こんにちは、ヤエン釣り歴30年のあきです。
アオリイカ釣りを楽しむ皆さん、釣ったイカをどうやって活かしていますか?
せっかくの釣果も、弱ってしまったり、墨を吐いて鮮度が落ちてしまったりすると残念ですよね。「スカリが破れてイカが逃げた」「ウツボに食べられてしまった」といった悔しい経験をした方も少なくないでしょう。
そんな悩みを解決するために、この記事では、釣り歴30年の私が「アオリイカ用スカリで失敗しにくい選び方」を先にお伝えします。
釣り歴30年が教える「スカリ選び」3つの結論
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- 【サイズ】迷ったら「幅50cm前後」を基準に選ぶ。
(大型にも対応しやすく、持ち運びやすさとのバランスも取りやすいサイズです) - 【素材】ウツボや磯際の擦れが気になるなら「網目が細かく耐久性の高いメッシュ」を優先する。
(ラバーやウレタン系など、素材だけでなく網目の細かさと強度も確認しましょう) - 【機能】「フローティング(浮く)タイプ」を選ぶ。
(水面でスカリの位置を確認しやすく、アオリイカの出し入れや回収がしやすくなります)
- 【サイズ】迷ったら「幅50cm前後」を基準に選ぶ。
この3点を押さえた「おすすめスカリ」が知りたい方はこちら
この記事では、釣り歴30年の私が、アオリイカ用スカリの失敗しない選び方の詳細から、フローティングタイプやウツボ対策に優れたおすすめモデルまで徹底的に解説します。
【結論】アオリイカ用スカリの失敗しない選び方

「スカリ」と一口に言っても、様々な種類があり、どれを選べば良いか迷ってしまいますよね。アオリイカ用なら、ネット素材だけでなく、フローティング構造やサイズ、投入口の使いやすさ、耐久性まで確認して選ぶことが大切です。
ここでは、アオリイカ釣りで使うスカリを選ぶ際に確認したい5つのポイントを、実際の使用経験も交えながら順番に解説します。
ネットの素材・網目で選ぶ|細かいメッシュと耐久性を重視
アオリイカ用のスカリは、素材名だけで判断するのではなく、網目の細かさとネットの耐久性を確認するのがポイントです。ラバーやウレタン系の細かいメッシュを使ったタイプと、昔ながらの組紐タイプでは使い勝手が異なります。
✔️ ラバー・ウレタン系の細かいメッシュ:網目が細かく、イカの足や胴体が外へ出にくいのが特徴です。磯や堤防で使用するなら、ネットだけでなく底面や角の補強も確認しておくと安心です。私自身も、アオリイカ用には網目が細かく耐久性を重視したタイプを優先しています。
✔️ 組紐タイプ:軽量で水通しが良い一方、網目が粗い製品ではイカの足が外へ出やすく、磯際での擦れや外敵による破損にも注意が必要です。使用する場合は、網目の大きさやネットの強度を確認して選びましょう。
【失敗談】「破れたら修理すればいい」は大間違いでした
実は私も昔は、安価なナイロン製スカリを使い、破れるたびに補修糸で縫って使っていました。しかし、ある日の釣行でその考えを改めさせられる痛い経験をしました。
その日はキロアップのアオリイカが連発し、意気揚々とスカリを引き上げようとした瞬間です。
「ガボッ!」
水中から鈍い音が聞こえたかと思うと、手に伝わっていたズッシリとした重みがフッと消えました。引き上げたスカリを見ると、底の網がボロボロに破られ、中身は空っぽ…。
原因は、磯際の岩による摩擦と、血の匂いを嗅ぎつけたウツボの噛みつきでした。一度生地が弱ったスカリは、いくら修理しても「強度が落ちた継ぎ接ぎ」に過ぎず、肝心な時に限界を迎えます。
せっかく釣った獲物を失うショックに比べれば、最初から耐久性の高いスカリを選ぶ方が安心です。この経験から私は、ウツボや磯際での擦れを想定し、網目が細かく耐久性を重視したスカリを優先して使うようになりました。
フローティングタイプで選ぶ|アオリイカには浮くスカリがおすすめ
アオリイカ用なら、上部に浮力体を備え、水面に浮かせて使えるフローティングスカリがおすすめです。水面に浮いているためスカリの位置を確認しやすく、イカを入れるときや回収するときにも扱いやすいのがメリットです。
また、フローティングタイプには折りたたんでコンパクトに収納できるモデルも多く、磯や堤防への持ち運びにも向いています。ただし、風や波、潮流の影響は受けるため、使用時はロープを確実に固定し、スカリが岩や岸壁へ強く擦れない場所に設置しましょう。
私自身もアオリイカ用にはフローティングタイプを使用しており、「位置を確認しやすい・投入しやすい・回収しやすい」という点を重視しています。
ファスナー・投入口で選ぶ|アオリイカを出し入れしやすい構造がおすすめ

