こんにちは、あきです。
今回は
【失敗しない】釣り用レインウェアの選び方とおすすめ!
です。
これから夏までは待ちにまったヤエン釣り最盛期の時期に入ってきますが、朝夕や夜釣りではまだまだ寒くて、長袖1枚では釣りどころでは無くなりますよねw
そんな時には上から簡単に羽織れるレインウェアは釣りするなら必ず用意して欲しい一品となりますw
急な雨にあってもレインウェアさえ用意出来てれば慌てる事もないし・・・
とはいっても上から羽織れば何でもいいって事はありませんよね?
出来ればカッコいい感じのレインウェアを着たい・・・
新聞配達員になるのは・・・
でも、透湿性○○○○グラムとか耐水性○○○○ミリとかチンプンカンプンw
なのでレインウェアを釣りで使う場合の選び方やおすすめをそれぞれ見ていきましょう!
レインウェア(フィッシングスーツ)の透湿性
レインウェアやレインスーツを選ぶ際に気にするのが透湿性ですよね~
単なるゴム製やビニール製のレインウェアでは少し着ているだけで中が蒸れてきて不快極まりないので透湿性を重視したレインウェア選びが重要になってきます。
そこで透湿性を数値で表してるメーカーも多く、透湿性を計る際の目安になると思います。
レインウェア(フィッシングスーツ)の透湿性とは
透湿性とは簡単に言えばどのくらい蒸れないかの事です。
厳密に言えば蒸れとは蒸気の事。
蒸気が溜まっていくとやがて水滴になりますが、透湿性とはレインウェア内の蒸気が水滴になる前の状態を差します。
この水蒸気(汗)をレインウェアの外に出す度合いの事を透湿性と言って、数値化し分かり易くしています。
そもそも論ですが透湿性を最大限生かす為には汗などがスグに気化するように吸湿速乾性のあるインナーウェアを着ていないと、いくら透湿性が高くても気体にならず液体化してしまうと意味もありません。
又、撥水処理がしっかりできてないと繊維の隙間に水が溜まって、透湿性が損なわれるので注意して下さいね。
透湿性の基準
透湿性○○○○とは具体的に言うと、24時間の間に何グラムの水分(蒸気)を外に出す事が出来るかを数値で表しているんですねw
先にも書いていますが、この透湿性が無いレインウェアを着ていると体にラップをぐるぐるに巻いた状態と同じ事になりレインウェアを脱いだ瞬間、衣服は汗でべっしょりな状態になります。
昔で言う所のビニール合羽ですw
レインウェアでは無いですが、ナイロン製で透湿性の無いウェーダーを長時間履いていて脱いだりすると、おもらししたような状態になりますw
これも透湿性がない事による現象です。
この様な恥ずかしい事態にならない様に透湿性のあるレインウェアを購入するのですが、いったいどれ位の透湿性が有れば良いのか?
透湿性○○○○グラムって表記で見た事ありませんか?
あれは、そのレインウェアが24時間あたりで透湿出来る仕事量を差しています。
正確に言うと1㎠あたりの生地に24時間で何グラムの水分量が通過するのかを数値で表したものとなります。
ですので数値が高いほど、透湿性能が高くなります。
一般的な大人が安静時、1時間に発汗する量 安静時⇒50グラム 24時間で1,200グラム 軽い運動⇒500グラム 24時間で12,000グラム 激しめの運動⇒1,000グラム 24時間で24,000グラム |
こんな感じと言われています。
何もしてなく安静にしてるだけでも50グラムも発汗してるって意外でした。
釣りの場合はどこら辺の位置なのかは個人個人によっても変わってきますし、シチュエーションによっても変わると思いますが地磯歩きなんかでは透湿性24,000グラムは必要かもですが、大体は脱いでいくので大丈夫かもw
釣りの場合は個人差あるにせよ常にバタバタ動いてる訳でもないので、10,000グラム~15,000グラムの透湿性を確保できれば良いかもしれませんねw
釣りで蒸れるのを極力避けたいなら最低でも透湿性10,000g/㎠以上がおすすめかもしれませんね。
かなり快適に過ごしたいなら15,000g/㎠くらいがおすすめです。
レインウェア(フィッシングスーツ)の耐水性
次はレインウェアの耐水性(防水性能)です。
一般的には防水性能とは言わず、耐水圧っていう言葉で通ってますねw
どっちでもいいっちゃ、いいんですが、レインウェアの表記はどこのメーカーさんも耐水圧で表記されてるのでここでは耐水圧とします。
耐水圧ってなんぞやと思われる釣り人も居らっしゃるので簡単に説明を
レインウェアを選ぶ際の基準になるものなので、これも知っておいて損は無いかとw
耐水圧とは
耐水圧って読んで字の如く、どれ位の圧力に耐えられるか?
