ブログ管理人のあきです。
大阪に住んでいる方の多くは和歌山エリアへアオリイカ釣りに行かれると思いますが、大阪湾近くでアオリイカが釣れる場所はあるのか調べている人も多いはずですよね?
私もそんなヤエン釣り師の一人です。
今回は大阪湾、南大阪のとある漁港近くでイカが釣れると噂されている場所へアオリイカをヤエン釣りで狙ってきました。
釣果以外にも良い事があったので、良ければ最後までお付き合い下さい。
【釣果あるけど】近くでイカが釣れる場所ともなれば人も多いのが現実
近くでイカが釣れる場所があるとなれば、ヤエン釣りの道具を積み込みいざ出陣です。
ポイントは自宅から高速を使えば1時間半位で着く距離なので、和歌山エリアで釣る事を思えば断然らくちんです。
でもさすが大阪でアオリイカが釣れるとあって、ポイントはエギンガーやヤエン師を含めて凄い盛り上がりを見せています…。
前日から行きはしますが本命は2日目。
前日の夕方から場所取りですw
普段はこのような釣りはしないのですが、南大阪のこのポイントでは致し方ありません。
到着時間ははっきりとは覚えてはいないんですが、お目当ての釣り場所を覗くと先行者が2名入られています。
釣果状況を聞きに行くと…
あれ?あきブログのあきさんでは?
同じ京都から来られているという読者さんとバッタリ
ボーダレス4.6MHやアジクーラー(水中ポンプも)を使われているナイスガイでした。
話を伺うと2名で来られていて、明日の朝まで頑張るとの事だったので、私はいったん他の釣り場所を求めて放浪の旅へ…。
【大阪湾】近くの釣り場所でアジ5匹使ってアオリイカ1ハイの釣果
少し車で走ると幸いにも釣り場所が開いていたので今回はそちらで少しやる事に…。
最近、Amazonで買った台車に荷物を積み込みポイントまでコロコロ運んでいきます。
この台車の良い所は、タイヤが少しだけ柔らかく作ってあるのでプラスチック製のタイヤと比べても、そこまでうるさくなく比較的静かなの所が良いですね!
しかも4輪付いているので、後ろ手に押せばキャリーを斜めにしないで平行にしたまま荷物が運べるので、アジクーラーやアジバケツの水漏れを気にしないで運べるところもgood(水量を減らさなくても良い)
ただし、前輪(後輪)が固定されているので、進路変更や方向転換する際などは勝手が悪いです。
あと、釣具屋さんで販売されているスチール製のキャリーと比べれば重量も軽く使いやすくおすすめですね、よくキャリーカートと背負子が合体した製品もありますが、私も初心者の時に購入しましたが背負子時は重過ぎて、キャリー時は取っ手が低いので使いにくかったのを覚えています。
ま~2,000円ほどで使い勝手よく、コンパクトになるので私的には良い買い物をしました。
ポイントで第一投
初めてのポイントなのでどこが良いのかしばし観察。
潮の流れが良さそうで、墨跡が多そうな所を参考にいろいろ見ていると良さげなポイントが見つかったので、ここにピトンを打つ事にしました。
釣り道具の準備をする前に、先ずはアジクーラーの水温あわせです。
エサ屋さんの海水は低めに冷やして管理されているので、急激な水温変化が起きないよう、水汲みバケツ一杯分の海水を何回かに分けて少しずつ入れ替えて海水温にアジを慣らしていきます。
こうする事によってアジの元気さや潜行力が変わるので、早く釣りをしたい気持ちをグッっと抑えて丁寧にやっていきます。
波止なら正方形の水汲みバケツでも問題ありませんが、傾斜のついた磯やスロープ状になった磯なんかではフジツボや磯に引っかかりにくい巾着型水汲みバケツがストレスフリーでおすすめです。
第一投
元気の良いアジを投げて様子を見ているとアジが急に暴れだしました!
これはイカに襲われているのかもと、固唾を飲んでいるとしばらくしてあれだけ暴れていたアジがおとなしくなり竿先からテンションも抜けてる状態に…もしやと思いロッドを握ると軽い。
あれ~??
上げてみるとアジが食われてボロボロになって上がってきました。
この仕業は奴です。
そう、グーフーです(怒)
アジを付け替えますが、最初は目玉でその後は腹側をこつかれ全てフグにやられます。
15匹買ったアジがのすでに3匹がグーフーの餌食に
このままでは、明日の分のアジが無くなりそうだったので、あと2匹使用してダメならあきらめる事にしました。
次のアジもグーフーにやられ最後の1匹をポイントにキャスト!