アオリイカ用スカリでは、ファスナーの太さだけでなく、投入口が大きく開いてイカを出し入れしやすいかも重要です。開口部が狭いと、大型のアオリイカを入れる際に手間取りやすくなります。
私が使っているDRESSのスカリは、大型のメガファスナーを採用しており、開閉しやすいのがメリットです。また、細かいファスナーに比べて潮ガミのストレスを感じにくく、釣行後の手入れもしやすいと感じています。
一方で、商品によってはファスナーを大きく開けなくてもイカを投入できる専用の投入口を備えたモデルもあります。「メガファスナーかどうか」だけで決めず、開口部の大きさと出し入れのしやすさまで確認して選ぶのがおすすめです。
サイズで選ぶ|迷ったら幅50cm前後がおすすめ
スカリのサイズは、狙うアオリイカの大きさやキープする数、持ち運びやすさを考えて選びます。秋の小型狙いと春の大型狙いでは必要なサイズも変わりますが、秋から春まで幅広く使うなら幅50cm前後が使いやすいと感じています。
- 小型(〜35cm程度):秋イカ中心やランガン主体の釣行向け。コンパクトで持ち運びやすいのがメリットです。
- 中型(〜50cm程度):秋イカから春の大型アオリイカまで幅広く使いやすいサイズ。どれを選ぶか迷う場合は、このクラスを基準にすると選びやすくなります。
- 大型(50cm〜):春の大型アオリイカを狙う方や、複数のイカをキープしたい場合に向いています。ただし、その分収納時のサイズも大きくなるため、携帯性とのバランスも確認しましょう。
私の場合は、大型にも対応しやすく、持ち運びとのバランスも取りやすい幅50cm前後をアオリイカ用スカリの基準にしています。
機能性で選ぶ|耐久性・ロープ・持ち運びやすさを確認

素材やサイズだけでなく、実際の釣り場で扱いやすい機能が備わっているかも確認しておきましょう。
耐久性:磯場や堤防では、スカリの底面や角が岩や岸壁に擦れることがあります。長く使うなら、底面や角が補強されているか、ネット部分に十分な強度があるかを確認しておくと安心です。
ロープ・固定方法:フローティングスカリは流されないように固定する必要があります。ロープが付属しているか、カラビナを取り付けられるDリングなどがあるかも確認しておきましょう。
持ち運びやすさ:磯や堤防まで荷物を運ぶことを考えると、折りたたんでコンパクトに収納できるタイプが便利です。特にランガン主体なら、使用時のサイズだけでなく収納時の大きさもチェックしておきたいポイントです。
なお、ウツボ対策については前項で解説した通り、網目の細かさとネットの耐久性を重視します。
アオリイカにおすすめのフローティングスカリ6選

ここからは、アオリイカを活かしてキープする際に使いやすいフローティングスカリを6製品紹介します。サイズやネットの耐久性、投入口の使いやすさ、ロープ・携帯性などを比較しながら、自分の釣行スタイルに合うモデルを選んでください。
DRESS(ドレス) スカリ
DRESS(ドレス)のスカリは、アオリイカ用として私が特におすすめしているフローティングスカリです。大きく開く開口部と太番手のファスナーで、釣ったイカを出し入れしやすいのが大きなメリットです。
本体にはEVA・ウレタン素材が使われており、目の細かいウレタンメッシュを採用しています。私自身、磯場での擦れやウツボ被害が気になる釣り場でも長く使用しています。
さらに、私が長く使っていて特に評価しているのが、底面の補強と大型ファスナーです。

