こんにちは、あきです。
今回はヤエン釣りに使うPEラインのメンテナンスに使うシリコンスプレーの話題です♪
一般的にヤエン釣りにPEラインが使われだす前から高比重PEラインをヤエン釣りに使用しているあきですが、釣り場でお会いするアングラーさんにメンテナンスはどうしていますか?って良く聞かれますので今回、テーマにした次第です。
以前はフッ素系コーティングの「PEにシュッ」を使用してましたが容量の割に価格も高いので、最近ではシリコンスプレー(ミスト?)のアーマーオールを使用してきました。
アーマーオールもそろそろ無くなり掛けてきたので、今回はクレハ化学さんから販売されているシリコンスプレーにシフトチェンジしましたのでレビューしていきたいと思います。
PEラインメンテはシリコンスプレー
PEラインのメンテナンスには今までは同じシリコン系でもカーショップなどで販売されているアーマーオールを使用してきました。
アーマーオールをPEラインのメンテナンスに使用してきた感じとしては、ヤエンの滑りも良くなめらかで凄く良い感じw
シリコンスプレーをヤエン用ラインにつけると何が良いのかと申しますとメリットは大きく分けて3点
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ヤエンの滑りに関して
さすがシリコンスプレー♪
とにかくツルツルになりますw
手で触っても直ぐに分かる位にツルツルにしっとり
実際にヤエンを滑らせると雲泥の差でシリコンスプレー(アーマーオールも)でメンテナンスするのとしないのとではヤエンの滑りが全く違いますw
ほんとにツルル~~ってゆうか、シューーって感んじで滑っていきますので足場の低い磯でのヤエン釣りにもバツグンの効果を発揮するんじゃないかと思います。
これはヤエンラインだけに留まらず全てのラインにシリコンスプレーは有用と思います。
又、粘度が高い海水でラインメンディングする際も水切れが良くなりサッっと水が切れてくれライン操作しやすくなり、ヤエンPEラインのウリであるアジが良く潜ってアタリの数が増えるかもしれませんw
ライントラブルが起きにくくなる
シリコンスプレーを使用してPEラインのメンテナンスをするのはPEラインに表面コーティングをしてしなやかにする為ですw
表面をコーティングする副産物としてヤエンの滑りが良くなるって感じかもしれません。
ラインのの表面を整えるとはどうゆう事か?
髪の毛に例えればカラーやパーマをしてキューティクルがめくれてバシバシの髪の毛って絡まり合いますよね?
これは表面のキューティクルが剥がれ落ちたり捲れたりしている為で、健康な髪の毛のキューティクルはウロコ状に均等にならんでいるんですね
なので絡んだりしません。
PEラインも同じで傷んで来ると毛羽立ちが出てくるので絡みやすく、ヤエンを滑らした時に抵抗になりますw
これはフロロでも同じですよね(サンドペーパー掛けたようになる)
PEラインの表面を人間の髪の毛と同じ様にメンテナンス(コーティング)してやる事によってラインが絡み難くなってストレスなく釣りが出来るようになりますw
メンテナンスのタイミング
人間の髪の毛もPEラインである化繊も1度損傷すると根本的に修復する事が不可能となりますので、シリコンスプレーを使ってPEラインをメンテナンスする際はラインの毛羽立ちが目視確認出来てからでは遅いですw
PEラインは細かな繊維の集合体を編んでるんで毛羽立ちイコール切れて来てるのと同じなんです。(それを見越して少し太めのPEラインを選ぶ人も居る)
ですからPEラインが毛羽立つ前にシリコンスプレーでメンテナンスするイメージをもって下さいね。
毛羽立ってからシリコンスプレーでメンテナンス⇒×
毛羽立つ前からシリコンスプレーでメンテナンス⇒〇
この順番を多くの人が間違いやすいですw
PEラインが長く使えるかも
PEラインが傷んでからでは無くて、そもそも傷まさないようにする為のメンテナンスがシリコンスプレーを使う理由w
人間で言うとトリートメントと同じでキューティクルが剥がれ落ちたり、毛管が欠損してる部分にシリコン材を乗せて手触りを良くしてるだけなんです。
※髪に使うトリートメントもシリコンが多量に含まれています。
なので何度も言いますがシリコンスプレーでメンテナンスするのはPEラインが新しいうちからおこなう事が望ましいです。
シリコンスプレーの選び方
溶剤を間違えると大変
シリコンスプレーは2種類ありますがココを間違えて購入する人が一定数居てるので気を付けて下さいね!
