こんにちは
あきブログ運営者のあきです。
今が春イカの旬って事で和歌山県中紀の波止(テトラ帯)へアオリイカをヤエン釣りで狙いに行って来ました!
年々黒潮の離岸で水温も低く遅れてきている春イカですが、この長潮・若潮で何陣目か分かりませんが産卵する個体が入ってきたようです。
かといってどこでヤエン釣りしても釣果に恵まれるかと言えばそんな事もなく、やはりポイントを見定める必要はありそうですね
キーワードは「藻場 潮通しが良い」ところが良さそうですよ!
雨続きになるかもしれませんが、凪いでいれば春イカが応えてくれるはずなので是非、旬の中紀にヤエン釣行してみてはいかがでしょうか。
【和歌山中紀発】昼?夜釣り?春イカ狙いのヤエン釣りで時間帯で悩む
今回のヤエン釣りは月夜周りの長潮明けの若潮。
お月さんは半月よりも少し大きめ…。
前日の情報を聞くために現地のSさんに連絡を入れると、夕方から日没(20:00頃まで)まで竿出しして2名で小さいのが1ハイづつとの事。
当日の潮周り
車で走りながらどうするか考えます。
夕方からヤエン釣りを開始して春イカの釣果に恵まれれば夜釣りにして、アジが余ればそのまま昼ヤエン釣りを続行しようと目論みますが、体力がもつかどうか分かんないので取り敢えず夜に狙って見る事にしました。
現地に到着したのが昼の3時過ぎ頃
用意をしてテクテク進みます。
Sさんに電話し来るか聞いてみるとKさんと行くとの事なので、ポイントで落ち合う事に…。
ヤエンは背負子が必須だね
春イカのポイントまではそんなに遠くは無いんだけれど、荷物やアジ活かしバッカンなどいくら簡素にまとめてもグレ釣りより一つ荷物が多くなるので背負子は必須ですね
ひととおりヤエン釣りに必要な荷物を背負子にまとめていざ出陣です!
渡船で磯に渡る場合はクールバックの中にソフトクーラーを入れてロッドケースとクールバック、アジ活かしクーラーと3点に纏めていましたが、最近は沖磯に行く事も減って更に軽量化を図るようになりました。
ちなみに現在もクールバック等は持っていますが現在の装備はこんな感じです。
地磯装備
- タックルバック
- ストレートロッドケース(軽量な物)
- ソフトクーラー
- アジ活かしバッカンorアジ活かしクーラー
タックルバック
磯クールよりも遥かに軽量で、被せフタのおかげで雨にも強く地磯でのヤエン釣りにはおすすめです。
リュックタイプとは違って中の荷物も取り出しやすくなっています。
ストレートロッドケース
サイズが195センチあるのでルアー用になっていますが磯竿が入る大きさの135センチもあるので、シマノ好きのあなたにはこちらのロッドケースがおすすめ!
メーカーよりも価格重視な方はルキアストレートロッドケースがおすすめ!
手持ちハンドルとショルダーバンドも付いているので地磯から渡船まで広くカバーしてくれる事でしょう!
ソフトクーラー
本格的なクーラーボックスを地磯に持って行くのは…
少しでも軽量で保冷力も相応で良いならソフトクーラーがおすすめです。
このソフトクーラーは横幅が37センチ程あるので2キロのアオリイカでも横向けに入るのでおすすめです。
これじゃカッコ悪い…そんな方にはこちらのソフトクーラーがおすすめです。
ただ、お値段がお高めなわりに保冷力は変わらないと思います(使用した事が無いので詳細は定かではないですけれど…)
アジ活かしバッカン
アジ活かしバッカンに関しては訳の分からないメーカーはおすすめしません。
以前に購入した事が有りますが、EVAの結着が悪くて底から海水漏れがでて、しまいには底が抜けてしまいましたのでシマノやダイワなどのメーカー物をおすすめします。
こちらの活かしバッカンはエアーポンプが2基収納できるポケット付きで自立性も良く使いやすいと感じます。
エアーポンプのポケットが一つだけしか付いておらず、少し自立性に欠けますがリーズナブルで使いやすかったアジ活かしバッカンがこちらのタイプ。
シマノ製はハンドルがガチっとしていて伸びないので持ちやすくておすすめです。
参考になるか分かりませんが、春イカや冬の大型アオリイカを地磯から狙うなら装備はまとめていきましょう!