しばらくするとアジが逃げ回っています。
またかいな~と思っていると、今度は違うようです。
穂先がもたれたかとおもうと、ゆっくりとラインを引き出していきます。
完全にアオリイカです。
ボーダレス4.6MHを握るとグィーン、グィーンと嫌がりますが、そんなに大きくなくキロ無いくらいの若いアオリイカのようです。
キロくらいならボーダレス4.6MHの敵ではありませんw
グイグイ寄せて自作ヤエンを投入し釣り上げました。
800gほどの若いアオリイカです。
水温が高いのもあり、小さい割にはいいファイトをしてくれ、気を良くした私は2匹目のドジョウを狙うため、頭を落とされたアジから活きの良いアジに付け替え再度キャスト!
皆さんの創造どうり、またまたグーフーの餌食になったのでアジを温存するために本日の釣りは終了。
かたずけていると、犬の散歩中のおにいさん(おじさん?)が話しかけてくれ、いろいろ話していると
イカやったら近くに良いポイントがあるで
【アオリイカの穴場】ヤエン釣り師が居ない南大阪の新規ポイントへ
その人の言うには、ここよりもアオリイカを釣るなら断然そっちが良いとの事
5月頭位には3キロも出る穴場とか…。
そのポイントに案内してあげるわ!
ここのポイントよりも水深もあるし、穴場で絶対におすすめやで~
今後の事もあり、最初にあいさつした2人組のポイントへ行く前に少しだけ見に行くことに
車で10分掛からない位の穴場的な釣り場でしたが、薄暗くて良く分からないのと日が暮れ掛けていたので釣りはしないつもりでいましたが、案内人が荷物運ぶの手伝ってあげるよと…。
釣りする気もなかったので丁寧にお断りしましたが、最初の話で足が不自由な事を言っていたこともあり、運んであげるよっと親切に言って頂き断り切れずにお言葉に甘える事にしました。
重いアジクーラーや道具を入れたバッカンを親切に運んでくれ
ワシは明日アユ釣り大会あるし行くけど、気を付けてしぃーや~
と言い残し足早に去っていきましたw
ヘッドライトを準備してアジを泳がしてみましたが、このポイントでは何も起こらなかったので、足元が見える間に再度釣り道具をかたずけて車に戻る事に。
釣りしたのは30分くらい…。
はぁはぁ…
車に到着しアジクーラーに海水を足すため近くの漁港へ移動。
【近くでイカが釣れる場所へ移動】読者様のおかげでアオリイカの穴場ポイントへIN!
元のポイントに戻ったのは日がどっぷりと暮れたころ。
堤防を覗くと風と波がかなりある状態ですが、お二人さんは頑張っています。
聞くと、2キロくらいのアオリイカを1ハイ追加したとの事
50センチのドレススカリに折れ曲がる事なく、巨大なアオリイカが横たわっているのを見せてくれました。
この大きさのドレススカリを使用されているだけで、ターゲットにしているアオリイカの大きさが分かりますね
流石に2キロはあるアオリイカですね、圧巻の迫力でやる気が湧いてきます!!
合計2ハイ春イカが釣れたのでお二人共満足気な感じですが、もう少し頑張ってみるとの事。
帰る前に声掛けしましょか?
と親切に言ってくれたので、お言葉に甘えて仮眠させてもらうべくいったん車に戻る事にしました。
その節はありがとう!
エギンガー君臨!
波風が強い事もあり、早めに場所を譲ってくれたので、早々にピトンを打ってランタンを灯して場所取りし仮眠していると、入れ代わり立ち代わり車が来るのでゆっくり寝ていられないw
そのうち1台が私の後ろに車を止めて準備しています。
どうやらエギンガーのようです。
話すと夜明け頃までエギングをしたいとの事だったので、明け方まで場所取りしたポイントで楽しんでもらう事に…。
そろそろと思って明け方に見に行くと、アタリらしいアタリは無かったようで、そろそろ終わってショアジギに行くとの事でここで交代。
ヤエンストッパー再利用方法
準備をしようとラインにキズが入っていないか確認していると、ヤエンストッパーを付けている少し上あたりからプツンっとラインが切れてしまいました。
新しいヤエンストッパーを使うところではありますが、ここで私はヤエンストッパーを再利用します。
とは言っても簡単な方法なので、皆さんもインターラインロッドの収納時や私のようなラインブレイクした時など節約やSDGsの観点からヤエンストッパーを再利用してみて下さい。
- step1ヤエンストッパーがついた状態でラインを長めにカット
- step2ヤエンストッパーが細くなっている側の上を軽く丸結び
- step3丸結びした結び穴へラインを通して結ぶ
- step4結び目からラインが抜けないように保持しヤエンストッパーを動かしていく
- step5道糸は側へヤエンストッパーが移動
- step6完了
大阪アオリイカポイントの潮汐
この日のポイント潮汐は御覧の通りです。
この釣り場もどちらかと言うと、干潮前後と明暗が地合いとなる釣り場所のようなので、朝と夕マズメ時と昼間の潮を釣る感じでやる事にした。
日の出は4:45分頃でしたが、満潮潮止まりから3分下げまでやるがアタリなし。
夕マズメはやらない予定なので、干潮時前後に掛けてみる。
1800gのアオリイカ
暑い…
暑い…
泡ジュースを椅子に腰かけて3本ほど飲み干したド干潮にアタリ!
