こんにちは
ブログ管理人のあきです。
今回はヤエン竿をランキング形式でお届けしたいと思います。
ヤエン釣りは通常の釣りとは違って特殊な過程を踏んでアオリイカを釣り上げていくので、できればヤエン専用のロッド(インターライン可)がおすすめですが、代用の竿でも釣りをする事は十分可能です(私のロッドも代用です)
どんな竿がヤエン釣りには向いているのか分からない人や、新しいロッドを新調しようか考えている方は是非チェックしてみて下さい。
ヤエン竿おすすめランキング!インターラインから代用ロッドまで徹底解説
ヤエン釣りの特徴やヤエンに適した竿の種類を解説してきました。
これからヤエン釣りを始めようと考えている人に、是非とも最初に選んでいただきたいヤエンロッドをランキング形式でお届けしたいと思います。
順位 | 1位 | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 |
外観 | |||||
モデル | アオリワン ドライ |
アオリスタ インター ライン |
ボーダレス 4.6MH |
ボーダレス bb 4.6MH |
アオリワン 51v |
自重 | 225g | 230g | 137g | 155 | 195g |
長さ (M) |
5.1 | 5.2 | 4.6 | 4.6 | 5.1 |
仕舞 寸法 (cm) |
107 | 107.5 | 123.7 | 124.1 | 115 |
種類 | インター ライン |
インター ライン |
外ガイド | 外ガイド | 外ガイド |
価格 | 50,000円 | 30,000円 | 33,000円 | 21,500円 | 38,000円 |
詳細 | 詳細 | 詳細 | 詳細 | 詳細 | 詳細 |
順位 | 6位 | 7位 | 8位 | 9位 | 10位 |
外観 | |||||
モデル | アオリスタ 500 |
フリーギア MX460T MH |
リーガルア オリ |
リバティク ラブ |
ホリデーイ ソ |
自重 | 175g | 157g | 220g | 205g | 150g |
長さ (M) |
5.00 | 4.6 | 5.25 | 5.1 | 4.5 |
仕舞 寸法 (cm) |
108.6 | 123 | 113 | 98 | 103 |
種類 | 外ガイド | 外ガイド | インター ライン |
外ガイド | 外ガイド |
価格 | 43,000円 | 32,000円 | 12,000円 | 9,300円 | 8,200円 |
詳細 | 詳細 | 詳細 | 詳細 | 詳細 | 詳細 |
※価格は参考値
1位 アオリワン50ドライ 【インターライン専用竿】
ヤエン釣り第一人者の岡啓太郎氏がプロデュースしたアオリイカヤエン釣り専用のインターラインロッド
竿の節目はどうしても太くなり綺麗に曲がりにくい…。
そんなデメリットを解消したのがv-joint。
アオリイカがヒットしてからも竿がスムーズに曲がりアオリイカに違和感を与えない胴調子で仕上げられているのが最大の特徴。
2位 アオリスタ 【インターライン専用竿】
シマノから発売されているアオリスタインターラインロッド
アオリワンドライと同様に胴調子で仕上げられ大型アオリイカがヒットしても余裕のパワーを備えているヤエン専用竿。
初心者の人でも扱いやすいインターラインなので上級者と同様のやり取りが可能。
3位 ボーダレス4.6MH 4.8ML【代用竿】
4位 ボーダレスbb4.6MH【代用竿】
ボーダレス4.6Mと比べるともう少しパワーのある竿になります。
磯竿の号数で言うと1.7号相当ですが、テーパーバランスはレギュラーテーパーとなり4キロのアオリイカと十分対峙できるパワーを秘めています。
しかしながらティップからバットまでスムーズに曲がってくれるので、アオリイカを寄せる際にも違和感を与えることなく寄せる事が可能です。
5位 アオリワン51v【専用竿】
アオリワン51vは岡啓太郎氏が手持ちヤエンをコンセプトに開発したヤエン専用竿
外ガイドを採用しているため手持ちでも置き竿でもラインの放出も思いのままできます。
6位 アオリスタ500【専用竿】
アオリスタの外ガイド版
インターラインロッドではどうしても出し切れないテーパーバランスを求めるなら外ガイドがおすすめ
穂先から手元まで弧を描くのはヤエン専用竿ならでは。
7位 フリーギアMX460TMH【代用竿】
魚釣りからヤエン釣りまでフリーに楽しめるをコンセプトにダイワから発売されているロッド
ヤエン釣りで使う場合は代用竿となりますが、シマノボーダレスと比較しても遜色なく使用できるオールラウンダー。
8位 リーガルアオリ 【インターライン専用竿】
上位モデルは予算の都合でと考えてるなら代用できるリーガルアオリで決まり
上位モデルと比べて重さや太さは仕方ありませんが、インターラインで1万円台の価格はお値打ちですね
取り敢えずヤエン釣りを始めたいと思っている人向けの入門モデルです。
9位 リバティクラブ アオリイカ【専用竿】
ヤエン釣りは外ガイド竿で始めたいけれど、上位モデルは手が出ないって人にはリバティクラブがおすすめです。
200グラムを切る軽さで価格も1万円以下なら納得出来るのではないでしょうか?
