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【ヤエン釣り】夜釣りで釣れない時は昼潮を攻略!月が教えるアオリイカの隠れた時合い

【ヤエン釣り】夜釣りで釣れない時は昼潮を攻略!月が教えるアオリイカの隠れた時合い 釣り方いろいろ

「ヤエン釣りといえば夜釣りが鉄則」「朝マズメが終わったら夕方まで休憩する」

地磯や防波堤でアタリが止まった日中、そのように時間を過ごしていませんか?

確かに夜間やマズメ時は、アオリイカの警戒心が薄れる定番のチャンスタイムです。
しかし、特に警戒心の強い春の大型アオリイカ(春イカ)を狙う場合、夜釣りで結果が出ない時こそ目を向けるべき「隠れた時合い」の目安が存在します。

それが、目に見えない月の引力が生み出す「昼の潮」です。

🌕 この記事の結論:夜釣りの不調を覆す「昼の潮」の正体 🌊
  • ヤエン釣りの時合いは、夜やマズメ時の「明暗の変化」だけでは決まらない
  • 月が「地球の真裏(天底)」に来る日中の時間帯は、潮汐力が強く働き海が動きやすい
  • 新月こそ狙い目かも!月が無くても時合いの目安は来る
  • タイドグラフの「月の出・月の入り」から、昼の潮が動きやすい時間帯の目安を計算できる

この記事では、夜釣りオンリーのヤエン師が見逃しがちな「月の裏側」がもたらす潮汐力のメカニズムと、日中の時合いの具体的な割り出し方を解説します。

一般的なセオリーに縛られず「昼の潮」を読めるようになれば、地磯・防波堤での昼休憩の時間が、大型アオリイカを仕留める絶好のチャンスタイムに変わるはずです。

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監修者
あき

セントラル代表のあきです。
理容師、毛髪診断士として発毛・育毛・薄毛対策を専門に活動し、男性・女性を問わず、薄毛や抜け毛、頭皮環境に悩む方の相談を現場で受けてきた経験をもとに、本記事を監修しています。
また、趣味では、アオリイカのヤエン釣りもおこなっており、釣行記や道具に関する執筆も行っています。

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ヤエン釣りは夜釣り・マズメ時が最強?「昼間は釣れない」の罠

ヤエン釣りといえば、「やっぱり夜釣りでしょ!」「薄暗い朝夕のマズメ時が勝負!」って思いますよね。
実際、防波堤を見渡してみると、日中の明るい時間帯は竿を置いてまったり休憩モードに入っているアングラーをよく見かけます。

「明るい時間はイカも警戒するから釣れないよな…」って気持ち、すごくよく分かります。
もちろん、潮の効き具合や濁りなどの条件次第では、昼間でも十分に釣れる可能性はあります。

しかし、「明るい時間は警戒するから…」という理由だけで囚われすぎると、特に警戒心の強い春のデカイカを仕留める絶好のチャンスを逃してしまうかもしれないんです。

なぜ「昼間は釣れない」と言われがちなのか、一緒に紐解いていきましょう。

日中にアオリイカのアタリが極端に減る理由(光量と警戒心)

夜明けとともに日が昇ってくると、さっきまで元気だったドラグ音もピタッと止んで、アジへの反応がパッタリ消えちゃう経験、ありますよね。

これってちゃんと理由があるんです。

アオリイカはとても目が良い(最大視力約0.63という研究結果もあります)ので、海中が明るくなる日中は外敵に見つかるのを嫌がります。(参考:YAMASHITA|アオリイカの眼の事を知って

だから、ボトム(海底)のシモリや海藻の陰にじっと身を潜めて警戒モードに入っちゃうんですよね。

エサになるアジなんかの小魚も同じように隠れちゃうので、イカもわざわざ危険を冒してエサを追い回さなくなります。

この「明るさの変化」が、昼間は釣れないって言われる一番の原因なんです。

春の大型アオリイカは「暗さ」よりも「潮の動き」で捕食する

でも、ここからが面白いところなんです。
産卵を控えた春の大型アオリイカ(春イカ)って、秋の元気な新子イカとはちょっと行動パターンが違います。
春イカは体力を温存しつつ、効率よくエサを食べたいので、「ただ暗くなったからエサ探しに行こう」とはならないんです。

じゃあいつスイッチが入るの?というと、プランクトンやベイトが流されて、海の中の酸素濃度もグッと上がる「潮が大きく動くタイミング」なんです。
夜やマズメ時の「暗さ」だけを気にしていると、春のデカイカが本当にパクッと口を使う、その一瞬の時合いを見逃しちゃうってもったいないかもしれませんよ。

※補足と注意点
この記事で解説している「昼の潮(裏の時合い)」のパターンは、主に産卵を意識した春の大型アオリイカ(春イカ)に対して特に当てはまりやすい傾向があります。
また、防波堤だけでなく地磯や沖磯など、釣り場の水深や地形によっても潮の効き方やイカの動きは微妙に変化します。ベースの知識として念頭に置きつつ、現場の状況に合わせてアプローチを微調整してください。
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視覚で理解する!「月の裏側」で潮が動く理由

