こんにちは あきです。
今回のテーマは
どっち選ぶ?ヤエン用リールは2500番か3000番?です。
ヤエン用リールにどっちの番手選ぶって言われても困りますよねw
皆さんはヤエン用のリールを購入する際、どっちの番手(番号)を選びますか?
何を基準にしてヤエン用リールを選んでますか?
そもそもリールの番手(番号)なんて気にして選んでるヤエン初心者の人って居るんかな?
そんなに考えた事ないし友人が使ってるからマネして買ったなんて人も多いのでは?
ま~番手(番号)も統一性が無くメーカーによってバラバラですから・・・。
シマノとダイワで比較しても同じ糸巻量であっても番手(番号)が異なりますので買う側からしたらチンプンカンプンで分かり難く選び難いですね
メーカーによって違う番手(番号)ですが先ずはリールの番手(番号)にはどんな意味があるのかから知っておく必要があるようです。
これを知ってるのと知らないのとでは各メーカーのリールを購入する際、基準が無い状態で選ぶ事になるのでヤエン釣り初心者の人は知っている方が良いと思いますよw
当の私も深く考えた事はなくて単純に2500番のヤエン用リールなら糸巻量はこれくらいで3000番ならこれくらい位に思ってましたw
まさかラインの重さまでは考えていませんでしたからお恥ずかしい限りですw
私の場合は既に購入してしまいましたので巻き戻すことは出来ませんが今からヤエン用のリールを購入される方がいらっしゃればこの記事が参考になれば幸です。
では順を追って進めたいと思います。
ヤエン用に限らずメーカーが付けたリール番手(番号)の由来は?
リール番手(番号)はメーカー糸巻量の基準
ヤエンのリールにもメーカーによって番手(番号)が決められていますね
しかしこの番手(番号)はメーカーによってまちまちでシマノとダイワでは少し違うようですが運用目的は同じの様です。
一番最初はリールの大きさや糸巻量を分かり易く管理する為に付けたのが由来と聞いています(間違ってたらすみません)
シマノにしてもダイワにしてもお客様が一目見れば大体、この番手(番号)ならこれ位の糸巻量って瞬時に頭で分かる様にリールの基準値を作りだしたのが番手(番号)の原点です。
要はメーカーごとに糸巻き量の標準モデルを作ったのですね。
シマノの場合なら3000番のリールならナイロンラインが150メートル巻けるみたいに、起点を設ける事によりお客様に分かり易くする為に採番している様です。
しかしシマノとダイワでは3号ラインを150メートル巻けるリールの番手(番号)が違います。
ここが初心者アングラーには分かりずらいw
同じだと思ってしまう
シマノにしてもダイワにしても標準モデルを作って、そこを基準にリールを作っているので購入する際は両社の番号特性(糸巻量)を理解しておく事が必要です。
わしゃシマノしか買わんって人はシマノだけ知っていれば良いですが、これから始めようと思っている初心者アングラーはヤエン用のリールを購入する際は比較すると思うので(同じメーカーでも)リールの番手(番号)を意識しておいて下さいね。
番手=糸巻量ですが、単に糸を巻ける量に留まらず使うラインに合わせた番手選びをする事によって、よりリールの軽量化にも影響してくるので購入前に良く検討し考えましょう!
【シマノvsダイワ】ヤエン用リールの番手と糸巻量を比べてみる
糸巻量によるリール番手の違い
さてシマノとダイワの糸巻量に対してのリール番手の違いをみてみると下図の様な感じになります。
ヤエンに使うナイロンラインで一番、頻度が多そうな2号~3号あたりで表にしてみました。
スピニングリールの場合、基準は3号のナイロンラインが150メートル巻ける事を基準にすれば良いようですw
シマノの場合は3000番でダイワが2500番と覚えておけばそれが基準になって前後の大体のイメージは掴めるかと思います。
2019年にダイワが出したアオリマチックBRはLT3000番で2号ラインが150メートル巻けるようなので今までのスプールで照らし合わせれば1500番相当に値しますね
スプール寸法が載っていないので何とも言い難い所ですが今までの2500番クラスのスプールを使用し恐らく浅溝設計になってるのでしょうかね?