ジリジリ…ジリジリとゆっくりとラインを引き出していきます。
どこかでラインの出を止めないといけないので、ロッドを手に取り少しばかり引っ張って抵抗を与えていきます。
NG ロッドを立てて竿先から2番目辺りに一番荷重を与えると、ロッドの反発力が存分に使えていない状態となり、更に走られる可能性もあるのでそうならないように注意しながら寄せてきます。
しばらく寄せを繰り返していると、少し先に大きなエンペラをヒラつかせたアオリイカが見えてきました!
ここでPTFTテフロンチューブを使用した自作ヤエンを投入します。
ステンレスの線径1.5ミリを使用する際は内径2ミリか2.5ミリがおすすめです。
私の場合はステンレス線1ミリに対して内径2ミリを使用しているので、若干の余裕があり少しガタつきますが進行に支障はありません。
PTFTテフロンチューブを使用すると支柱部分が軽くなり、ヤエンのバランスが乱れなくて海中での抵抗も少ないのでおすすめです。
ステンレス線によって内径を選ぶようにして下さい。
PTFTテフロンの摩擦係数は非常に低く氷以上であります。また、動摩擦係数よりも静摩擦係数の方が低く、高荷重、低速ではグラファイト、二硫化モリブデン等の他のいかなる固体潤滑剤よりも低い摩擦係数(0.04)を示します。
10秒ほどでアオリイカに到着し、合わせなしでそのまま寄せてくると一瞬テンションが抜けた直後、ガツンと針掛りを告げる衝撃がボーダレス4.6MHを襲います。
1.5キロに合わせたドラグがチリチリ音を奏でますが、波止の足元まで一気に寄せ一発でギャフ打ちを決めズリ上げたアオリイカがコイツ。
簡易ドラグチェッカーとしても使えて、イカの重さも計れるデジタルスケールを一つ持っておくと便利ですよ!
こじんまりしていて防水タイプでないので良ければこちらのデジタルスケールがコスパに優れていておすすめです。
少し大きいけどIPX7の防水タイプが良いって人はこちらがおすすめです。
すぐに内臓や目玉まで解体してクーラーボックスへIN!!
800gのアオリイカ
その後はしばらくまったりとした時間が流れます。
時間にして16:00頃だったかな?
2度目のアタリが来ましたが、1日目とほぼ同サイズの若者アオリイカ
難なく取り込んで追加を目論むも、濁り潮が流れてきて海が濁ってきたので終了する事にしました。
まとめ
約1日半頑張ってきましたが、800×2と1800×の合計3ハイで終了しました。
水温25度を超えてくると、いよいよ夏本番!
ホンダワラからアマモが生えているポイントへシフトチェンジする時期になってきます。
こうなれば、長時間の釣りは厳しくなってくるので、今後は午前中や午後からの半日だけのヤエン釣りを楽しみながら残る親イカシーズンを満喫していきたいと思います。
コメント
こんにちは!先日、某波止でお声掛けさせていただい者です!
その節は色々とお話してくださり、ありがとうございました。
あきさん、あの日は安定の釣果だったんですね!さすがです!!
こちらはその後、二回ほど同じ場所に行きましたが二連続坊主を食らってしまいました…笑
あたりの数も一時期よりも減ってきてますね…
まだまだ勉強が足りないのであきさんのブログを読み返して勉強したいとおもいます笑。
またどこかでお会いできたらお声掛けさせていただきますね!
足のリハビリ頑張ってください!笑
taroさんコメントありがとうございます。
その節は親切にして頂いたおかげでポイントに入る事が出来ましたw
ありがとうございました!!
その後、2回行かれて厳しい状況だったんですね
これからは意外に南紀が良かったりしますので、また調査しに行ってきます。
友人の方にもよろしくお伝え下さい、またお会いできた時は宜しくお願い致します。