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春イカが釣れる場所はどこ!?串本のヤエン釣りでモンスター級のデカイカを追う!

春イカが釣れる場所はここだ!串本のヤエン釣りでモンスター級のデカイカを追う! 和歌山ヤエン釣行

皆さんこんにちは。今回は5月14日、和歌山県は串本エリア(参考:南紀串本観光協会)の地磯へ、春の大型アオリイカを狙ってヤエン釣りに行ってきました。

春イカの時期としてはまさに最盛期。

当日は天底や南中といったタイミングも意識しつつ、モンスター級のデカイカを仕留めるべく気合いを入れての釣行です。しかし、自然相手の釣りはそう甘くはなく、干潮の我慢の時間帯から始まり、ヤエンが進まないトラブル、さらには突然のゲリラ豪雨と、ドラマの連続となりました。

今回は、そんな串本での手に汗握るヤエン釣行の模様をリアルにお届けします。

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監修者
あき

京都府長岡京市の「セントラル」代表のあきです。 理容師・管理理容師・毛髪診断士の資格を持ち、長年現場で男女問わず髪や頭皮の悩みに向き合ってきました。 私自身も自らの頭皮で長期間の育毛や発毛検証を行っており、そのリアルな経験と専門知識をもとに、嘘のない発毛・ヘアケア情報を執筆・監修しています。 また、趣味ではアオリイカのヤエン釣りもおこなっており、釣行記や道具に関する執筆も本気で行っています。

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串本の地磯で春の大型アオリイカを狙う!本日の状況とタックル

串本の春イカポイント(地磯)

期待に胸を膨らませて到着した串本の地磯ですが、自然相手の釣りは常に思い通りにはいきません。この日は潮周りもあり、スタート直後からタフな展開となりました。

まずは、釣り開始時のリアルな海の状況と、この日のために準備したこだわりのタックルセッティングから詳しくご紹介していきましょう。

干潮・低潮位からのスタート。活きアジを温存する我慢の時間帯

釣り場に到着し、第1投を入れたのがちょうど干潮時刻の午前10:00ごろ。

この日は中潮の2日目で、潮位はわずか24センチとかなり浅く、正直なところ開始早々の釣果は見込めない状況でした。

今回エントリーしたのは、以前にも訪れたことのある串本の地磯です。足場はフラットで少し低め。満潮時は海面との高低差があまりなく、田辺周辺の沖磯に乗っているような感覚に近い、とても雰囲気の良い場所です。

アウトドア用チェア

アウトドア用の椅子に腰かけて、のんびりとアタリを待てるのがこのポイントの魅力でもあります。

この日の「南中」は午前9:00前。干潮潮止まり付近とはいえ、月の影響でひょっとすると見えイカがアタるかも…と淡い期待を抱いて仕掛けを打ち返しますが、案の定、イカからの反応はありません。

そればかりか、海面から藻までの距離がほとんどないので藻掛りのオンパレード(涙)

藻場の春イカポイント(地磯)

【関連記事】
潮止まりでもイカは動く?「天底」や「南中」といった潮見表だけでは分からない隠れた時合い(月の影響)については、こちらの記事で詳しくマニアックに解説しています。
夜釣りで釣れない時は昼潮を攻略!月が教えるアオリイカの隠れた時合い

道中に購入した活きアジは14匹。

決して潤沢な数ではないため、込み潮になるタイミングをじっと待ちながら、活きアジから死にアジへとローテーションさせ、貴重な弾を大切に使っていく我慢の時間が続きます。

活きアジを入れたバッカン

潮の動きに関しては、気象庁の潮汐表などもこまめにチェックしつつ、時合いを見極めるのが春イカ攻略の鍵となります。

感度抜群の「ボーダレス460MH改」とチューニング済みヤエン

ここで、本日のタックルを紹介しておきます。限られたアジで確実に獲るために、道具にも少しこだわっています。

ロッド ボーダレス460MH改(シマノ)
リール 16 BB-X デスピナ C3000DXG ノーマル(シマノ)
ライン ナイロンライン 3号
オトリフック等 セーフティースナップ NTパワー #8 
カン付きチヌ針4号 
ヤエンストッパー

ロッドは、愛用しているシマノ(SHIMANO)の「ボーダレス460MH」ですが、ヤエン釣りに特化させるために穂先をチューニングしています。

具体的には、穂先を詰めて実寸を4.6メートルから4.5メートル前後に調整。さらに、チューブラー(中空)から中身の詰まったソリッドティップに変更することで、アジの動きやイカが触れた僅かな違和感を逃さない抜群の感度を持たせています。

そして今回使用するヤエンは「自作ローラーヤエン」「オカサンヤエン」「シマノ ローラーヤエン」。

シマノローラーヤエンの改造部分

シマノローラーヤエン

基本的に跳ね上げヤエンを使用していることもあり、ヤエンストッパーは必須となっております。なので通常シマノローラーヤエンを使用する場合はヤエンストッパーは付けられませんが、セッティング変更しなくても良いように、ひと手間加えております。

コンロで熱したマイナスドライバーを使って、ローラー台座下部のプラスチック部分を少し溶かし、ヤエンストッパーがスムーズに通るように改造しています。(黒くて見にくいですが…。)

このマニアックな仕様が、のちの絶体絶命のピンチを救うことになるのです。

ヤエンストッパーの使い方から位置まではこちらで徹底解説しています!!

