こんにちはあきブログ運営者のあきです。
私も含め読者さんもそうだと思いますけど天気の良い日にヤエン釣りに行きますよね?
好んで雨の日にヤエンは行かないと思いますが、そんな日に限って風が吹きまくってラインが煽られてアジを沈めるのに苦労しませんか?
真後ろや正面からの風ならまだ、アジも潜ってくれると思いますが横からの風ではアジを沈めるだけで大変です。
アジが潜らないといっアジおもりを使うと場所にもよるけれど根掛り決定w
また、アジおもりを打つとアジの弱りも早くて常にテンションを与えてないと底でジッとしてるしアタリが出ない事も多いです。
今回は風でラインが煽られないようにし、アジを沈めるのをサポートする方法です。
アジを沈めるならラインを一直線に!
ヤエン釣りだけに限らずどんな釣りでも風は対敵ですよね
渡船なんか利用すると風裏に渡礁させてくれますが地磯なんかではそううまくも行きませんw
私の場合は釣行前にある程度の風速と風向きはチェックを入れるんですが、必ずしも恵まれる訳ではありませんw
ウネリはともかく、いくら地上で強風が吹いていても環境さえ整っていればアオリイカは関係なく居ますが、アオリイカが居る層へアジを沈める事が出来なければアタリは出ません。
なのでアジおもりを使わずアジを沈めるには一工夫必要ですので皆さんも実践して下さい。
横風を受けてアジをキャストするとラインが風下へ膨らみ、それに引っ張られてアジを沈めることは出来ませんので横風時はライナー気味にキャストし余計な糸フケが出ないようにしましょう!
その上で、アジが着水する前にロッドは風上側へ倒してアジが着水したと同時に釣り人とアジが一直線になるまで余分なラインを巻き取って下さい。
これで釣り人とアジが一直線になりましたね
この状態が作れて初めてアジを沈める事が可能になります。
なので風の強さや潮の流れも考えて投げる角度も決めるようにしましょう。
このままで竿受けに置いては元も子もありませんので、すかさずベールを返してラインを少しずつ送り込んでやりアジを沈めるようにして下さい。
アジはテンションの掛かっている逆に行こうとします。
元気なアジはグングン潜っていってくれるハズですので、思ったポイントまで沈める事が出来ればロッドを竿受けに置いてアタリを待てばOKです。
たったこれだけで他のヤエン師よりもアタリが出る可能性は数倍高まると思います。
アジを沈めるには穂先は海中に入れろ!
さぁてと、上手くアジを沈ませる事に成功しロッドを竿受けに置いてアタリを待ちますが通常、ヤエン釣りでは海と平行かやや下気味に穂先が向くように竿受けをセッティングすると思いますが、強風時は穂先から空中に出てる僅かなラインを風がはらませます。
そのまましているとせっかくラインメンディングしアジを沈ませる事に成功しても、また風にラインが引っ張られてアジが浮いてきます。なので任意の場所までアジを誘導出来たらそのままロッドを竿受けに置くのではなく、竿受けの角度を最大限下げ、竿先を水中に入れる様にしましょう!
私の場合は、風の強さにもよりますが、穂先50センチから最大でロッドの半分位まで海中に入れてしまいます。
さすがにロッドの半分も海中に入れると風でラインが引っ張られる事など有りません。
デメリットとしては穂先からのラインが全く見えないのでアジが泳いでる方向も分かりにくい事かもしれませんね
なので、通常のヤエン釣りよりも小まめに確認するようにしています。
特に近くに他のヤエン師が居る場合はマナーとして通常よりも小まめにライン状況とアジの状態を確認したいモノです。
それでもアジが浮くなら追加でこの処置をおこないましょう!
ときどきヤエン釣りしていてもアジの個体さもあるのかそれでも沈める事が出来ないアジも居ます。
そんな時は最後の手w
内臓の空気を抜いてやります。
これで確実に沈んでくれると思いますw
稀に、むなヒレをカットする方法を使う事もありますが、むなビレをカットしてしまうと泳ぎに影響が出るのとウツボやアナゴにやられやすくなりますので私自身は殆どしません。
又、根掛りも頻繁に起こるので初心者さんにもおすすめは出来ません。
むなビレをカットするなら3B~6Bのアジおもりを肛門付近か下あご付近に打つ方が元気よく沈める事ができます。(アジおもりを使うのは最後のさいごです)
殆どの場合は上記プロセスを踏めば元気に沈めることが可能と思います。
手持ちヤエンで無ければアジおもりは使わないでおきましょう。
アジの空気抜きのコツ
人差し指と親指で強めに挟んで空気を抜いてやってくださいw
遠慮すると抜けないので一発で決める様に強めにするのがコツですw
具体的には画像の腸から胃に掛けて強めに挟んで口向きに気持ちスライドさせるようなイメージでギュって指で挟む?押す?して下さいw
上手く抜けるとキュッとかゲッとか口からゲップの様な感じの音が鳴ります。
肛門側に押す人も居ますがどちら向きでもやりやすい方向でOKですw
もう一回言いますが手加減したら上手く抜けないので思い切ってやって下さいw
何回もやればやるほどアジは弱るので1回で決めるつもりでギュって挟みましょう!
良く浮袋を潰すとか、浮袋を凹ますとか言いますが、あれはあくまでもイメージで実際は胃と腸に溜まった空気を抜く事なので間違わないでねw
先に説明したアジの腹をギュっと押してエアー抜きしアジを潜らす方法と、もう一つアジの腹に溜まった空気を抜く方法が有ります。
人間で言うと外科的な方法ですw
その外科的方法とはアジの腹(胃&腸)に針を刺す方法です(穴を開ける)
指でギュっと握ってゲップ(空気が抜けた)したのにも関わらず潜らない場合はアジの胃袋と腸辺りに針を刺してそこから直に空気を抜く方法です。
この場合も針で刺してから指で挟んで空気を抜きますが、音は何もしないので抜けてるかどうか分かり難いかもしれませんが、確実に抜けてますので安心してアジを泳がせましょうw
この方法をする場合はアジの解剖図を確認しておこなうようにしてくださいねw
間違っても、心臓に刺さないように注意です
心臓に刺したら沈むどころか死んでしまうので刺すのは肛門の前と肛門前1センチ位の所目がけて2回刺し指で押すと更に効果的です。
一番簡単な方法はカツイチ社の潜助君L Wフックバージョンの返し部を潰して肛門の硬い骨がある辺りに最初の針が掛かる様にして刺せば前側の針は胃に届くか届かない位の位置に刺さると思いますよ
ちょっと残酷かもしれんけど有効な手段です。
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