月の裏側で潮が動く理由

aoriyaen.comイメージ画像

前提として、潮の満ち引き(潮汐)は主に「月の引力+太陽の引力」によって発生し、その力は地球全体に作用しています。
「月が見えないのになぜ潮が動くのか?」という疑問を解決するために、4つのステップで図解します。

【図1】なぜ潮は満ち引きするの?(潮汐の基本)

解説:

潮が動く一番のパワーの源は、月が地球を引っ張る「引力」です。
月が海水を引っ張ることで、海面がふくらんで「満潮」に向かいます。

でも、図を見ると月に近い側(右)だけでなく、反対側(左)もふくらんでいますよね?
これは、月に強く引っ張られる側と、そうでない側の「引力の差(潮汐力)」によって生まれる現象なんです。
地球のどちら側にいても「1日に2回満潮が来る」のは、この仕組みのおかげなんですよ。(参考:気象庁|潮汐の仕組み

【図2】表の時合い(月が真上にある時)

解説:

夜釣りでおなじみの、一番わかりやすいチャンスタイムですね!
月が私たちの頭の真上(南中)に来た時、海を引っ張る力(潮汐力)が強く働きます。

この力が働くことで潮が動きやすくなり、アオリイカの活性も上がるきっかけになります。
「月夜は釣果が良い」と昔から言われるのは、明るさだけでなく、この強い力が真上で働いているからなんです。

🤔 鋭い釣り人のギモン:月が真上の時に「満潮」になるとは限らないって本当?

結論から言うと、月が真上(南中)や真裏(天底)に来たタイミングと、実際の「満潮」の時間は数時間ズレることがよくあります。タイミングによっては干潮付近になることすらあります。

理論上は「月が真上=海面が一番強く引っ張られて満潮」なのですが、現実の海には海底地形の起伏があり、海水自体にも重さ(慣性)があるため、引力に引っ張られてから実際に潮位が変化するまでに「タイムラグ(遅れ)」が生じるからです。

では、なぜヤエン釣りで「月が真上や真裏の時間がチャンス」と言われるのでしょうか?🎣

  • 潮位の高さ(満潮か干潮か)に関わらず、海水を動かそうとするパワー(潮汐力)が強く働く時間帯だから🌕✨
  • この力によって海中に変化が生まれ、警戒心の強い春イカの捕食スイッチが入りやすくなるから🦑🔥

つまり、私たちが狙うべきは「満潮という結果」だけでなく、「海が強く引っ張られてダイナミックに動こうとしている時間帯(原因)」なのです!月が真上・真裏(南中・天底)を迎える前後2〜3時間は、重要な時合いの目安になります。

【図3】裏の時合い(月が地球の裏側にある時)

解説:

そして、これが今回のメインテーマ「隠れた時合い」です!
月が地球の裏側(私たちの足元のずっと下)にある時を描いています。

空を見上げても月は見えませんが、図1や図2で解説した「月との距離による重力差(潮汐力)」によって、反対側(私たちが立っている場所)の海にも、表側と同様に「海を動かそうとする潮汐力」が働きます。

つまり、真っ昼間で月が見えない時間帯でも、海の中ではこの見えないパワーによって潮が動きやすいタイミングの目安になるので、「昼間だから」と竿を置いてしまうのは、本当にもったいないですよ。

【図4】太陽と月が一直線に並ぶタイミング

解説:

最後に、ヤエン師ならタイドグラフを見て一番ソワソワする「大潮」の仕組みです。

太陽・地球・月が一直線に並ぶ大潮の時期(新月や満月)は、月の引力に「太陽の引力」まで加わるため、潮汐力がさらに大きくなります。

ここでヤエン釣りにおいて非常に重要なのが、「新月」と「満月」での昼間の潮の違いです。

  • 新月の大潮:昼間は月が「頭の真上」付近にあるため、昼に発生するのは「表の時合い」の目安です。
  • 満月の大潮:昼間は月が「地球の真裏」付近にあるため、昼に発生するのがこの記事のテーマである「裏の時合い」の目安です。

実際の潮位の差は単純な月齢だけでなく、「月・太陽・地球の位置関係」によって決まりますが、こうした強い潮汐力が働くタイミングの昼下がりは、ボトムに潜んでいた警戒心の強いデカイカもたまらずアジを抱いてしまう、まさにXデーの可能性を秘めています。(参考:国立天文台 暦計算室|暦Wiki(大潮小潮)

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タイドグラフから「昼の時合い」の目安を割り出す計算方法

タイドグラフから時合を正確に割り出す方法

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潮汐力が強く働く「裏の時合い」の凄さはわかったけど、「それって何時何分に来るの?」って思いますよね。
実はこれ、スマホで見られる普通のタイドグラフのデータを使うだけで、誰でもサクッと計算できちゃうんです。全国各地の正確なデータは海上保安庁の公開情報などがベースになっています。(参考:海上保安庁 海洋情報部|潮汐推算

今回は、和歌山県南紀エリアの潮汐データを例にして、隠れたチャンスタイムの目安を割り出す計算手順を分かりやすくお伝えしますね。釣行の参考にぜひ使ってみてください!