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春イカの時合い到来!足場の低さをカバーするヤエンテクニック

串本の春イカ地磯ポイント

ド干潮の厳しい時間が続きましたが、潮が動き出し満潮へと向かうにつれて、ついに海の中にも変化が現れ始めました。

今回のような足場が低く海面と近い地磯では、イカがヒットした後のヤエンの送り込みに独特の難しさがあります。しかし、そうした悪条件を冷静な状況判断とテクニックでカバーして獲るのも、ヤエン釣りの大きな醍醐味です。

満潮前のファーストヒット!よく走る1.4キロの春イカとの攻防

じっと耐え忍ぶ時間が続いた後、ついに沈黙が破られたのは14時頃。満潮(16:20)の約2時間前のタイミングでした。BBXデスピナのハンドル逆転に、一気に緊張感が高まります。

最初の手ごたえとしては「まずまずの食べごろサイズかな?」といったところでしたが、陽が高いせいか警戒心も強いようで、とにかくよく走ります。
かなり距離を出されたので、まずは竿先を水面スレスレにキープしながら、ゆっくりと寄せることに集中しました。

ヤエン釣りにおいて最も注意すべきは、腕の力だけで強引に寄せないことです。

腕だけで引っ張ると余計に走ったり、イカが違和感を嫌がってアジを離してしまうため、体の回転(腰の捻り)を上手く使ってジワジワと寄せていきます。ロッドの穂先からベリーにかけて、綺麗な弧を描くようにあしらうのが違和感を与えないコツです。

違和感を与えなければ至近距離まで寄せられるのでキャッチ率は飛翔的に向上すると思います。アオリイカとの距離がある場合や、底にいればいるほどトラブルが発生するので、初心者の人はできる限りアオリイカを底から切って近くまで寄せてからヤエン投入しましょう。(近くまで寄せられれば底を切れます)

慎重なやり取りを続け、「そろそろかな?」とさらに引き寄せると、20メートルほど先にポッカリとアオリイカが浮いてきました。

ヤエンが進まない時の対処法!垂直吊り上げで確実に掛ける技

ここで投入するのは、台座チューン済みの「シマノローラーヤエン」。
ラインにセットして滑らせていきますが……3号という太めのナイロンラインを使用している影響もあってか、思いのほか滑りが良くありません。そろそろイカに到達したかと思い、ロッドを立ててみるとヤエンが途中で止まっています。

「やばっ!もう少しでそのままアワセを入れるところやったわ…」

間一髪でストップ。

原因は、地磯特有の「足場の低さ」によるライン角度の不足と、軽めのヤエンに起こりがちな海面の表面張力が働き、ヤエンが進まなくなっていたためでした。
このまま中途半端な位置で強引に掛けるとバラす確率が高いため、作戦を変更。

ヤエンを確実に掛けるために、あえてアジを抱かせたままヤエンに近づけ足元まで寄せてくることにしました。

足元まで来てもアジを夢中で抱き続けるアオリイカ。

ここから、ロッドを真っ直ぐ上へ持ち上げ、ラインの角度が90度になるように垂直に吊り上げる「奥の手」を使います。
イカが持ち上がり、目が水面から出た瞬間に驚いてアジを離したところへ、待機していたヤエンがスパッと入り見事にフックアップ!この方法なら、滑りが悪い状況でも確実に獲ることができます。

こうして手にした本日の春イカ第一号は、1.4キロの立派なサイズでした。

1.4キロの春イカ

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春イカが釣れる場所の条件!満潮前後の連続ヒットと藻場の攻略

1杯目の1.4キロを無事に釣り上げ、安堵したのも束の間。ここから潮止まりの満潮前後にかけて、海の中は完全に春イカの時合いへと突入します。アオリイカが産卵のために好んで集まる「藻場」という釣れる場所の条件が見事にハマり、ここから怒涛の連続ヒットが始まりました。

残り少ないアジをやりくりしながらの攻防、そして予期せぬ自然の猛威による劇的な幕切れまで、後半戦の模様をお届けします。

同じ藻場のポケットでオス・メスのアオリイカを連発!

