こんにちは
ブログ管理人のあきです。
皆さんは夏のアオリイカを狙いにヤエン釣りにいってますか?
夏のアオリイカって暑いから狙う人が少ないですよね
どのポイントもガラガラ
でも、地元でエギンングをしている人は釣れる事を知っているので、比較的涼しい朝夕を中心に夏イカ釣りを楽しんでいるみたい。
私も比較的涼しい朝夕の時間を中心に釣果を求めて和歌山県南紀白浜の夏イカポイントまで車を走らせてきました。
和歌山県南紀白浜のポイントでヤエン釣りで夏イカを狙う!
今回の夏イカを狙うポイントは、2019年8月・2020年7月などにヤエン釣行している夏イカの実績場へお邪魔する事にしました。
夏イカってどこでも釣れそうな感じがしますが、狙うターゲットは遅ればせながら産卵にきているアオリイカなので釣り上げて解体すると、メスならほとんどが抱卵している事からも産卵を意識している事が分かります。
なので選ぶポイントによって小さい新子サイズばかりが釣れたり、キロオーバーが揃ったりと変化するのもこの時期ならではの特徴なのかもしれません。
釣り場はこんなとこ
キロクラスを獲るならポイントはズバリ藻場
とは言えホンダワラ系はこの時期切れるか、今後切れてくるので全てに共通する事はではないかもしれませんが、ホンダワラ系の藻場にアオリイカは好んで産卵しなく他の藻場へ移動するようです。
どんなとこが夏イカのポイントになるの?
いわゆるアマモ場だね
アマモは潮通しの良い砂地に多く生えるので、夏イカを効率よく仕留める為には砂地+潮通しの良いポイントを中心に攻めるようにすると、釣りあげられる確率が高くなると考えています。
なのでどちらかというと石鯛やタマンを狙うような底が岩場の磯ではなく、身近に海水浴場があるようなポイントか、地元民やお子様連れがサビキ釣りをするような潮通しの良い波静かな漁港が良いと感じます(アジが回ってくる漁港)
そんなポイントを見つけられれば、自分だけが「ウヒョヒョのヒョ」状態になるやもしれません。
とは言っても自然が相手、釣れない時は全くダメな場合もあるし、数を上げたからと言ってどぅって事もないからそこまでガツガツせずやんわり楽しむくらいがちょうどいいかもしれません。
夏イカは潮を釣る!ヤエンで狙う潮汐とは?【夜釣りNG】
今回は家内の父にどうしても夏イカを食べさせて上げたかったのと、真昼間は暑く釣りどころではなくなるので、朝夕のマズメ中心に釣行計画を立てました。
朝夕のマズメをベストタイムと考え、朝なら日の出1時間前から狙う潮の時間まで
今の時期なら頑張っても11時頃までかもしれませんね
これ以降は暑くて死んでまうかもしれないのでこれくらいが限界でしょうw
アオリイカの産卵は昼
産卵目的のアオリイカをヤエンで狙う場合、夜釣りよりも昼釣りの方が釣れる確率が高いようです。
なぜならアオリイカの産卵は夜におこなわれるのではないっていうのが理由の一つ
なのでヤエン釣りで狙う場合は明暗と潮を選んで釣る事がキロクラスのアオリイカと出会える第一歩となります。
当日の潮周りは大潮の初日
本当なら大潮後の方が、アオリイカの個体数も多くなる場合が多いので、大潮後に行きたかった所ですが所要があるのでとりあえず今回はあきらめて本日いく事に…。
満潮・干潮どっちがいい?
満潮と干潮とどっちが釣れるの?って時々聞かれるんですが、私的には干潮の方が基本釣れると思っていますが、これもポイントによるのかもしれません。
前回のポイントも今回のポイントも夏イカ狙いの場合は、基本的に満潮時に入ってきたアオリイカを狙う方が効率よく釣れる気がします。
干潮時でもアオリイカはいるのでしょうが、ペアリングしている事もあり口を使いにくくなっているのかもしれませんね
夏イカヤエン釣り1日目の釣果【エギング2名とヤエン釣り】
ポイントに到着すると波止場にはフカセ釣りを楽しんでおられる方が3名おられましたが、どちらも私が竿出ししたい側とは反対側だったので挨拶し入らせて頂く事にしました。
1日目は夕方16:00過ぎ頃スタートし日没後の1時間位まで頑張るつもり
翌朝は日の出1時間前のAM4:00頃からスタートして10:00頃までを狙う計画です。
夏イカを狙った1日目の潮回りはこんな感じです。
18:10の満潮を起点とした前後の潮を狙いました。
ゆっくりと準備し先ずは水分補給のために泡ジュースをゴクリと一気飲み
うんま~
ふぅ~
沈めておいたアジスカリからおまけで貰った弱そうなアジを取り出して第一投!