実物を見てないので何とも言えませんがスプールサイズもHPに載っていないので分かりませんw
ライン直径のようにリール番手もメーカーが統一してくれれば買う側は分かり易いのにね
特に初心者の人には分かり難い事この上なしです。
ここまでで番手の由来と番手と糸巻量の基準点はお分かり頂けたと思いますので次は番手によって選ぶヤエンラインを考察してみたいと思います。
ヤエンラインの直径と重さで選ぶスプール番手(番号)
ヤエンリールに影響するラインの重さ
ヤエンリールに巻くラインは何号を巻きます?
フロロとナイロンラインによっても変わりますがヤエン釣りしている大体の人はナイロンラインでしょうか?
以前に記事にした事有ったと思うんですがラインは種類によって同じ号数でも重さが(比重)が違うんですね
又、ヤエン釣りの場合は根掛りで高切れした場合や大型アオリイカに走られた場合を想定してナイロンラインなら2.5号から3号位を150メートルは巻いておきたいところです。
シマノを例にしますとヤエン用リールにナイロンライン3号を150メートル巻こうと思うとC3000番クラスが必要ですがC3000番にフロロ3号を150メートル巻こうとすると少し余るんですね。
ナイロンラインに比べてフロロカーボンラインの方が太いんですw
これはナイロンラインと比べた場合、同じ太さにするとフロロカーボンラインの方が弱くなるからですね(釣具屋さんで同じ号数(lb)で比べて見れば分かります)
同じ強度ならナイロンラインの方が細くて軽く作れるんですw
なのでフロロカーボンラインはナイロンラインと同じ強度を出そうと思うとナイロンラインに比べて太く作らなければいけなくナイロンラインと同じ量を巻けないのです。
6ポンドのフロロカーボンラインとナイロンラインの重さを量る動画が有りましたので引用しますと
ナイロンライン6ポンド 150m⇒45.8g(ホビン含む)
フロロライン6ポンド 100m ⇒47.9g(ホビン含む)
この様に同じポンド数(号数)で比較してもフロロカーボンに比べてナイロンラインの方が50メートルも多いにも関わらずフロロカーボンより軽いです。
なので使うライン号数と巻く糸巻量にもよりけりですがヤエン用リールを選ぶ際には一概に3000番が良いとも言い難いのかもしれませんねw
ではどうすれば良いのか?
ヤエン用リールにナイロンライン巻くなら3000番
ナイロンライン2.5号~3号巻くなら3000番
ナイロンライン2.5号から3号を150メートル以上巻くならキャパシティを考えて3000番が安心かもしれません。
3000番ならナイロンライン2.5号なら180メートル巻けますし3号の場合でも150メートルは巻けますので不意の根掛りでのラインブレイク(切れる)や大型アオリイカに走られてラインを引き出されても安心して対応できるキャパシティだと思います。
これがリールに120メートル程しか巻けないとなるとちょっと窮屈なヤエン釣りになるかもしれませんねw
余裕が無いと言うかなんというか・・・。
数回、根掛りしてラインが少なくなってしまった時に大型アオリイカが乗ってきたりなんかするとかなり焦りますしね。
想像してみて下さいw
根掛りとかで高切れしてラインが無くなってきた時にデカいのが乗って
ジ~~
ジ~~
って走りまくられたらw
かなり昔、知り合いに大型アオリイカが乗ってきて走られまくった挙句、ラインが全部出てしまいスプールの結び目まで来てもアオリイカが走る事を止めずビュンビュン走ってどうする事も出来なかった事がありましたw
笑ったらダメですが、あの時の友人はバラしたくない気持ちと釣りたい気持ちが交互に入り交じってたみたいでしたが無情にもビュンビュン走るアオリイカ。
あ~~~ 糸が~~~w
引っ張ったらアジを放しそうでダメだけど引っ張る友人w
ヤバい~~~
どうしよ、どうしよ(‘◇’)ゞ
もうあかん・・・
糸がほどけそうや~~~
イメージ的には上からトラにガルル~って襲襲ってきて、下からライオンにガォ~~って襲われてる感じになってたな~w
逃がしたくないけど、どうする事も出来ず「あゎゎゎゎ~~~」ってなってw
友人はスプールにしっかりとラインを結んでいなくて最終的にはシュルルルル~って全部ほどけて糸が無くなったw
途方に暮れる友人
消えゆくラインを見つめる友人
それを横から見つめる私…。
あの時は北風が吹いてたな~
ぴゅう~~って
カァ〰️
カァ〰️
Fさん覚えてる~~?
