こんにちは
あきブログヤエン釣り情報サイト監修者のあきです。
今回も和歌山県すさみ町のとある地磯へ、釣友のHさんとヤエン釣りでアオリイカ狙いに行ってきました!
黒潮大蛇行により水温が右往左往し底潮が冷たい中の釣りとなりました。
また、海中のクロロフィル濃度(植物プランクトン)が低下し、エサとなるベイトが少なかった事もありアオリイカの接岸状況も悪かったようです。
クロロフィル濃度が高いエリアは、プランクトンを求めて小魚が集まり、それを捕食するアオリイカや青物などの魚が多くなる傾向があり、釣行タイミングや良いポイントを見極めるヒントになります。
ま~今回は釣果もイマイチ振るわなかったので言い訳にしておいてくださいw
前回のすさみ地磯での釣行記がまだの人は先にこちらを見て下さい。
和歌山すさみ地磯で釣る早春のヤエンアオリイカ釣りの挑戦と現実
冒頭で少し触れましたが、今回の釣行は条件が良くなかった…というか悪かった。
数日前までは黒潮からの分流が入り、水温も昇温傾向だったが、釣行2日ほど前には一気に急降下。それに伴って植物プランクトンも減りアオリイカのアタリが遠かった。
同行のHさんなんて、6時間程やってアタリ1回のみ
恐らく1級ポイントでこんなにアタリが少なかったのは初めてだったと思う。
当の私は、Hさんよりたまたま釣り座が良かったのかどうか分からないが、アタリは3回あり何とかキャッチできたのが不幸中の幸いだった。
開始早々アオリイカからのシグナル!すさみ地磯でヤエン釣りの醍醐味を味わう
アジは12匹買ってきたが、まぁまぁのサイズ。欲を言えばもっと20センチ以上の大きいアジの方が精神的に良いけど仕方ない。
セーフティースナップNTパワー#8へダブルラインでヨリを掛けてエイトノットで接続し、管付きチヌ針4号でアジのゼイゴへオトリフックを掛ければ準備万端(ヤエンストッパーは再利用しています)
なるべく大きめのアジをつけて第一投!
アジが潜るまで少しの間待ってやり、ラインスラッグを取って竿掛け置いたとたんアタリがきた!
今日はダメな日だと思っていたのに入れパクです。
開始1投目でアタリがきた
ロッドでじんわりテンションを掛けると重量感が愛竿ボーダレス4.6MHから伝わってきました。
まぁまぁのサイズ
ロッドを横向けに構えて竿先から順に曲がるように操作する…。
アオリイカになるべく抵抗させない為、穂先は海面スレスレにし、上からテンションを掛けないように注意する。時折、抵抗を見せるが想定内なので問題ない。
そうこうしていると、先にぼんやり浮いてきた!
ヤエン投入のタイミングだ!
自作ローラーヤエン発射!
私の場合は、極力見える所まで寄せてきてからヤエンを投入する。
なぜなら、アオリイカが海中(底付近)にいる時にヤエンを入れるとトラブルが発生する確率が高まるから…。

その為にはなるべく大きなアジと、寄せのスピードを常に意識するようにしている。そうは言っても自然相手なので全てがそうかと言われると、もちろんその時々で変化はするが…。
ラインを張り過ぎず、緩め過ぎずヤエンを操作。
そこまで遠くはないので、すぐにヤエンは到達した模様です。
ここでラインを張る、緩めるを2~3回繰り返してヤエンストッパーで支点を作り、自作のローラーヤエンを跳ね上げます。
そのままゆっくりと引き寄せると、一瞬、重みが消えたかのような感覚にとらわれたが、次の瞬間、「ドズン」と強烈な重量感が手元に伝わり、ボーダレス4.6MHが弧を描いた!
ヤエンの針に掛かった。
グ””グ””グ””””…
グゥィ~ン… グゥィ~ン…

少し型は良さそうですが2キロは全然届かないサイズ。
ただし、この悪条件の中、開始早々入れパクしてくれたので内心は素直に嬉しい。
足場が少し高いので一段下に降りてギャフでランディング。

ギャフは力が分散されず、大型のアオリイカの身を一発で捕えられるカツイチギャフがおすすめ!
1645gのアオリイカを釣り上げる
ゲボゲボ言ってるので、すぐに海面から持ち上げず、目玉が出るくらいまで持ち上げはおろして墨と海水を吐かす。
ロートからピュ~~ボトボト…、って海水を吐いたのを確認してから磯へ上げたのがこの1645gのアオリイカ。
今日はいけるかもと思ったけど、それからはアタリなく時間だけが過ぎていく…。
画像が無かったので以前の画像の使い回し。
本来は上弦の半月の小潮周りです。

イメージ画像
地磯で2杯目はキロクラス
次にアタリが来たのは最初のアオリイカを釣りあげてからしばらくたってから
やり取りして上がってきたのは、キロちょいのこの時期のアベレージサイズ
忘れた頃にアタリがあり、終盤にもう1ハイキロクラスを釣り上げ、潮止まりになり本日は終了とした。
【まとめ】ヤエン釣りで春アオリイカを攻略できず!すさみ地磯は厳しかった。
釣行の際には1週間くらい前から水温やクロロフィル濃度をチェックしており、厳しい釣行になる事は予測していましたが、やはり厳しかったですね。
同行者のHさんもアタリが1回しかなく、私が釣れたのも運が良かったに過ぎません。
黒潮は日々変化しているので、確率が低そうなら無理に釣行せず日を改めて挑戦していきたいと思います。
コメント