10位 ホリデーイソ【代用竿】
ホリデーイソは防波堤でのグレやチヌ釣りまでこなせるオールラウンダーです。
勿論、アオリイカの浮き釣りからヤエン釣りの代用竿としても使用可能で、多くの人がヤエン釣りの代用竿として使用されています。
号数や長さのラインナップも豊富に取り揃えてあり、価格も控えめなのでこれから釣りを始めたいと考えている人にはコスパ最強で超おすすめです。
ヤエンロッドは専用竿と代用竿の2種類ある
ヤエン釣りを始めたいけど専用の竿ってどんなのか分からないや、代用ロッドってどんなのが良いのか分からないって人も多いですよね?
結論から言うとヤエン釣りを本気で考えて設計されているヤエン専用の竿って殆どないんです…。
ヤエン釣り専用の竿とヤエン釣りに代用できるロッドの違いや特徴を解説していきます。
専用竿
ヤエン釣りは通常の魚釣りとは違って、アタリがあってからアオリイカを違和感なくヤエンを投入できるところまで寄せてくる竿の粘りと、ヤエンが掛かってから大型アオリイカにも負けないバットパワーが竿に求められます。
寄せのしなやかさとロッドパワー、両方を兼ね備えている竿がヤエン釣り専用竿となります。
大きな特徴としては、アオリイカの引きに応じて柔軟に曲がる胴調子の竿に仕上げられています。
代用ロッド
代用できるロッドと言えば真っ先に浮かぶのが磯竿でしょうか?
磯竿の1号から3号クラスまでヤエンのロッドとして代用できます。
また、10フィート前後の柔らかめのルアーロッドでもヤエン竿として代用は可能ですが、竿全体が硬いのでわざわざヤエン釣りに使う事はデメリットが大きいのでおすすめは出来ません。
磯竿の場合は、ヤエン専用竿とは違ってトルク感よりも瞬発力に耐えられるように先調子で仕上げられている竿が多い。
パワーがあるぶんアオリイカを寄せる際は専用ロッドに比べて違和感を与えやすいので竿の調子は出来るだけ胴調子に近い、スローテーパーかレギュラーテーパーを選ぶようにしましょう。
ヤエン竿を選ぶポイントは?長さ・号数・重さを解説
ヤエン釣りをする上で長狭は何メートルの竿が良いのでしょうか?
ここではヤエン釣りに適した長さや号数、重さなどを解説していきたいと思います。
竿の長さ
ヤエンロッドの長さは専用品にしても代用にしても平均5メートルの長さで大体のメーカーさんは作ってますね
波止や磯では5メートル前後が使いやすいのでしょうか?
あまりに短いとやり取りに支障がでたり、ラインに角度が付きにくくなるためヤエンの滑りに影響が出る場合もあるので5メートルを基準に選べば問題ありません。
ただ、竿を少しでも軽くしたい場合などは4メートルクラスの磯竿を選考候補に入れておくのもおすすめです。
ヤエンの滑りに関してはこちら
号数
ヤエン釣りに使用される号数では1.2号~2号相当の強さがあれば問題ないでしょう!
春の大型アオリイカからキロクラスのアオリイカまで万能できる長さを一つ上げるとすれば1.5号クラスであれば、春に使う大きめのアジから春イカを寄せてくるバットパワーまで不安なく使用できるのではないでしょうか?