なので糸巻量を鑑みてもナイロンラインの号数を2.5号か3号を使われる釣り人は3000番のヤエン用リールを選んだ方が150メートル~180メートル巻けるので良いかもしれませんね
なんの参考にもならないかもしれませんが私がこの位のナイロンラインを使う場合は3000番を購入すると思いますw
ヤエン用リールにPEライン巻くなら2500番
2500番のヤエン用リールにも利点はある
普通にナイロンライン2.5号~3号でヤエン釣りをされるなら3000番一択だと思います。
なぜなら使うラインの太さを考えれば最低限、これ位のキャパシティは有った方が良いからですねw
そしたら2500番なんていらんのちゃうんって思いがちになりますが2500番にも2500番にしかできない使い方があるんですw
それは今流行りの高比重PEラインです。
PEヤエンなら2500番で楽勝です
2000番でも良いくらいw
なのでPEヤエンするならデスピナでなくてもより軽量なBBXハイパーフォースコンパクトモデルやエクスセンスLB C2000MDHも有りです。
ラインの重さ自体はナイロンラインやフロロカーボンと同じ強さなら、かなり細番手のラインが使用できますのでラインの軽さはハンパないくらい軽く出来ますしリールも軽く仕上がりますw
アオリスタBBにPE1号そのまま巻くと驚異の320メートルも巻けますw
ま~そこまで要らないのでナイロンラインの6ポンドくらいを下巻きして使用しますが、とにかくリールのヘッド部分が軽くなるのなんのってw
PEラインと同じようにフロロカーボン巻くと回転する部分に重たいモノが付くのでレバーブレーキリールならブレーキ力が余計に必要になってせっかく軽量化してあるマグナムライトローターが無意味になってくるので注意ですよ!
又、ラインは軽ければ軽いほど飛距離も出ますのでPEラインに変えるだけで遠投でき、そこから更にアジの負担を最小限にして泳がす事も可能になってきます
そしたらどうなるのか?
デカイカがアタって来るかもですね~w
エギンガーが狙ってる沖の新地(さらち)を活きアジで攻めれますよ~w
エギに来なくても活きアジなら一発で喰ってきますw
4月、5月の産卵期の昼釣りなら更にアドバンテージは有りますw
取り敢えず乗せれば後は寄せるだけですがここは腕も大事ですがロッド選定も重要になってきますのでヤエンに向いたロッドの記事も書いてますので見てみて下さいね。
2500番のヤエンリール使うからPEラインではなくてPEラインでヤエンしたいから2500番のリールで更なる軽量化が図れると考えた方が良いと思います。
自分はヤエン用リールにBBXデスピナ3000番買っちゃったけどスプールは互換性も有るので予備スプールには2500番を買ってPEライン巻いても良いですねw
軽量化と言っても微々たる物とお思いでしょうが1g軽量するのもメーカーはコストとにらめっこしながら必死ですからねw
なかなか出来そうで出来ないのが軽量化ですが出来れば恩恵も大きい訳ですから最初からPEライン使うヤエンをするなら2500番一択ですよ!