間違って吹きかけてしまうとメンテナンスしてるどころかPEラインを購入し直さないとダメになるかもしれません(ほぼ100%)
大別してシリコンスプレーには溶剤が使われているタイプと溶剤が使われていないシリコンスプレーがあります。
無溶剤タイプ
無溶剤タイプはシリコンスプレーに中でも万能タイプと言われているタイプで石油系溶剤を含みませんのであらゆるところに使用できます。
PEラインのメンテナンスにも使えますがロッドガイドやロッド自体にもワックス代わりとしても使えます。
が、あくまでもシリコンコートによる撥水がメインなので本来期待すべきワックス効果には劣るため、ロッド本体に使用する場合は目立たない所でテストしてから使用するかワックスを使用するようにしましょう!
私は自動車用のワックスをしようしておりツルツル ピカピカです。
こちらのワックスはシュアラスターの上級クラスでもっとも艶が出て強固に塗装を守るカルナバ蝋をふんだんに使い、贅を極めた究極のワックスです。
ノーコンパウンドなのでロッドに塗装されてるクリアを剥がす事も無く安心して使用できます。
カラー対応はつや消し色以外の全色対応w
一つ買えばロッドも車もピカピカですw
石油系溶剤タイプ
溶剤タイプのシリコンスプレーは浸透力や耐久性に長けていますが、PEラインのメンテナンスに使用するとPEラインの高切れが頻繁に起こります。
ナイロンラインやフロロラインも同様で繊維を傷つけますのでラインメンテナンスには使用しない様にして下さいね。
最悪の場合は手で軽くPEラインを引っ張るだけでプツプツ切れてしまいます。
又、シリコンスプレーは無溶剤、溶剤入りに関わらずツルツルに滑りますので床などには付かないようにきをつけましょうw
二つのシリコンスプレーを比べた
シリコンスプレーは色々ある
今回試したのは以前からPEラインメンテナンスに使用していたアーマーオールとクレハ化学のシリコンスプレー無溶剤タイプ
PEラインのメンテナンス使用前提で比較した点
- 滑り具合
- つけやすさ
- 値段
この3点で比較してみましたw
あくまでもPEラインのメンテナンスに使って比較した感じで個人的な主観も入っていますので参考程度にして頂ければ幸いですw
シリコンスプレー塗布後の滑り具合
滑り具合はぶっちゃけ同じ感じw
体感的には分からないレベルw
どちらでも好きな方を選ばれれば良いかと思いますw
シリコンスプレーのつけやすさは?