どれ位からしみ込んで来るかを数値化したものです。
逆に言えば、どれ位の圧力まで耐えられる防水性なのかw
耐水圧の単位はミリで表します。
耐水圧の測り方
生地の上に10ミリ四方の筒を立てて、水を注いでいきます。
その際、水を注いでいって何メートルの高さまで水圧に耐えられたのかを測った値が耐水性(防水性)になるそうです。
筒に入れた水の高さがイコール水圧になるので10,000ミリの場合は10メートルの高さまで水を注いでも浸透しないで耐えうる生地とゆう事になります。
これだけでは10,000ミリが凄いのがなんとなくは分かりますが、実際の雨と比較すればどうなんでしょう?
小雨⇒300ミリ (小雨位なら耐えれる)
中雨⇒2,000ミリ (シトシトふる中雨くらいならなんとか・・・)
大雨⇒10,000ミリ (一時、土砂降りでもなんとか耐えれる)
台風並み⇒20,000ミリ (大雨なんて楽勝w バイク乗りはこれ位で無いとおもらし状態になるかもw)
例で言うと、体重75kgの釣り人が雨で濡れたところへ腰掛けた時の圧力は約2,000ミリ位と言われていて、地面などに膝をついた時の膝への圧力は12,000ミリ前後と言われています。
上記の表記は一般的な例ですが、釣りでレインウェアを着る時はかがんだり、腰掛けたりと部位によっても掛かる圧力が変わってきます。
なのでヤエン釣りのようにアタリ待ち時に磯などに腰掛けたりするとかなりの圧力が尻部分に掛かって、耐水圧の弱いレインウェアを着ていると、その部分だけ濡れたりしやすくなります(ヒップガードしましょう)
結論的には透湿性や耐水圧に関しては少しオーバースペック位のモノをチョイスする事が雨天での釣りを快適にサポートしてくれます。
気圧が低くて雨がパラついてる時ほど海面にも圧力が掛からずイカ日和となる事もこれからの時期は多いのでレインウェアの準備は万端にしておいて下さいねw
少し位の雨で諦めるのはもったいない!
陸上は雨でも海中はパラダイスの時も多いしね~w
レインウェア(フィッシングスーツ)の防寒性
レインウェアは不意の雨に見舞われた時など、非常に重宝するので必ず上下で揃えて置いて頂きたいのですが、もう一つの役割もレインウェアには有ります。
もうお分かりですよね?
これからの季節は昼間はポカポカ陽気となり、日によっては半袖でも良いくらいたっぷりと陽が注ぐような日も多くなってきますが、そんな日に限って朝晩は冷えるものですよねw
昼間の気候に合わせた半袖や薄着の上に羽織れる様にしておくと重宝する事間違いありません。
釣りの初心者の人ほど、レインウェアやフィッシングスーツを揃えてなく竿やリールばかりに目を奪われがちの人が多い傾向です。
釣具と共にレインウェアやフィッシングスーツは必ず揃えるようにして下さいねw
おすすめ レインウェア(フィッシングスーツ)
ここからはおすすめのレインウェア(フィッシングスーツ)の紹介となりますが一旦、まとめましょうかね
釣りで着るならレインウェアの耐水圧と透湿性は最低でもどれ位が必要なのか?
