こんにちはあきブログ管理人のあきです。
今回のテーマは
【アジ元気】アジ活かしクーラーに水流ポンプ付けてみた
です。
今回、アジ活かしクーラー(アジカン)にモバイルバッテリーで稼働する水流ポンプを付けてみました。
いままでフリーガー26Lにプロテインスキマー2基を装着させ使ってきたんだけど、アジ活かしクーラーにプロテインスキマー2基をフル稼働してもある季節だけ酸素不足になりがちで少し不安になっていました。
その季節とは春です。
春季や初夏は水温も上昇しアジ活かしクーラーの海水に溶け込む酸素量がどうしても少なくなりがちになります。
特にプロテインスキマーは普通のブクブクに比べて酸素が不足がちになる傾向があると思います。
私自身、春に使用する活けアジは投げにくいですが特大を使う事が多いので(今年は特にデカかった)26リットルのアジ活かしクーラーに20匹~入れ、エアポンプをフル稼働させても水温が高いと酸欠気味傾向になるのは否めない所です。
アジスカリなど海中に沈めても問題ないシチュエーションなら良いのですが磯が中心の私にとっては荷物や洗い物を極力少なくできる方法で快適に活けアジ管理をしたいと思っています。
アジ活かしクーラーに水流ポンプ装着して活きアジ管理
春(初夏)の活けアジ管理はどうされてますか?
ま~アジ活かしクーラーに入れる量を少なくすれば問題は解決されますが少ないと心もとない場合も多々あるし、かと言って買い足すのも直ぐに出来ない場合もあったりと何かと不便ですよね
そこで前々から考えてた(レイとモンチとアオリイカを執筆されてる方を参考に)水流ポンプを使ってプロテインスキマーから排出された海水を水流ポンプの力で強制循環させアジ活かしクーラー内に酸素を行き渡らせる作戦です。
また、水流ポンプが移動式になる事によって、アジ活かしクーラー内の水位によって水流ポンプを簡単に上下する事も出来ていろいろな使い方が出来ます。
水流ポンプの吐出口を水面上に出せば曝気効果と水流両面で効果が期待できるメリットもあります。
【水流ポンプ使用目的】
- アジ活かしクーラー内に均一に酸素を行き渡らせる
- 水流を発生させアジの向きを一定方向に向ける
- 他の人のアジ活かしクーラーと差別化
- 水中ポンプを水面より上に設置し曝気する事による酸素供給と水の音を楽しむw
アジ活かしクーラーに水流ポンプを導入
この水流ポンプの一番の要は水流ポンプの電源をどこから取るのかって事でした。
今は便利な世の中になりましたね
ポンプの配線を改造しなくても最初から水中ポンプ自体にUSB端子が付いててモバイルバッテリーから電源を取るものが販売されていましたw
値段でみればそれこそ1,000円台の商品から300円位の物までいろいろな水中ポンプが有りましたが価格による性能の違いは感じられませんでした。
ただ取水方法2種類有りまして下記①②のタイプです。
ポンプによって揚程(ようてい)、最大流量やボルト、アンペアが違いますので購入する場合は自分のアジ活かしクーラーに合った水中ポンプを購入するようにしましょう!
①本体自体にスリットが入っているタイプ(水流ポンプより水位が下にならない様に注意)
最大流量180L/H 揚程1m
②本体から取水管が出ているタイプ(延長パイプによってアジ活かしクーラーの底付近から取水できる)⇐コチラがおすすめ
最大流量250L/H 揚程2m
水流ポンプの揚程とは(ようてい)
ポンプは流体を低いところから高いところへ移送する、または圧力を加えるため機械です。どれだけの高さを吸い上げるか、あるいは押し上げるか、またいくらの圧力を加えるのかの数値を知ることで、それに適した性能のポンプを選ぶことができます。
アジ活かしクーラー用水流ポンプのIPグレード
どちらにしようか迷いましたがアジ活かしクーラーがフリーガーライト26Lとゆう事もあり、海水の循環効率を踏まえて「最大流量」「揚程」「アンペア数」本体から取水管が出て延長パイプを装着できる②のタイプにしました。
アジ活かしクーラー内に取り付ける水流ポンプのスペックを簡単に説明しておきますと
説明:
IP68防水グレード、水中に完全に潜水可能。
フィルター付きで、注入口をふさがないでください。
0℃から100℃までの広い温度抵抗範囲
水族館、車の冷却、加湿器、エアコン、その他の冷却および循環システムで使用されます。仕様:
ブランド:Decdeal