特にファスナーは開閉しやすく、細かいファスナーに比べて塩ガミによるストレスを感じにくいのが実際に使っていて気に入っているポイントです。

<体験談>
以前、磯場で大型のアオリイカを釣った際にも使用しましたが、水面で位置を確認しやすく、イカの投入から回収までスムーズに扱えました。
ロープの滑り止めやDリングなど、実際の釣り場で使いやすい細かな工夫もあり、長く使い続けている理由の一つです。
一方、大きいサイズは収納時に多少かさばります。耐久性や使いやすさを優先したい方に向くモデルですが、ランガン主体なら持ち運びとのバランスも考えてサイズを選びましょう。
MAGBITE(マグバイト) フローティングスカリ DX
MAGBITE(マグバイト)の「フローティングスカリ DX」は、上蓋に浮力体を備え、水面に浮かせて使用できるフローティングタイプです。アオリイカをキープした際にもスカリの位置を確認しやすく、投入や回収がしやすいのがメリットです。
折りたたんでコンパクトに収納できるため、荷物をできるだけ小さくまとめたい磯・堤防釣行やランガンにも向いています。
なお、ロープは別売りなので、購入時には固定用ロープも準備しておきましょう。収納性を重視してフローティングスカリを選びたい方に候補となるモデルです。
APIA(アピア) パカスカ フローティングスカリ
APIA(アピア)の「パカスカ フローティングスカリ」は、ファスナーを毎回大きく開けなくても、上部の専用投入口からアオリイカを入れられるのが特徴です。
釣ったアオリイカをキープするたびにファスナーを開閉する手間を減らせるため、投入口の使いやすさを重視する方に向いています。
投入口は内側から開きにくい構造になっているため、投入後のイカが外へ出にくい点もメリットです。
また、底にはマチがあり、一般的なネット状のスカリとは異なる構造になっています。大型ファスナーよりも専用投入口の使いやすさを優先したい方は候補に入れやすいモデルです。
Tsulino(ツリノ) フロートスカリ
Tsulino(ツリノ)の「フロートスカリ」は、上蓋に浮力体を備えたフローティングタイプで、水面で位置を確認しながらアオリイカをキープできます。
大きな投入口をワンタッチで開閉できるため、釣ったアオリイカを入れやすいのが特徴です。また、7mの滑り止め付きロープが付属しているため、別途ロープを準備する手間を省きやすい点もメリットです。
折りたたんで収納できるため、投入口の使いやすさとロープ付属の扱いやすさを重視する方に候補となるフローティングスカリです。
タカ産業 プカプカスカリⅢマグ
タカ産業「プカプカスカリⅢマグ」は、魚を入れやすいプッシュ式の投入口を採用したフローティングスカリです。
投入口はマグネット式になっており、投入口が浮き上がるとくっつく構造になっています。また、フタ部分にはウレタンを内蔵しているため、水面に浮かせて使用できます。
投入口の扱いやすさを重視してフローティングスカリを選びたい方に候補となるモデルです。
Chonmage Fishing フローティングスカリ
Chonmage Fishingの「フローティングスカリ」は、ファスナー周辺や底面などの補強構造を重視したモデルです。磯や堤防でスカリの擦れが気になる方は、こうした補強部分も確認して選ぶとよいでしょう。
また、大きく斜めに開くファスナーを採用しているため、アオリイカを出し入れしやすいのも特徴です。
投入口にはメジャーも備わっており、キープしたアオリイカのサイズをその場で確認できます。耐久性と開口部の広さを重視したい方に候補となるフローティングスカリです。
DRESSとChonmage Fishingを比較|アオリイカ用ならどっち?
DRESS(ドレス)とChonmage Fishing(チョンマゲフィッシング)は、どちらもアオリイカ用として候補になるフローティングスカリです。
ただし、私が実際に重視しているポイントで比べると特徴が異なります。ファスナーの扱いやすさを優先するならDRESS、底面の補強や大型開口部を重視するならChonmage Fishingという選び分けが分かりやすいでしょう。
| 比較項目 | DRESS フローティングスカリ |
Chonmage Fishing フローティングスカリ |
| ファスナー | 大型メガファスナー 私は開閉しやすく、塩ガミのストレスを感じにくい点を評価。 |
補強されたファスナー 大きく斜めに開き、イカを出し入れしやすい。 |
| 底面・耐久性 | 底面に補強があり、磯や堤防で使いやすい。 | 底面や角の補強を重視した構造で、擦れが気になる釣り場で候補になる。 |
| サイズ | アオリイカ用として選びやすい50cm前後のサイズを選択しやすい。 | 大型モデルもあり、キープするイカの大きさや匹数に合わせて選びたい。 |
| 使いやすさ | 大型ファスナーとDリングなど、実釣時の扱いやすさを重視。 | 大きく開く投入口とメジャー付きで、サイズ確認もしやすい。 |
| おすすめな人 | ファスナーの扱いやすさを重視する人 私は長期間使用しており、使い勝手を特に評価しています。 |
底面の補強や大型開口部を重視する人 磯場での擦れが気になる方にも選択肢になります。 |
【結論】使いやすさならDRESS、補強構造ならChonmage Fishing