ひゅ~~ん
ぼちゃん
ヨタ ヨタしながら潜っていきました。
なんかいまいちな感じ
おもむろにロッドを上げてみるとアジはご臨終しておりました。
おまけで足してくれたアジだったので仕方ありませんね、アジスカリから新しいアジを出してキャスト!
待てど暮らせどアタリはありません。
エギング
うす暗くなる少し前に、エギングに来られていた二人組が居たので話しかけてみると、地元ならではの情報をいろいろ教えてもらいました。
地元ではここのポイントが今旬で釣れているとの事(そんなに有名になってたんか…)
ちょい前には2キロ級が上がったらしいです(俺も釣りたい)
地元の人にいろいろ聞くと自分だけでは分からない事や、釣り以外のグルメ情報やそのポイントで注意した方が良い事など教えて頂けるので良いですね
エギンガーのお二人さんがブログ見てくれていたらですけれど、先日はいろいろお世話になりありがとうございました。
ちなみにお二人共、アオリイカを釣られてましたよ!
さすがエギング好きのお二人さん、目の前で釣られたのを見ましたがカッコ良かったです!!
夏イカからのアタリ
アジを投げ返しを幾度か繰り返した時です、アジが追われている感じがロッドティプから伝わってきます。
グ~っと抑え込んでデスピナのハンドルが逆転したかと思えば、抑え込みがなくなりアジが泳いでる時のように竿先がトントンした感じになる…??
アオリイカが少し触ってすぐに放したような感じです(イカパンチ?)
時折アジがギューン ギューンっと逃げるような仕草を見せるので近くにアオリイカがいるようですがバイトしません。
仕方ないので必殺技のアジの引き戻しをおこなう
ロッドを手に取りアジにテンションを与えて泳がしたり、止めたのちにゆっくりロッドで引き戻したりしてやって誘うと1回目の引き戻して止めた瞬間に上から覆いかぶさるように乗ってきました!
キロ位な感じです。
今度はしっかりと掴んだので放す気配はないのでゆっくりと寄せに掛かります。
いつもの如く、初期入力する力に気を付けながら竿先をできる限り海面に近づけて穂先とラインが90度になった角度からゆっくりと後ろにロッドをサビいていきます。
最初の数回は軽くイヤイヤしましたが、すぐに付いてくるようになったので調子に乗って寄せていると、ロッド数本先にアオリイカの姿がぼんやりと見えてきたのでここでヤエン投入です。
PTFEテフロンチューブを使ったヤエンがアオリイカまで到達するのに時間は掛かりません。
完全にアオリイカの下に入っているのを目視できたので、そのまま寄せてくるとアジを放してくれヤエンに掛かりました。
さすが夏イカ
水温が高いのでサイズ以上の引きを見せてくれますね
ギャフを1発で掛け、あらかじめ海水をまいて冷やしておいた波止場に優しく上げヤエンを外して即スカリへ
キロあるなし位です。
ドレススカリって流行ってるけど大きさはどれがおすすめなの?
ドレススカリはサイズが多彩なので自分の釣り上げるアオリイカのサイズで選ぶようにしましょう!
春の2キロ、3キロが釣れた時を考えるなら横幅50センチがおすすめですが、キロ位までなら一番小さいのでも大丈夫でしょう(個人的には50センチ以上がおすすめです)
さて、地合いに突入か!?
結果的には満潮潮止まり付近でバタバタっと同サイズを2ハイと少し小さいサイズの夏イカを1ハイ、合計4ハイ釣り上げ内臓から目玉まで全て解体し1日目を終えました。
【夜宴開幕】夏イカヤエン釣りもう一つの楽しみ
夏イカに限らずヤエン釣りの楽しみの一つが夜宴です。
エアコンの効いた車内で明日の事を考えながらゆっくり飲むのもヤエン釣りの恒例の楽しみとなっております。
キャンプまでいくとなかなか大そうになるので私にはこれくらいが丁度いい感じ
本日のアテは和歌山の庶民の台所を預かる、スーパー松源で購入してきたマグロのさしみと鳥の唐揚げ。
お腹が減れば持ってきたおにぎりでご機嫌さんになれる予定。
自宅から持参した「いいちこ」に泡ジュースを少し混ぜて乾いた喉を潤します。
「くぅ~… シュワシュワして最高~~」
んまぁ~
汗をかいているので焼酎がうまいこと×2!