ヤエン用リールは2500番か3000番?まとめ
ヤエン用リールを選ぶポイント
ヤエン用リールを選ぶ際の番手選びはもうお分かりですよね
シマノのリールを例にお話しするとナイロンライン2.5号~3号を150メートルないしは180メートルほど巻いて釣りするならラインキャパシティを考えても3000番クラスがおすすめで下巻きして高比重PEラインでヤエン釣りするなら2500番ないしは下巻き無しで1700番~2000番のコンパクトモデルも大いにありです。
後は、ヤエン釣りで使う道具なのでデザインや好みが入ってくるので総合して選ばれれば良いかと思いますw
なにがなんでも高比重PEラインでヤエン釣りしなきゃいけない事もないのでねw
ただ、高比重PEラインを使用したヤエン釣りはリールの軽量化にも貢献し今まで味わった事が無い感覚が味わえるのも確かですので食わず嫌いじゃなくて一度、使ってみて下さいw
話をまとめますと、リールの番手は糸巻量によって有る程度は決まりますが単に糸巻量だけでなくライン種類選択肢、リールの重さ、リールバランス、アングラーの取り回しの良さ、釣り方や釣果にまで波及してきますねw
こんな事にも拘ることによって3キロオーバーが近くなるかもですw
偶然を必然に・・・
リールの番手にも関連性は高いと思います。
今回はこの辺りで失礼します。
お付き合い頂きありがとうございます。
この記事が参考になりましたらシェア頂ければ幸いです。
コメント
いつもブログ更新を楽しみに拝見させて頂いてます。
この秋から
16BB-XデスピナC3000DXGに下巻き+フロロ1.5号、
2500Dの替スプールに下巻き+セフィアG5のPE0.6号+フロロ2.5号を5mほど巻いて
秋イカを狙ってます。
(PEを使いたいので2500番より浅溝にしたかったのですが、2500番と3000番しか互換性ないみたいですね)
今まではアオリマチック夜光3050にフロロ1.75号を使用していたので
今のところフロロのほうが使い易いのですが、
PEの方がアジの動きが良く分かり、レバーブレーキの方が取り込み易かったので
春イカを攻略する為にレバーブレーキ+PEの組み合わせを練習中です。
春イカ攻略のために教えて頂きたいのですが、
2~3kgの春イカを相手にヤエンを入れた後ドラグの強さはどの様にされているでしょうか?
今までアオリマチックはドラグ緩めでスプールを手で押さえてやり取りしていましたが、
レバーブレーキとドラグの使い分けがイメージできないです・・・
はしりやさんコメントありがとうございます。
PEヤエンいいですね!
慣れるまでは違和感有るかもですが頑張って慣れてねw
ドラグの強さは大体で合わせてます。
釣りに行く前は2リットルのペットボトルを吊り上げてわずかにラインが出るくらいか、デジタルスケールで合わせていますよ!
即席なら手でラインを引っ張った感覚でやりますw
釣り行く前に合わしておく方が確実ですがその場、その場のシチュエーションで対応しないといけない場合もあるので、その時はファイト中にマニュアルで合わしています。
それと、ファイト中にレバーブレーキで対応しない方が良いですよ!
ファイト中はドラグで対応して下さいね
レバーブレーキで対応するとバレやすくなります。
なるほど!
確かに2リットルのペットボトルなら毎回同じドラグの強さに調整できますね♪基準は家で合わせて、イカの大きさや走り方に応じて現場でドラグ調整してみます。あきさんのおっしゃる通り強烈なジェット噴射はドラグと竿のしなりで対応してます。レバーブレーキは今のところ取り込み時に少し糸を出したい時に重宝しています。やっと私のよく行く日本海側でも500~800g位のが釣れ出しましたので春に向けて練習します。ありがとうございました。
春のデカイカをレバーブレーキリールで仕留めて下さいね!!
いつもありがとうございます。
ふと思ったのですが、あきさんと同じデスピナC3000DXGを買ったのですが私もおそらくPEしか使いません。
そこで2500ならDHGのハイギアモデルがあるんですね。
エクストラハイギアの3000とHGならアジの回収はいかがでしょうか?
エクストラハイギアよりもハイギアの方がトルクも若干あるので回収が楽かも?っとふと思いました。
エクストラハイギアでも回収は楽でしょうか?
嶺上開花さんコメントありがとうございます。
アジの回収に関してはそこまで抵抗が無いと思いますので
エクストラハイギアでもハイギアでも巻き抵抗は体感的にはそれほど変わらないのでは
と考えます。
厳密には仰る通りローギア化すればトルクは増えるでしょうねw
トルクを取るのか早さを取るのかはどちらを優先したいかですね。