ちょうど満潮(16:20)に差し掛かった頃、再びドラグが鳴りました。上がってきたのは、本日2杯目となる目測600グラムほどのアオリイカです。

600グラムのアオリイカ

時合いを逃すまいと、連続ヒットを狙ってすぐに新しいアジへ交換しキャスト。すると、先ほどアタリがあったのと同じ藻場のポケット(切れ目)で再びイカが抱いてきました。春イカが身を潜める場所は、やはり決まっているようです。
慎重にヤスリがけしたヤエンを投入してキャッチしたのは、キロに少し届かないくらいのメスのアオリイカでした。

960グラムのメスの春イカ

なんやかんやで時刻は17時頃。手持ちの残りのアジは9匹となっていました。
当初の予定では20時から21時頃まで粘るつもりだったため、「このままアタリがバンバン来なければ、アジが余ってしまうかもしれないな」と少し余裕に構えていたのですが……遠くの空でゴロゴロと不気味な音が鳴り始め、大気の状態が不安定になってきているのを感じます。

アジバケツ内の活きアジ

そんな天候の変化をよそに、30分後の17時30分頃、またしてもアタリが。無事にヤエンを掛けて上がってきたのは、1015グラムのメスの春イカでした。

1015グラムのメスの春イカ

「今日はメスばかり乗ってくるな」と思いながらも順調に釣果を伸ばしますが、上空の雲行きはさらに怪しさを増し、辺りも急激に暗くなってきました。

夕マズメの串本アオリイカポイント

19時頃にもキロクラスのメスのアオリイカを釣り上げましたが、こちらは取り込み後に死んでしまったため、スカリに入れず即解体し急いで車に積んであるクーラーボックスへ運び込みました。

暗闇での追加ヒットと、ゲリラ豪雨からの間一髪の撤収

春イカが入ってるドレススカリ

この日は月夜ではなかったため、20時を回る頃には足元も見えないほどの完全な暗闇に包まれました。

海面の様子も分かりにくい中、リールに付けた電ケミと鈴を頼りにアタリを待っていると、暗闇を切り裂くようにラインが出されます。冷静にヤエンを送り込み、6ハイ目となる1キロほどのメスのアオリイカを追加。

1キロ越えの春イカ

「よし、さらなるプラスアルファを!」と欲を出し、アジを付け替えてキャストしようとした、まさにその時。
頬にポツリ、ポツリと冷たい水滴が当たりました。

ポツリポツリ頬に当たる雨脚の間隔がせまくなってきました。

「これはヤバし!」

最終的に「ずぶ濡れになるんちゃうん…」と感じたので、即座にストップフィッシングを決断。

残っていたアジを急いで海へ放流し、猛ダッシュでタックルを片付けて車へと乗り込みました。
ドアを閉めた途端、外はバケツをひっくり返したようなザーザー降りの大雨に。まさに万事休す、間一髪での撤収劇となりました。

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今回の串本ヤエン釣行まとめ:限られた活きアジで春イカ6杯の好釣果!

今回の串本でのヤエン釣行は、干潮時の厳しい状況から始まり、突然のゲリラ豪雨による強制終了と、自然の恩恵と脅威を同時に味わう一日となりました。それでも、限られた14匹の活きアジを駆使して6杯の春イカをキャッチできたことは、今後の大きな自信に繋がります。

最後に、今回の釣行のポイントを振り返ります。

状況に応じた判断と、事前のチューニングが勝利の鍵

結果として、モンスターサイズの春イカに期待していってきましたが大型アオリイカとは出会えませんでした。

ただ、購入した活きアジ14匹(死にアジへのローテーション含む)に対して、アオリイカ6杯という非常に高い打率で春イカを仕留めることができました。

藻掛かりなどでのロストを考慮すると、上出来すぎる結果です。

【今回の釣行での成功ポイント】

  • 時合いの見極め:干潮の釣れない時間はアジを温存し、満潮前の時合いに集中した。
  • 機転を利かせた取り込み:足場が低くヤエンが進まない状況で、足元まで寄せて「垂直吊り上げ」を実行した。
  • 道具のカスタム:ボーダレス460MH改の感度と、ストッパーが通りやすいよう台座を溶かしたヤエンの事前準備が功を奏した。

春の大型アオリイカ(春イカ)は警戒心も強く、一筋縄ではいかない相手です。しかし、地磯の足場や潮位といった現場の状況に合わせたヤエンテクニックと、こだわりのタックルがあれば、楽しいヤエン釣りができることを改めて実感しました。

間一髪でゲリラ豪雨からは逃れられましたが、山の天気や海での急な天候変化には十分な注意が必要です。皆さんも安全第一で、ヤエン釣りを楽しんでくださいね。

次回もまた、和歌山の豊かな海で新たなモンスター級のデカイカに挑みたいと思います!最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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