月夜周りのヤエンは夜釣りが良い!?バットから曲がるボーダレス!!ドラグが滑る…。
到着して準備をしているとSさんとKさんも到着。
早々に二人共アジをキャストしていますが16:00頃とはいえまだまだお天道様が煌々と海面を照らしてはいますが、上弦周りなので東の空には半月より少し進んだお月様も出てきています。
お二人にはまだアタリはありません。
私もぼちぼち用意を始めます。
ボーダレスのガイドに割れなど無いか確認しながらリーダーから順に通していきます。
全てのガイドにラインが通った時点でオトリフックにダブルヨリで結束し準備を整え、」いよいよアジをキャストします。
今回のアジもメチャクチャデカイので3キロがきても余裕を持ったやり取りができそうですw
春イカの登場
しばらくすると妙にラインがテトラ帯と平行している…。
もしやとおもいロッドを握ると「グィ~3」とボーダレスを絞り込みます。
そこまで大きくは無いけれど逃がす訳にはいきません
少しイヤイヤしましたが、スグに大人しくなり寄ってきます。
私が一番左で竿出ししていたので右横でヤエン釣りしているSさんと更に横でやっているKさんのラインにマツってないか心配で、ふっと右横を見るとKさんにも乗ってるやないですか!
しかも穂先を海面すれすれに倒して寄せている
「やばい やばい…」
でも大丈夫でした。
お二人のラインは私のラインの上だったのでマツる事もないみたい(嬉)
初っ端はオカサンヤエン陸っぱり
しばらくはアオリイカに対して竿先が90度になるように構え、そこから後ろにサビくように寄せを繰り返す…
どうやら二人のラインにも絡んでいないようなので、この春初のオカサンヤエン陸ぱりを投入!
ヤエンの糸掛け部にシリコンスプレーを吹いてあるので高低差がなくともス~と進んでいきますw
ロッドやガイド、車の黄ばみを取った後のヘッドライトカバーなどにも使えますが、ヤエンの糸掛け部に付けるとあ~ら不思議、ツルツル滑るw
良かったら試してみて
あ!PEラインにも良いよ!
本日の1ハイ目なので慎重にヤエンを送り込んでいきます…
大袈裟な動作はせず、ラインを張って…緩めて…また第三支柱を持ち上げてヤエンの進行を促すようにロッドを操作します…。
オカサンヤエンは昔から信頼しているヤエン、そろそろ自作もめんどくさくなってきたのでオカサンヤエンに戻ろうかと考えている今日この頃です。
買うなら逆さ針も付いて小さめのアオリイカにも対応できる
陸っぱりのLサイズで決まり!
話がそれたので戻します…w
張って緩めて張って…次の緩めた際に完全にヤエンの重さが消えました!
アオリイカにヤエンが到着した事を意味しますが、針掛りしたとは言えません
竿先を海面すれすれに倒してラインに出来るだけ角度が付かないように再度、張って緩める動作を3回…。
ロッドを立てると第三支柱が持ち上げられ、視点から先はアオリイカから離れていきますからね
水中像をイメージしながら寄せてくるとアオリイカが見えてきました!
まだアジを掴んだままですが暫くするとアジを放して薄掛りしていたヤエン針に本掛りしました!
ブシュー ブシュー!!
なかなかの引きですね
大きさはそれほどでもなさそうです(計ってないけどキロ中盤から後半)
アオリイカを横向けになるようにロッドを操作し胴体の先に一発でギャフ掛け
オスの綺麗なアオリイカ
美味しそうw
これで義理父も義理母も喜んでくれそうです。
あと60g!2,940kg巨大な春イカ捕獲に成功!!ヤエン釣りは楽し過ぎる~。
さてと、1ハイ春イカが釣れてくれたので続けば言う事ないのですが…。
2匹目の活きアジをセットして第2投目
「ブン」
ひゅ~~ん
ボチャ!
アジがデカいので投げ方間違えば穂先を折る可能性もあるので胴に重みを乗せるようにしてフルキャスト!