カギは満潮時刻ではなく「月の入り」と「月の出」の中間時間

「月が真裏(天底)に来る時間」を知るためのカギは、満潮時間ではありません。
タイドグラフに載っている「月の入り」と「月の出」の時間を使います。

やり方はすごくシンプル。

月が沈んでから、次に昇ってくるまでの「ちょうど半分の時間」。ここが、月が地球の真裏を通過し、潮汐力が強く働くタイミングの目安になります。

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【実践】和歌山県・周参見の4月潮汐データで昼下がりの潮が動く時間を計算

実際に、和歌山県南紀・周参見(すさみ)の4月の潮汐データを例にして計算してみましょう。

【例:4月7日(中潮)の場合】

  • 月の入り:8時14分
  • 次の月の出:23時30分
  • 計算:月が隠れている時間は15時間16分。その半分(7時間38分)を月の入り時刻に足す。
  • 裏の時合いの目安:15時52分 ごろ
【例:4月8日(中潮)の場合】

  • 月の入り:9時02分
  • 次の月の出:翌0時22分
  • 計算:月が隠れている時間は15時間20分。その半分(7時間40分)を月の入り時刻に足す。
  • 裏の時合いの目安:16時42分 ごろ

【図解】4月7日の月の位置と時合いを視覚化

4月7日(中潮)の月の位置と「裏の時合い」
 
 
空(見える状態)
地球の裏側(見えない状態)
8:14 月の入り
 
23:30 月の出
 
15:52 月の真裏
(時合いの目安)
 
月が地球の真裏(天底)を通過する 15:52頃 に潮汐力が強く働きます。

月が地球の真裏(天底)を通過する 15:52頃 は潮汐力が強く働き、夕マズメ前の昼下がりに潮が動いて時合いが発生する可能性が高まります。

こんな風に計算してみると、4月7日や8日は、夕マズメを迎える少し前の「15時台〜16時台」に月が真裏に来ることがわかりますよね。
まさに、みんなが昼休憩でまったりしている時間帯こそが、潮汐力が強く働くチャンスタイムなんです。

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「昼の潮」を味方につける!日中のヤエン釣り立ち回り術

「昼の潮」を味方につける!日中のヤエン釣り立ち回り術

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「裏の時合い」の目安時間がわかったら、次はその時間に合わせて防波堤での動き方や仕掛けの入れ方を工夫してみましょう。
日中のデカイカは夜とは全く違う深さにいることが多いので、ただアジを泳がせているだけだと、警戒されて終わっちゃうことも。
ここでは、昼の潮が動くタイミングで、確実にイカに抱かせるためのアジのコントロール方法と、1日を通したおすすめのスケジュール管理をご紹介します。

昼のチャンスを逃さない!警戒心の強い春イカに違和感を与えない「アジの泳がせ方」の基本と応用はこちらをチェック。【ヤエン釣り】アジの泳がせ方と釣り方次第でアオリイカが爆釣する!

アジの泳がせ方とレンジ(タナ)のコントロール

昼の時合いを狙う時は、アジの泳がせ方にもちょっとしたコツがいります。
日中のアオリイカは、潮が動いても表層までプカプカ浮いてくることは少なく、基本はボトム付近のシモリ(岩礁)の陰でエサを待ち構えています。

なので、元気なアジをそのまま表層で泳がせるのではなく、オモリ(シンカー)をプラスして、強制的にボトム付近のレンジ(タナ)までアジを送り込んであげるのがおすすめです。
イカの目の前に直接「美味しそうなアジ来たよ!」と届けてあげるイメージですね。

防波堤での昼休憩を「最大のチャンスタイム」に変えるスケジュール管理

月の動きの目安が読めるようになると、防波堤での1日の過ごし方がガラッと変わりますよ!

朝マズメが終わって潮止まりになったり、月が中途半端な位置にある時は、思い切って車で仮眠したりしてしっかり体力を温存しましょう。
そして、あらかじめ計算しておいた「月が真裏に来る1時間前」には釣り座に戻って、一番活きの良いアジを投入してボトムを攻める準備を整える。
メリハリをつけることで、集中力もグッと上がります。

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まとめ:春イカのヤエン釣りは「月の裏側」を知れば昼でも釣れる

「ヤエン釣りはやっぱり夜でしょ!」という固定観念、少しだけ崩れたのではないでしょうか?
ちょっともったいない思い込みを外すだけで、日中にも大きなチャンスが転がっていることに気づけます。

  • 日中にアタリが減るのは警戒心のせい。でも春のデカイカは「潮の動き」には逆らえない!
  • 月が頭上(南中)にある時だけでなく、地球の真裏(天底)にある時も潮汐力が強く働く
  • タイドグラフの「月の入り・月の出」の中間時間を計算すれば、昼の潮が動きやすい時間帯の目安がわかる

次に春の防波堤へヤエン釣りに行く時は、夜や夕マズメだけをアテにするのではなく、ぜひ月の引力が作る「昼の潮」も意識してみてくださいね。

周りが休憩している昼下がりに、あなただけが大きな春イカを釣り上げる。釣行タイミングの参考として、ぜひ活用してみてください!

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