その後はロックで4杯くらい飲んで唐揚げに辿り着くことなく気を失ってしまった事は言うまでもありません。
AM2:30ごろ暑さで目が覚めたので近くの自販機にコーシーを買いにいき、車内でぼ~っとしながら飲んでいると突然右から左に何かがきている…
右から
右から
なにかがきてる♪♪
ん?
流れ星でしたw
そうこうしてると3:30分
そろそろ釣り座に戻る事にするが、釣り座に置いておいた椅子でまたもやコックリ、コックリ
やばいやばい
コーシーで目を覚ましていると、東の空が薄っすら明かるくなり始めてきたので2日目の夏イカヤエン釣りを再開する事に…。
夏イカ2日目の釣果【ヤエン釣りで今日一仕留める!】
画像は2日目に釣った2ハイのアオリイカ
スカリから出して写真を撮ろうとするも、プシュプシュして細くなるので胴体だけ〆ましたw
こうすれば墨も吐きにくいので写真的にはOK
ただ、絵的にはいまいちだったな
しかし朝から暑すぎる…。
この時期は簡易クーラーバッグも手軽でいいけど、保冷効果の高いクーラーボックスをキャリーカートで持っていける場合は保冷力や氷の調達頻度を考えてもそちらががおすすめかもしれません。
日帰り釣行や保冷力がもう少し欲しいけれど、ハイエンドモデルはちょっと…
そんなあなたには、私と同じフィクセルリミテッド22Lが使い勝手が良くておすすめです。
私の場合は遠征時は更に冷蔵庫並に保冷力の強い、真空断熱剤入りのフィクセルプレミアムの30Lを用意しています。シマノのクーラーボックスの保冷力はサイズの割に最強です。
海外製で同程度の保冷力を得ようと思うとかなり大きいサイズになります。
また、直射日光を避けるためにも、折りたたみ傘もバッカンに準備しています。
パラソルほどではないけれど小さくて手軽に日陰をゲットできすのでおすすめかもしれません。
2日目の潮汐
4:30頃から夏イカ合宿2日目を開始しましたがアタリはありません。
まだ周りは薄暗く水中の様子がはっきりとは分からない状態ですが、何度か打ち直しているとアタリが来ました!
居食いした感じでしたがなんか変です。
今回のアタリは夏イカではなくエイっぽい
すごいパワーで走り出し3号のナイロンラインを一瞬で切っていきました。
残るアジは8匹くらいいるけど、またエイにやられたら嫌なので今度は足下から泳がしてみる…
右手でロッドを持ちながら、少し竿先にテンションを掛けながら左手でラインを引き出し5メートルもいかないくらいまで手持ちで泳がせてると「ぐーん」とひったくるようなアタリ!
掴んだ~~
グィーン グィーン
こんどは間違いなくアオリイカ
寄せるとすんなり寄ってくる
ボーダレス4.6mhがほどよくしなっているので前日よりもサイズよさそうな感じ
近いのでヤエンを入れて少しびっくりさせて走らそうとヤエンに角度を付け走らせるもビックリもせず走りもせず
仕方ないのでイカサーフィンの要領で掛けようとするがアジを放さないのでそれもNG。。。
最後の奥義「夏イカの吊り上げ釣法」で対応する事に…。
竿下までアオリイカを寄せてロッドとラインが90度を保った状態でアオリイカを吊り上げ後ろに控えたヤエン針に掛ける作戦w
アオリイカのサイズがそこそこなのでメチャクチャ重い!(これで3キロ掛けたこともある)
ヤエンがフラつかないように脇を締めてゆっくり持ち上げ、アオリイカの目が完全に水面にでた所でアジを放して後方に待ち構えていたヤエン針にグサリ!!
ヤエン針に刺さったかと思うと今度は墨を吐きながらトルネード(ぐるぐる回転)
そこらじゅう海面は墨まみれ
落ち着いたところで胴体の先を狙ってギャフ打ち!
ブシュブシュ~
ギャフ掛けワンポイントアドバイス
ここでギャフ掛けが苦手な人にワンポイントアドバイス!
ギャフ掛けでスカ食らう時ってありますよね?