中紀ポイントでの2度目のアタリ
しばらくするとアタリが来ましたが何か違う感じ
先ほどSさんの回収中のアジにも背びれを出して追っかけてきた魚と同じ模様です。
そう、フカ
サメです(たぶん)
もの凄い勢いでラインが出ますがスグにラインが切れました。
下糸も殆んど出されたので一旦回収するとPEラインから切れていました。
仕方がないのでリーダーをノーネームで結束し直しますが、最近は老眼の影響か、近くが見えにくく結束も少し大変です。
ナイロンラインに変えようか思案中のあきです。
仕掛けを組み直して頑張りますが、サメの次はウツボです(涙)
そうこうしているともう19:30
本日お月さんが一番高く上がるのが19:30ごろ
丁度、干潮の底あたり…。
ここでSさんとKさんはストップフィッシングでお帰りになりましたが私は23時頃まで続けるつもり
その後は仮眠をとってモーニングで春イカを狙う予定です。
しばらくアタリもなくまったりしているとBBXデスピナのハンドルが逆回転しました!
時間にして21:00頃かな?
上げ潮三分で乗ってきましたがいつ迄たっても止まる気配はないのでボーダレスを手に取るとズッシリした重さがボーダレスを襲います。
先ほどのアオリイカとは比べもんにならない重量感です。
最初の寄せに注意しながら寄せますが嫌がります
まだアジの頭をカジカジしているのでしょうから仕方ありませんね
けして腕の力で寄せようとはせず、腰を回転させるような感じで常にテンションを一定に保つように心掛けます。
寄せ途中で重くなれば無理に寄せようとはせづゆっくりとゆっくりと寄せます。
姿は見えませんがヤエンを撃てる距離まで引き寄せてきました、おそらくアジは半分弱は喰われているでしょう。
ベールをOFFにしてロッドを耳横を通すようにして後ろへ倒します。
必然的にたるんだラインは真横か真上にくるので掴んで、自作ヤエンの三か所の糸掛け部に糸を掛けてヤエンを放ちます。
重めのローラーヤエンなので水中でもストレスなく進んでいきます。
ラインの張り過ぎに気を付けながらヤエンを進行させていきます…。
ラインを張りっぱなしでヤエンを送り込むことはせず、オカサンヤエン同様に張る緩めるを穂先のみでおこないながら進めていきます。
そうこうしているとヤエンの重さが穂先から消えました。
アオリイカにヤエンが到達したので竿先を下げて張る緩めるを3回ほどおこなうと「ドスン!!」と強い衝撃がボーダレスを襲います!
ボーダレスは折れんばかりに胴からひん曲がります
身切れするかもって考えてとっさにBBXのドラグに手が伸びます。
しゅるしゅるしゅる~~とけたたましくスプールが逆転しドラグが滑ります…。
5回ほど巨大春イカのファーストランをかわして引き寄せてくるんですが、アオリイカが元気で引き寄せては出されの繰り返し…
一進一退を続けていると観念したのかアオリイカの抵抗が弱まりました。
しかし重さがハンパなく慣れてはいるものの重いのなんのって…巨大なホンダワラのかたまりが付いてる感じw
まだ先にいるのでヘッドライトの光軸をフォーカスすると少し先に大きなアオリイカの姿が見えるではありませんか!
ゆっくりと寄せてくるとヤエンのハリが触腕1本に掛かっている状態です。
ギャフ掛けをミスらないように低い所まで降りて確実にランディング。
ホンマ、宇宙人みたいに「ブフォ~ブフォ~」と唸っていますw
3キロいったかと思ったんですが、計ると60g足りない2,940gの春イカ
大台には乗りませんでしたが満足感のある春イカです。
写真を撮ったりしてもたついてるとスグにご臨終になりましたので捌いてクーラーボックスにしまっておきました。これで我が家分のアオリイカも捕獲OKw
その後も2キロちょいの春イカを1ハイ捕獲しお腹が減ってきたので釣りを中止してソロ夜宴する事に(これも楽しみの一つ)
なんか大きく迫力ある写真に撮れないな~
デジタルスケールも全く写ってないし…
でも3ハイ釣れたんで満足、満足w
夜宴でハプニング
夜宴をしようと買ってきたから揚げを見ると来るときに海にソフトクーラーをひっくり返した影響でから揚げが海水でグチョグチョになってるやん
これじゃグチョ揚げやん…。
え~~~~~マジか!?
