合も多いです
ただ、今年は水温が低めで推移してるので藻さえ残っていれば夏イカが狙い目なのは言うまでもありませんが、通常この時期のホンダワラは根元から弱っている場合も多くアオリイカは卵を産み付ける事を嫌うみたいです。
よってホンダワラ地帯よりもより、この時期群生し根をしっかりと生やすアマモ場が狙い目となります。
夏イカとの偶然の出会いではなく、必然に出会いたいなら何もない磯場で釣りしても可能性は低いので自分の足でアマモ帯を探すようにしましょう!
アマモ好む底質
アマモはホンダワラと違って岩礁帯に根を張る事はなく、砂浜の様な細かい砂に少し泥質(土質)が少し混じったような場所に好んで生えています。
和歌山県の中紀から南紀にかけてよく見られる玉砂利質の土壌では粗すぎるて茎や根を伸ばすことができないようです。
又、泥分が多すぎると根支えする力が弱くなり根っこ部分が根腐れを起こしてしまいます。
ですので、アマモ場を探す場合は細かめの砂地が70%~80%で泥質が20%~30%混ざり合ったような地質を探す事が夏イカと繋がる第一歩となります。
アマモが生える水深
アマモは比較的太陽の光が差し込みやすい浅場に好んで群生します。
これは顕花植物(けんかしょくぶつ)としてより水面に近い層で開花する必要性があるからです。
アマモが分布するMAXの深度は最大10メートル前後で多くの場合3~4メートル前後に分布している事が多いです。
Googleマップで該当するポイントを検討し、後は現地を確認する以外にアマモ場を突き止める方法は無いかもしれません。
アマモの天敵
アマモは高水温に非常に弱い植物になりますので初夏から夏場に掛けて平均水温が28度以上の場所は避けた方が良いです。
また、波の影響を受けやすく、濁りやすい場所では光合成もままならなくなり、呼吸によって消費するエネルギーの方が大きくなり枯れてしまいます。
故に波静かで人為的な影響を受け難く水温が上がり過ぎない場所が理想です。
バックウォーター(流れ込み)があればより良い環境と言えるかもしれません。
アマモが生えやすいポイントを数点あげましたので該当するようなポイントを事前にリサーチしてから釣行に行くようにして下さい。
夏イカを狙う時間帯
夏イカって言うくらいですから多少の暑いのは我慢しないと釣れるもんも釣れませんw
でも一日中、暑いところで頑張るなんて私も無理ですw
よく頑張っても7時間位がせいっぱいかもw
なら「少しでも涼しい夜釣りが良いんじゃないの?」って思いますが夏イカって産卵を意識した個体っていいましたよね?
夏イカの特性を考えて釣る事が釣果を分ける差になるかもしれません。
夏イカは夜釣りで狙う?
これは春イカと同様に産卵を意識した個体を狙うので基本的に夜釣りよりも暑いですが昼釣りの方に分が有るように感じます。
狙うのはアマモ場
いわゆる藻場です。
てか、アマモって知ってますか?
もし知らないならそこをググってからですねw
アオリイカは捕食も産卵も目を頼りにおこないます
なので目玉がビックリするくらい大きいんです。
この大きな目で卵を産む場所や時を選別するんですね
ですのでアオリイカの立場になれば昼の方がアマモ場の隅々まで見えやすく産卵行動(交接も)が起こしやすいと考えています。
明暗より潮を釣る
このように夏イカ狙いは人間の都合で考えれば断然、夜釣りなのですが夏イカの都合に合わすなら確実に昼釣りかもしれません。
また、自分がアオリイカで浅場に群生するアマモ場に卵を産みに行くなら満潮時に行くか考えてみて下さい。
一番潮の下げる干潮時の時間帯に干上がらないか?潮は通すのか?葉が倒れて卵を傷つけないか等、卵を産むに適しているか行動するはずです。
春イカもそうですが夏イカもアオリイカの事を考える事が釣果に繫がる最大の釣法かもしれません。
夏イカはスローがお好き
何度も言ってるのでご理解されていると思いますが夏イカは産卵を意識したアオリイカ
春イカの延長線上にあります。
なのでアジもそうですがエギングでもあまり激しく動くものには興味を示さないようです。
アジの場合は水温が高い事もあり活きの良さが適度にスポイルされた状態がベストかもしれません。
私も以前、エギングもしてましたw(今もたまにします)がエギングの場合は少しアマモ場で「ゆ~ら~ ゆ~ら~」さす「ほっとけメソッド」が喰いつきが良いようです。
春イカや夏イカはエギをボトムステイしてる時に「スゥ~」って持っていくイメージがあります。
今はヤエンが殆どなんで参考にならないかもしれませんが・・・
今回は梅雨明けから本番の夏イカを釣る為の戦略でしたw
一番のテクニックはアジの操作でも高いリールでも竿でもありません。
夏イカ捕獲の成功術は「アオリイカの気持ちになる」ことかもしれません。
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