今はほとんどありませんが、私も昔はときどきやっていましたw
私なりにギャフ掛けの失敗を分析してみるとスカくらう一番の原因は次のいずれかと感じます。
失敗の原因
- タモの柄を伸ばして遠い所でギャフ掛けしている
- 目が悪くなり遠近感覚が掴みにくくなった
- 単にどんくさいだけ
上記3点が要因ですが②と③は自分ではなかなか直せないw
なのでギャフ掛けで失敗しないようにするには①番のタモの柄を伸ばしてギャフ打ちしない事。
特に下方向ではなく、海面と並行にタモの柄を伸ばしてのランディングはアオリイカの足元にギャフ掛けし、ヤエンに引っ掛かるなどしてのバラシがつきもの…。
800ほどのマメなら横向きにするのも簡単ですが、距離がありアオリイカが大きくなればなるほど困難になってきます。
解決策
ですので失敗しないようにするには、必要以上にタモの柄を伸ばさないようにする事がスマートに一発でギャフ打ちするコツのような気がします。
3キロ級にもなるとなかなか足下まで寄せきれない事もしばしばあるかと思います。
距離があれば有るほど失敗のリスクは伴うので、ギャフを打つ時は早く取り込みたい気持ちをグッっと堪えて、アオリイカをできる限り足下まで誘導してからギャフ掛けするようにしましょう。
また、シングルランディングの際には節が完全に伸びきっていない場合もありますよね?
そんな時にギャフを打つと手前に引く力で完全に伸びきっていない節が伸びてしまう事により、ギャフを掛ける力が吸収されてしまって掛かりが浅くなる可能性があります。
そんな時は1節目や2節目を先に伸ばしておくと、ギャフ針にダイレクトに力が加わるので足場の高いポイントでの「ぽとりバラシ」の防止に繋がりますよ。
夏イカヤエン釣りの必需品はアジスカリが簡単でおすすめ【波止限定】
夏イカヤエンはポイントさえ間違わなければ比較的イージーに釣れ、ポイントもガラガラなのでヤエン釣りするには絶好の時期とも言えます。
しかし一つ気を付けたいのが活きアジの管理です。
EVA製のアジバケツを使用されている人が殆どだと思いますが、EVA製のアジバケツでの水温管理はこの時期はこまめに水替えしなければならないので大変です。
ヤエン釣りにきているのに、アジの水替えにきているみたいになってしまいます。
そうならない為にもアジ活かしクーラーかアジスカリを使用するのがおすすめかもしれないです。
アジクーラーは磯場でも波止場でも日射や地熱の影響を受けにくくおすすめですが、簡単に管理ができるアジスカリも波止場ならおすすめです(磯ではNG)
アジスカリ使用のコツ
アジスカリを使用してもアジが傷だらけになって弱らしている人を時々見掛けます。
そんな人はアジスカリの使用方法を少しの工夫で改善できるかもれないので、以下を参考にしてみて下さい。
アジスカリ使用方法
- 底付近に沈める
- 底にベタ付けしない(水中で転がるのはNG)
- 吊り下げる形をとる
- オモリ付を使用する
上記4点に気をつければ、この時期のヤエン釣りが一つ快適になること間違いありません。
一番多い失敗がそこまで沈めたアジスカリが底付近で転がっている状態
今回もアジ活かしクーラー+プロテインスキマーの組み合わせでも良かったんですが、後片付けを考えると部品点数が多い事や、インターバルが長い事などを踏まえると今回はタカ産業さんのアジ活かしビク(30センチ)を使用し快適にヤエン釣りができました。
18センチ前後のアジ15匹程なら30センチのアジスカリで十分対応可能ですので夏イカヤエンをされるなら是非検討してみて下さいね!
まとめ
いかがだったでしょうか?
1日目は16:00~21:00まで
2日目は4:00~10:00頃まで
トータル11時間夏イカのヤエン釣りにいそしんできました結果、未計測ではありますが1.5キロクラス2本、1キロクラス1本、キロ手前2本、800グラム程が1本の合計6ハイ釣り上げる事ができました。
夏イカ自体はお盆前までは釣れると思いますので、エアコンの効いた部屋で作戦を立ててまだまだ釣れる夏イカを是非釣りに行ってみて下さい!
お盆に皆で集まる際に、新鮮なアオリイカの刺し身でもてなしてあげれば喜ばれる事でしょう。
私ももう、1回か2回ほど行けたら行きたいんですが、冷凍室がアオリイカだらけなので先に冷凍ストッカーを買わないと行かせてもらえないかもしれませんw
ではまたの日までごきげんよう…。
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