せっかく楽しみにしていたのにから揚げで一杯できなくなったので、泡ジュースだけ飲んで仮眠する事にしました。
いくなら今!朝の時合に2,580kg捕獲!和歌山中紀に春イカ前線停滞中!!
今回も3:00に起床しモーニングヤエンを開始します。
昨日の風波は落ち着き凪を取り戻しています。
4:00頃から始めますが1投目はサメにやられてアウト!
少し時間を置いて完全に夜が明けてから再度アジを泳がせますがアタリは無い…。
ここで朝食Time。
家内が握ってくれた鮭と昆布のおにぎりを朝から2個ほおばる…うまし!!
月夜周りは昼は釣りにくいのかなんて考えているとほどなくしてアタリました。
春イカからのシグナル
沖に向かってラインが一直線に出ていっています。
一進一退の攻防が朝から始まりました!
昨日はお酒の誘惑に負けて早めに切り上げたので何とかコイツをものにしたい所です。
かなり明るくなっているにも関わらず、この春イカは表層で乗ってきました。
特に嫌がる様子もないので強引に寄せると少し先の海面にエンペラをヒラつかせていますw
なかなか大きそう!
アジを食べ出して間なしですが素直に寄ってくる事を良い事にグイグイ寄せます…
ヤエンを撃てる距離まで来たのでヤエン投入!
自作のストレートローラーヤエンがアオリイカへ一直線に進んでいきますが、驚かして走られれば元も子もないので少しブレーキを掛け、アオリイカの視界からヤエンの存在を消して上げる事に。
ラインを少し緩め、言い方悪いけれどアオリイカの下でヤエンがブラブラしている状態です。
次にラインを張る事でヤエンは確実に春イカへ到達する
全部が偏光グラスを通して見えてる状態。
ヤエンが胴体の下へ綺麗に入りました!
グ~と張ってラインをスッと緩めると2キロ超えのアオリイカの下で跳ね上がり胴体下にヤエンの針が引っ掛かっていますw
もう、釣れたも同然ですw
ゆっくり寄せてくると自分が釣られている事に気付いたのか、今度はアジそっちのけで逃げる逃げる!!
でもヤエンの針が身を捉えていたのでロッドで引きを耐えるだけでハリ掛りが更に助長されアオリイカにとっては蟻地獄状態…蟻地獄ではなくてアオリイカ地獄かw
上って来たのは色々な人生を歩んできたであろう足下が無く太ももに傷がある2,580gの春イカ!!
これで4ハイの春イカが揃いましたが、どれも良型ですごい重さになっています。
でも殆どのアオリイカは足やエンペラに傷を負っていて、自然界の厳しさを物語っている感じ…。
そこそこ満足したのでこのアオリイカでストップフィッシング。
全てのアオリイカの内臓から目玉まで取り除きましたがなかなかの重さで帰り道が難儀しそうですw
アジ活かしバッカン内を見るとあと8匹(写真は少し前)ほど残っていますが、春イカ4ハイ釣れた事や体力的にも限界が近づいているのでここで今回の和歌山県中紀での春イカ狙いは終了することとし、活きアジ全てを放流して終わる事としました。
【今が旬】和歌山はヤエン釣りの好期!春イカ狙いに中紀に行こう!まとめ
和歌山県中紀での春イカ狙いはいかがだったでしょうか?
ここ最近、続けざまにヤエン釣りに行っていますが、6月に入り中紀から紀北に掛けて本格的に春イカが狙える感じになってきました。
まだ3キロも出そうな感じなので暑いですが、日傘と凍らしたお茶をたっぷり持ってまだまだ春イカを狙っていきたいと考えています。
今年は水温も低くサイズさえ気にしなければお盆まで親イカが狙えると思いますので、あと1回で春イカも終了や~なんて考えないで6月いっぱいまでは2キロもバンバン釣れると思うので、中紀と紀北に繰り出してみてはいかがでしょうか?
暑いけどね…。
では今回の「和歌山はヤエン釣りの好期!春イカ狙いに中紀に行こう」を終了したいと思います。
ではまた次の機会迄、バイバイ(@^^)/~~~。。。
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