ここからは育毛剤(男性用 女性用)に含まれている副作用(アレルギー)に注意すべき成分をご紹介していきます。
これらの成分が含まれている育毛剤は添付文書を熟読し副作用が起る事を想定の上で使用する必要があるため注意が必要です。
また、個人輸入での副作用やアレルギーに関する事故も増加傾向と聞いていますので、もし使う際は医師の診断の元、処方してもらって下さい。
【副作用】ミノキシジルを使った育毛剤
ミノキシジルの歴史は古く、海外で高血圧の治療薬として使われてきました。
ミノキシジルは血管拡張作用があり服用した患者さんに発毛効果が確認されて以来、80年代初頭より薄毛治療薬として用いられてきました。
このようにミノキシジルには血流を促す効果が高い為、心臓機能や血圧に関する副作用が表れることもしばしばあるようです。
ミノキシジルは国内では外用薬のみ認められているようですが、一部クリニックでは内服薬を医師の判断で輸入し処方されている事もあるそうです。
どちらにしても副作用の懸念は付いて回るので使用する場合は医師の処方の元使用した方が効果が得られるのではないでしょうか?
欧米ではミノキシジル濃度10%以上の商品も出回っているようですが、いくらパーセンテージを上げても効果は一律に望めないようです(必ず生えるとは限らない)
やはりそこには患者の薄毛症状によってミノキシジルを合わして行く処方が重要と言われています。
【副作用】フィナステリドを使った育毛剤
フィナステリドは別名プロペシアと言われておりミノキシジルと同様に歴史がある薬です。
こちらの薬に関しては血管の拡張作用でなくテストステロンがレセプターに作用しジヒドロテストステロンになる事によって起こる薄毛に効果が高く当時は話題になりました。
フィナステリドもニセモノや品質が保証されていないモノが多く出回っている現状がある為、服用後の忘れた頃に副作用が出たりする可能性が有るとも報告されていますので安易な個人輸入はおすすめ出来ません。
副作用としてはホルモン系に作用する為に肝機能障害や男性機能の低下の副作用が報告されています。
【副作用】デュタステリドを使った育毛剤
デュタステリドは「ザガーロ」ってゆう商品名で2015年頃に国内認可を得て使われだした一番新しい薄毛治療薬です。
デュタステリドもフィナステリド同様にホルモンに作用するのが特徴ですが、フィナステリドよりも体への作用が強く副作用が出る確率も大変高いと報告が有ります。
ですので、クリニックで処方される場合もいきなりデュタステリドを処方される事は少なく、最初にフィナステリドで副作用や薬の効果を確かめながら、フィナステリドで対応が難しいと判断された場合にのみデュタステリドを処方していくのが通例です。
副作用としては性欲減退や勃起機能障害(ED)などの男性機能低下、肝機能障害が挙げられますが、臨床試験の結果では副作用の出現率は高くはないとされています。
しかし、100%副作用が起らないとは言い切れませんので処方を受ける際には医師の診断の元、受けるようにして個人輸入などでの購入は避けるようにした方が望ましいでしょう。
【まとめ】育毛剤や発毛剤で副作用が起きるかもしれない3つの成分
ミノキシジルやフィナステリド、ディユタステリドどれも医薬品で医師の処方の元、使えば効果が期待できるモノですが、外用薬と服用するタイプどちらも使えば100%効果が出る訳ではありません。
効果はそれほど出なくて、副作用はしっかり出るなんて事もままありますから服用に関しては必ず医師の処方に沿って服用して下さい。
近年、医師の処方箋なしに個人輸入などを用いて入手しトラブルが絶えないと聞いています。
クリニックで処方してもらうと料金はかなり割高にはなりますが、あとあとの事を考えるならクリニックで診察してもらってから使用して下さい。
髪は育毛剤や育毛サプリメントで予防や対策は出来ますが副作用や後遺症として残った場合は治すのにも時間が掛かります。
安易に個人の意見を信じ込まないようにして下さい。
もし、個人輸入などでミノキシジルやフィナステリド、デュタステリドを使用する場合は何があっても自己責任な事は忘れないで下さいね。
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