つけやすさはアーマーオールはミストタイプでヘッドを押すとスプレー式に出てくる感じでクレハ化学のシリコンスプレーはスプレータイプでノズルも付いててつけやすいw
どっちがつけやすいかは、もぅ分かって頂けたと思いますw
もちろんクレハ化学のシリコンスプレーに軍配ですw
アーマーオールとシリコンスプレー価格
この記事を書いている時点ではアーマーオールが789円でクレハ化学のシリコンスプレーが359円
アーマーオール:300ml 789円
クレハ化学:420ml 359円
その差430円
アーマーオール1本でクレハ化学のシリコンスプレーを2本買える計算w
値段で見ればクレハ化学のシリコンスプレーの方がコスパ最強ですねw
実際にメンテナンスに使ってみてどれぐらい持つのかを次の章で綴りたいと思います。
シリコンスプレーの耐久性
シリコンスプレーの耐久性
PEラインのメンテナンスとして使う場合は無溶剤タイプ(水性)になりますのでどうしても耐久性は期待出来ませんw
どちらかとゆうと釣りに行く前や釣りから帰ってきてから毎回、シリコンスプレーでメンテナンスする方が良いかと思います。
これも私の主観になりますが両方使ってみて感じた事はクレハ化学のシリコンスプレーの方がつけやすいけど取れやすいイメージですw
アーマーオールはつけにくいけど取れにくい感じw
ま~微妙な差ですけどw
毎回、釣行後にアーマーオールをつけてるとPEラインの奥まで浸透していく感じで凄くなめらかになる・・重ね塗り出来るムードですw
数回連続して付ければ暫くつけないで良い様な感じかもw
あくまでも個人的なイメージですので絶対とは言い切れませんが自分的にはアーマーオールを支持かもw
でも2倍使えるクレハ化学のシリコンスプレーもメンテナンスグッズとしてはコストパフォーマンスに優れてるしね~
これだけは言えるのはクレハ化学のシリコンスプレーは毎回付けた方が良いかと思います。
PEラインのメンテナンスは潮抜きしてからしよう
メンテナンス前に塩抜きする
エギングでやショアジギングなどでは当たり前の様に使われているPEラインですが皆さんんは使った後は塩抜きってしていますか?
PEラインは吸水性が無いので塩抜きは必要無いって人も居ればPEラインの編み込み部分に入り込んだ海水が乾く事により結晶となってPEラインを傷めるって意見も有ります。
私は後者の方を懸念し必ず塩抜きしています。
フロロカーボンラインなんて買った時は透明でも一度釣りに行って帰ってくれば白くなってますよね?
あれは海水によって濡れたガイドが乾く事によって塩分が結晶となってガイドを行き来きするラインにキズが入るってメカニズムw
インターラインロッドは顕著に出る傾向があるかな
特にフロロカーボンラインは擦れに弱いです。
なのでPEライン自体に吸水性が無くても編み込まれてる隙間やライン表面に付着した塩分が乾燥して結晶化する事によりラインを傷める事になると考えています。
以前、塩抜きせずにそのまま使うと直ぐにPEライン表面が毛羽立って来たのを覚えていますw
これは海水の中の塩分が結晶となりPEラインを傷めているほか有りません。
なので釣り終了後にリールを洗うのはもちろんなのですが釣りから帰ってきたら塩抜きするのはPEラインを傷めない為の必須の作業と考えています。
塩抜きの時間に関しては以前、2~3時間ほど塩抜きした後にリーダーを結び直そうとPEラインを咥えた際、かなりしょっぱかったのでそれからは塩抜きも一晩浸けておくようにしています。
一応ですが浸ける際は水を使うようにして下さいw
お湯はグリスが溶けだすんでダメです。
水でも5時間~7時間程にしておけば問題は出ないと思いますが万が一、グリスが溶けだしたりした場合は古いグリスを拭き取ってから新しいドラググリスをつけてやりましょう!
ここ最近は使った分のラインだけホビンに巻き取ってリールは横に置いておいて、そのホビンのみ水に浸けるようにしていますw
一見、手間の様ですが使った分だけ手でホビンに巻き取るだけなので3分も掛かりませんよw
どちらにしても一度完全に塩抜きして素の状態にしてから無溶剤タイプのシリコンスプレーでメンテナンスするようにした方がPEライン特有の毛羽立ちはかなり抑えられるので良い様に思います。
では今回のテーマである
ヤエン用PEラインのメンテナンスはシリコンスプレーがいいね
を終了したいと思います。
お付き合い頂きありがとうございます。
この記事が参考になりましたらシェア頂ければ幸いです。
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