どちらが絶対に優れているというより、アオリイカ釣りで何を重視するかによって選び分けるのがおすすめです。
ファスナーの開閉しやすさを重視するならDRESS
私自身が長く使っているのはDRESSです。大型のメガファスナーは開閉しやすく、釣行後に丸洗いして使い続けています。使いやすさとメンテナンス性を重視する方には、特に候補にしやすいモデルです。
底面の補強や大型開口部を重視するならChonmage Fishing
底面や角の補強に加え、大きく開くファスナーやメジャーなどの機能を備えています。磯場での擦れや、イカの出し入れのしやすさを重視する方に向いています。
アオリイカを活かすスカリの使い方と注意点

フローティングスカリは、設置場所と固定方法にも注意が必要です。特に磯や堤防では、波や潮の流れ、岩との擦れを考えて設置しましょう。
設置場所|波・潮流・岩との擦れに注意
私がスカリを設置するときは、次の3点を確認しています。
✅ 海水が入れ替わる場所:淀みが強い場所を避け、ある程度海水が入れ替わる場所に設置します。
✅ 波の影響が強すぎない場所:スカリが激しく揺れたり岸壁へ打ち付けられたりする場所は避けます。
✅ 岩やテトラから離す:ネットや底面が擦れない位置を選び、ロープを確実に固定します。
アオリイカを入れるときは傷つけないように扱う

釣ったアオリイカは、できるだけ手早くスカリへ入れ、必要以上に触らないようにしています。
⭕ 無理に押し込まない:投入口を十分に開け、足や胴体をネットやファスナーに引っ掛けないよう静かに入れます。
⭕ 熱くなった地面や岩へ置かない:直接置くのを避け、必要に応じてイカバサミなどを使って扱います。
⭕ 入れすぎない:複数キープする場合は、スカリの大きさに余裕を持たせます。
釣行後のスカリは真水で洗ってしっかり乾燥させる
海水で使用したスカリは、釣行後できるだけ早く真水で洗います。特にファスナーやロープの付け根などは塩分が残りやすいため、開閉や可動部分までしっかりすすいでおきましょう。(塩分と金属の腐食について:ソルトサイエンス研究財団)

私の手入れ方法はシンプルで、「真水に浸けてすすぐ→しっかり乾かす」の2つです。
洗浄後は水気を切り、風通しの良い場所で十分に乾燥させてから収納します。これだけでも、次回の釣行時に気持ちよく使いやすくなります。
なお、ヤエン釣りでエサに使うアジを活かしておくスカリについては、こちらの記事で詳しく解説しています。
まとめ|アオリイカ用スカリはフローティングタイプがおすすめ

アオリイカを活かしてキープするなら、私は水面で位置を確認しやすく、投入・回収もしやすいフローティングスカリをおすすめします。

迷ったら、次の5つを基準に選べば絞り込みやすいです。
フローティングタイプ:水面で位置を確認しやすく、イカの投入・回収もしやすい。
ネット素材・網目:網目が細かく、耐久性の高いメッシュを優先する。
サイズ:秋から春まで幅広く使うなら幅50cm前後を基準にする。
投入口:大型ファスナーや専用投入口など、アオリイカを出し入れしやすい構造を選ぶ。
耐久性・ロープ:磯や堤防での擦れへの強さ、固定しやすさも確認する。
6製品の中でも、私自身が長く使っているDRESSのフローティングスカリは、ファスナーの扱いやすさや耐久性を重視する方に特に候補にしやすいモデルです。
釣り場や狙うアオリイカのサイズに合わせて、使いやすいフローティングスカリを選んでみてください。



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