モデル:QR50A
ポンプ材質:PC + ABS
カラー:ブラック
ケーブル長:約150cm / 4.92in
入口直径:8 mm / 0.33 in
出口の直径:8mm / 0.33in
製品サイズ:60 * 49 * 45 mm / 2.36 * 1.9 * 1.77インチ
定格電圧:DC 5V
定格電流:480ミリアンペア
消費電力:2.4W
最大流量:250L / H
最大リフト:200cm / 6.56ft
ノイズ:35デシベル未満
防水クラス:IP68
最大液温:100℃
- ブラシレス永久磁石ロータ。
- 低消費電力、低ノイズ(35db以下)
- 水陸両用の設計、水中設置と完全防水。
- 底に4つのゴムの吸盤は、滑らかな表面に吸着し、騒音と振動を減らすことができます。
- エナメル線コイルと回路基板はエポキシ樹脂で封止されています。
IP規格は防塵防水を表す国際基準コード
一つ目の数字が防塵で二つ目の数字が防水の様です。中華製なのでどこまで防水力や耐久力が有るのかは分かりませんがこの手の水中ポンプの殆どが中華製なので信じるしか有りませんねw
ま~400円位なんでワンシーズン持てばいいかな・・・
中国から送付される都合上、ポスト投函されるまで日数はメチャクチャ掛かりますので早く欲しい人は1,000円台の商品を頼むか逆算して頼んだ方がいいですw
防塵規格一覧
- IP0X:無保護
- IP1X:直径50.0mmの外来固形物まで保護(手など)
- IP2X:直径12.5mmの外来固形物まで保護(指先など)
- IP3X:直径2.5mmの外来固形物まで保護(工具やワイヤーなど)
- IP4X:直径1.0mmの外来固形物まで保護(ワイヤーなど)
- IP5X:粉塵が内部に侵入せず、若干侵入しても正常運転を阻害しない
- IP6X:粉塵が内部に侵入しない
防水規格一覧
IPX1(防滴Ⅰ形)
IPX1は、滴下する水に対する保護を規定している。滴水試験装置で1[mm/min]の水の鉛直滴下を10分間実施し、機器への浸水がないことを確認する。防水性能を規定した電気機器においては、もっとも簡易な防水性能である。IPX2(防滴Ⅱ形)
IPX2は、15°傾斜した時落下する水に対する保護を規定している。滴水試験装置で3[mm/min]の水の滴下を、電気機器を15°傾けて実施する。各方向から2.5分間ずつ、計10分間の散水試験を行う。IPX3(防雨形)
IPX3は、噴霧水に対する保護を規定している。オシレーティングチューブまたは散水ノズルを用いた散水装置で、各散水口あたり0.07L/minの水量をもって、鉛直方向から両側60°までの角度で10分間散水を行い、浸水がないことを確認する。
200mmのオシレーティングチューブで散水孔が8つ、0.07L/minの散水能力であれば、1分あたり0.56Lの放水が可能である。IPX4(防沫形)
IPX4は、飛沫に対する保護を規定している。同様の散水装置を用い、各散水口あたり0.07L/minの水量で、あらゆる角度からの散水を行い、最低5分間の散水で浸水がないことを確認する。IPX5(防噴流形)
IPX5は、噴流水に対する保護を規定している。φ6.3の放水ノズルから放出される12.5L/minの水流を、あらゆる方向から、外皮表面積1m2あたり1分間、延べ3分間以上の散水を行い、浸水がないことを確認する。IPX6(耐水形)
IPX6は、波浪に対する保護を規定している。φ12.5の放水ノズルから放出される100L/minの水流を、あらゆる方向から、外皮表面積1m2あたり1分間、延べ3分間以上の散水を行い、浸水がないことを確認する。IPX7(防浸形)
IPX7は、水中への浸漬に対する保護を規定している。水深1mの水槽に、電気機器を30分間没し、浸水がないことを確認する。
防水仕様の携帯電話など、一時的な水没に対して保護されている電気機器は、IPX7以上の性能を持たせている。常時水没する場所でIPX7の性能は不足のため、IPX8または特殊機能が必要となる。IPX8(水中形)
IPX8は、水没に対する保護を規定している。水没した電気機器が何分に渡りどれだけの水圧に耐えるかについては、メーカーと機器使用者が協議により取り決めた試験方法による。連続的に水中に置かれる場合に浸水しない性能が必要で、完全密閉構造が原則となる。
アジ活かしクーラーに水流ポンプを付けてみた!