2本目の購入時には1.5号を基準に前後で選べばコスパ的にもおすすめな選び方だと思います。
竿の重さ
竿の重さは使用されるカーボンの含有率やロッドの設計でかなり変化があるのが現状です。
これはヤエン専用の竿でも代用できる磯竿でも同様で、価格と重さは比例していくように感じます。
但し、全体的に少しくらい重くても手元寄りに重心がきているロッドは実際に持つと軽く感じます。
ロッド単体で持ってゆすってても調子の参考にもなりませんし、実際の使用感にもほど遠くなりますので面倒でもリールを装着するようにして下さい。
インターラインロッドと外ガイド
ヤエン釣りに使用される竿の種類は、竿の外側のガイドにラインを通して使用する外ガイドロッドと、竿の中にラインを通して使用するインターラインロッド(中通し竿ともいう)の2種類が主流です。
現状ヤエン釣りに使われてる竿(ロッド)の多くは、比較的安価(1万円前後)なインターラインロッドですが、多く理由はヤエン投入時の穂先へのライン絡みを懸念されてるのが理由ではないでしょうか?
私も以前はインターラインロッドを使用していた時期もありましたが、インターラインロッドは一つの利点(穂先絡み防止)の為に多くのメリットを失っている気がしてなりません。
外ガイドの竿がおすすめ?
インターラインロッドを否定しているのではありませんが、私個人の見解としてはアウトガイドロッドの方がヤエン釣りが楽しめるのではないかと思います。
アウトガイドロッドを一度使うと感度・軽さ共にインターラインロッドに戻れないと思います。
穂先絡みに関しては、少しの工夫で改善されると思いますので、この機会にアウトガイドロッドを手に取ってみてはいかがでしょうか?
きっとより繊細で奥深いヤエン釣りを可能にしてくれますよ!
穂先絡みの防止方法
でも安心して下さいw
ヤエン竿にアウトガイドロッドを使うと穂先ガラミが多発するアングラーはたった一つの事だけを気を付ければ殆ど絡みは起きません。
その方法とは…
ラインをたるませない事に尽きます
私は知人と釣行していてもヤエンを入れてもらう事は先ず有りません。
全て一人でやりますが、前述してるようにラインをたるませなければ竿先にラインが絡む事は100%有りません。
ではたるませない為にはロッド操作をどうすれば良いのか?
これも簡単です。
ラインを張って穂先が少し曲がるようにしたらOK
それには少しテンションを掛けるだけです。
テンションフリーだと、PEであろうがナイロンラインであろうが穂先絡みは起きてしまいます。
ヤエン投入時も自分の真上から耳の横をロッドが通るように倒していきますが、その際もスプールエッジに人さし指を軽くあてがいラインがたるまない様にしています。
たったこれだけでヤエンロッド(竿)での穂先絡みは皆無となり、よりポテンシャルの高いヤエンロッド(竿)を使える事になります
先ずは今持ってるヤエン用の竿でやってみて下さい。
常に穂先が少し曲がる位にテンションを加えるだけです。
最初は意識しないと出来ないかもしれませんが10回もすれば無意識に出来ますよw
竿先にラインが絡まなくなりアウトガイドのヤエン竿が使えると色んなモノがトレードされ手に出来ると思います。
ヤエン竿に最適なテーパーバランスとは?
ヤエン用に使う竿ってどんな曲がり方が向いてるのか?
胴部分に張りがあり先調子の竿が向いてるのか?
それとも胴から曲がる胴調子が向いているのか?