水流ポンプにはキスゴムが4つ付いているのでこのままクーラーボックス側面に装着する事が出来るので便利です。
配線はそれほど太くもないので上からそのままフタを閉めても問題ないと思いますが要検証ですかね(2020/4現在全く問題有りません)
配線が気になる場合はアジ活かしクーラーに配線用の穴を開けてもOKです。
なんせこれ以上アジ活かしクーラーに穴を開けたく無かったんで今回はこの方法を取りましたが万が一断線の恐れがあるならフタと本体の隙間を少しだけ削れば問題ないかな~と思ってます。
削るのはフタ側と本体側の接触するミミ部分です。
コチラの水中ポンプを稼働させるのは10000mAhのモバイルバッテリーです。
ロス率30%を考えて5v 0.48Aで動かせば理論上は14時間位ドライブ可能かなと思っていますw(検証しましたが実際は10時間位です)
モバイルバッテリーの品質にもよるので何とも言い難いのですがコチラのモバイルバッテリーは割引適用し1,400円位ですのでそこまでの性能は期待できないかもしれませんね(2020/4現在、全く問題なし)
アジ活かしクーラーへ水流ポンプ用のバッテリーケースを取付ける
今回、モバイルバッテリーケースに使うタッパーは余りに大きすぎると車載ケースに入らなくなりますので出来る限り薄くて小さいモノを探しまくりましたw
USB端子の大きさや縦装着(写真は横装着)しても大丈夫な大きさ探しに苦労しましたが得意の100均キャンドゥで見つけましたw
完全防水にはなっていませんので雨天時には配線差込口を下に向けると問題なく使えそうですw
水流ポンプの配線も長いし切断して端子で再接続する方法も考えたんですが面倒くさかったんでやめましたw
ギボシ端子を使えば直ぐにできるんでスマートにしたい人は加工した方がいいかもですw
モバイルバッテリーケース取り付け方法
アジ活かしクーラーにモバイルバッテリーケースを取り付ける際はビスでもなくマジックテープでも無くキスゴムでの装着としました。この方法なら上面、側面関係なく取り付け可能になります。
モバイルバッテリー自体が少し重いのでシッカリ付くか不安でしたが小さめのキスゴムを2か所取り付けでソコソコ頑丈に付いたのではないでしょうか?
ビス止めを止めたのは以下の理由です。
- これ以上、アジ活かしクーラーに穴を開けたくなかった
- モバイルバッテリーケース自体を上面&側面に自在に付けれるようにしたかった
- アジ活かしクーラーから着脱が簡単に出来る為
- 地磯探訪時、何かに引っ掛かっても取れるようにする為 (ビスで直止めだと穴も開けるし引っ掛かったりするとビス自体がもげたりする)
アジ活かしクーラーで実際に水流ポンプの動作確認
今回は取水口延長まではまだ手が回っていませんのでご了承下さい。
水流ポンプ自体にアジのウロコなどが入るとパワーダウンするみたいなんで将来的には延長パイプを付けてフィルターも装着したいですね、このまま使うとアジのウロコなどが中に入ってモーターパワーが落ちてくるかもしれませんね。
この中華製水流ポンプの最大流量は250l/hなのでかなりの循環力が有りそうです。
なのでスキマーから排出された酸素をたっぷりと含んだ海水がまんべんなくアジ活かしクーラーに行き渡らせられそうですw
水道水ですがベランダで動画を撮ってみました。
水流目安にミノーを泳がしてますので参考にしてみて下さい。
水流ポンプ動画
この水流ポンプは水に浸けてもいいですし、動画の44秒あたりのように吐出口を水面から出しても使えます。
海水吹き出し口を水面から出して使う方が曝気効果がでて高水温になりがちな春から初夏には特に有効かもしれませんね。
この水流ポンプはアジ活かしクーラーに付けるだけでなく、カメの飼育や金魚飼育なんかでも重宝されてる様です。
曝気効果とは
曝気(ばっき)とは、読んで字のごとく、空気に曝(さら)すことです。金魚の飼育では主に、飼育水を空気にさらして、水中に酸素を供給することを指します。
水流ポンプの吐出口が水面下でも水面上でもポンプ自体に力が有るので、酸素をゆき渡らせるには十分ですが酸素供給も考えるなら水面上に吐出口を出した方がより効果的かもしれません。
エアーリフト式では水流が不十分
以前(かなり昔)にエアーリフト式水流発生装置を使用していた事もありますが、自宅水槽の様に水位が変化しないなら使えましたが、水替え、スキマー使用によるアジ活かしクーラー内の水位変動など、水位が落ち着かない釣りでの使用には向いていないと思います(水流もさほど期待できなかった)
又、エアーリフト式はフィルターケースが付いてる事がしばしばです。
この濾過方法は生物濾過を目的にしており釣りでの使用は生物濾過も期待できないので水質改善はプロテインスキマー2基でおこない水流は水流ポンプでおこなう事がもっとも理想に近くなると思います。
水流ポンプを装着したアジ活かしクーラーを実践で使ってないので今は何とも言えませんが本番使用まで模索したいと思います(2020/4現在アジ元気で水流ポンプのは最高かもw)
では今回のテーマ
【アジ元気】アジ活かしクーラーに水流ポンプ付けてみた!
を終了いたします。
お付き合い頂きありがとうございます。
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