竿の曲がり
ヤエン竿(ロッド)のテーパーバランス(調子)はメーカーによって色々ですが、全体的に言うとスローテーパー(パラボリック)気味が代表格と認知されてるみたいです。
けれど、これも釣り方によっても変わってきます。
- 寄せに重点を置いた胴調子のヤエン竿
- パワーに重点を置いた先調子のヤエン竿
どちらが良い悪いは無く釣り方と好みで分かれますね。
合わせを入れるヤエンスタイルでは胴調子のヤエン竿は少し頼りないかもしれないし、寄せに重点を置いたヤエンスタイルの場合は、先調子の竿では反発力が強く、大人しく寄って来るまで時間が掛かるかもしれません(ある程度はテクでカバーできる)
先調子のヤエン竿で胴調子の竿と同様に寄せをおこなえるかと言えば、出来ない事は無いけどラフには出来ないかもしれませんね(ちょっと神経使うかな)
私は専用ロッドと上物ロッド両方を使いましたがそれぞれ一長一短であり釣り方次第と思っています。
これは竿のテーパーバランス(調子)に限っての事で他の部分やデザイン性などを総合して現在はボーダレス4.6MHを使用しています。
ボーダレスは上物調子とはいえ比較的レギュラーテーパーに近いテーパーバランス(調子)になっており幹径も細くて良く曲がるロッドです。
少しでもイメージし易くなる様にテーパーバランスイメージ画像を貼り付けておきますので参考にしてみて下さい。
パラボリック|スローテーパー
パラボリックとスローテーパーの区別は難しく竿全体が平均的に曲がる感じと考えて頂ければOKです。比較的柔らかめの仕上がりになりますので、こちらから掛け合わせる釣りには不向きですが掛けてからのバラす確率は非常に低く竿全体を曲げる事によりアオリイカを浮かせます。
レギュラーテーパー (ボーダレス)
ロッドの約1/2を支点に曲がりスローテーパーと比べればハリの有るバッドを兼ね備えた合わせも比較的入れやすい万能調子となります。
レギュラーファースト
レギュラーファーストの上にファーストテーパーが有りファーストとレギュラーの間を取ったテーパーバランスです。この辺りのテーパーバランスから磯上物色が強くなってきます。
胴のハリが強くアオリイカ用に使えない事は無いですが寄せには工夫が必要で上級者向きとなります。私の好みから見れば少し硬いかなとゆう印象です。
テーパーバランスのみではなく当然、使用ラインは何を使いどんな釣りを展開するのかで良い悪いが決まってきますのでトータルで考える事が重要となります。
寄せにフォーカスするのか合わせにフォーカスするのか悩みどころかもしれませんね
ただ、どのテーパーバランスを使おうが持ってるロッドを最大限曲げる技術(ポジション)が必要です。
ヤエン竿に関するよくある質問
ヤエン釣りするにあたってちょっとした疑問って尽きないですよね?
特にヤエン釣りを始めようと考えている人ほどいろいろ疑問点があると思うので、少しですがこの場をお借りしてヤエン釣りをしていて気づいた点をQ&A方式で回答していきたいと思います。
Q:ヤエン釣りに合わせは必要?
Q:バスロッドを代用できる?
Q:ヤエンストッパーは必ず必要ですか?
Q:ラインは竿に合わせた方が良い?
Q:中折れ式のヤエンって跳ね上がるの?
Q:ストレートヤエンでも針を近づける事は出来る?
ヤエン竿はアウトガイドロッドがおすすめ
一つ言い忘れたのは安価な道具でも高価な道具でもアオリイカ釣りは楽しめます。
けれど、釣趣に関して言えばそれなりに特化した部分がある道具には平均的な道具は敵わないと思う今日この頃ですw
今回はヤエン釣りで使用する竿をランキング形式にしましたが、あなたに合いそうな1本は見つかりましたでしょうか?コストを優先するもよし、スペックを優先するもよし、どの竿を選んでも楽しくなくてはいけません。
ヤエン釣りは普通の魚釣りとは少し違ったところもあり、難しそうなイメージがあるかもしてませんが、極端に短い竿や硬い竿以外なら基本的にどんな竿でも楽しめますのでこの機会に是非揃えてチャレンジしてみて下さい。
コメント
こんにちは
いつも勉強になる記事を、ありがとうございます。
僕に、ヤエン釣りを教えてくれた渡船屋の副船頭さんの勧めでD社のマークドライを使っていましたが、ボーダーレス4.6MHを使ってからゾッコンです(笑)
先週、入浴しながらボーダーレスを浴槽で洗っていると不覚にも穂先を折ってしまい、釣行までに治らないので予備竿にボーダーレスBB4.6MHを買いました。
「釣りは、漁ではない」僕も同感です。
釣果や大きさは二の次で、安全に楽しく
釣るまでのプロセスや、拘った道具を大事にして楽しんでいます。
もちろん、釣れた魚やイカにも感謝しています。
マイマイ君さんコメントありがとうございます。
ボーダレス折っちゃいましたか(涙)私も今回の記事の為に撮影していた際
Bゲームを折ってしまいました(>_<) 今後も執筆頑張りますので宜しくお願いします!