- 透湿性 10,000g/㎠
- 耐水圧 10,000㎜~15,000㎜
この辺りが一つのボーダーラインかと思います。
透湿性と耐水性が上がると価格にも影響してきますので後は個人の考え方次第と言ったところでしょうか?
いろいろ調べましたがゴアテックスの場合は透湿性と耐水性は数値として表記していないそうです。
理由は雨っていくら強雨や嵐でも1日、1,500㎜~2000㎜くらいなので耐水圧20,000㎜以上あれば、通常範囲の雨で使っていて実感できるレベルではないらしいので数値表記してないそうです(Japan gore社)
なので、嵐の中や台風が来てる時に釣りなんてしないでしょうから気にしなくてもOKなのかもですw
一応は目安にはなるので参考値として知っておいても良いかもしれませんね。巷でゴアテックスの透湿性と耐水性が数値で出回っているのは、各メーカー独自で試験した結果をメーカーテストとして出しているようですね
表生地や構造にもよるんでしょうが、ゴアテックスの場合は耐水圧50,000㎜以上で透湿性が25,000g~と思っていて良いかもしれませんね モンベル
実際には透湿性能を測るテスト方法は何種類かあり、ゴアテックスの殆どはJIS L-1099B-2法を用いたテストをし、その他の透湿素材はJIS L-1099B-1法でテストした数値を公表しているそうです。
B-1法とB-2法は車で言う燃費テスト(JC08モードと10・15モード)と同じ様なイメージでB-1法の方が透湿性能の数値が高く出やすい為、同じ数値ならゴアテックスの方が性能が高いとゆう事になるようです。
とは言いつつ、ゴアテックスとドライシールドやエントラントと比較したところで、人間が着用するモノなので個人差もあり評価はまちまちかもしれませんね
私的にはゴアテックスが快適に趣味を楽しめるのでイチオシですが、価格が高価になりがちなので日本製の透湿防水素材でも良いのではないかと思っています。
レインウェアおすすめ
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耐水性:20,000㎜ 透湿性:10,000g/24 3レイヤーで立体裁断されてる
ゴアテックスのレインスーツを今までは着ていましたが。今回初めてこちらのレインウェアを購入。 袖口からの雨の侵入も夕方になって少し気になりましたが、動作的に仕方ない部分はある感じ。 袖口からの雨の侵入はリストバンド(ネオプレーン製)で解決できると思うので土砂降りの雨での釣りにも合格点です。 |
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耐水性:20,000㎜ 透湿性:4,000g/24 3レイヤー ストレッチ素材(ストレッチ性140%)
しゃがんだ時もストレッチ性がきいていて膝が突っ張る事無く楽ちんです。 以前のゴムで締めるタイプとは違ってウエストベルトも付いているのでズリにくく履きやすいのも良いところ ただ、購入した商品が撥水加工忘れなのか、全く撥水しなかったので自分で加工したのでマイナス点ですね |
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耐水性:不明 透湿性:不明 ゴアテックス2レイヤー
フィッシングスーツは以前からシマノのプロテクティブスーツ(テクノレイヤード)ばかりw 素材はゴアテックス2レイヤーを採用しスーツ自体を軽量化しています。 又、コンビネーションシステム採用でライフジャケット着用時も圧迫感が軽減され非常に動きやすくなってますね |
今回はレインウェアの選び方とおすすめを記事にしてみましたが如何だったでしょうか?
個人的には釣りで使う場合は登山用や普通のレインウェアよりはコンビネーションシステムが付いてるレインウェアやフィッシングスーツがおすすめです。
特に膨張式ライフジャケットではなく固形式ライフジャケットの場合はコンビネーションシステムは重宝する事間違いなしですw
最後に、最近のレインウェアやフィッシングスーツは流行なのか、やや細身に出来ていますので季節によってアンダーウェアやミドルウェアを重ね着する場合は余裕を持ったサイズをチョイスするようにしましょう!
では今回のテーマである
【釣り必需品】レインウェア選び方とおすすめ
を終了します。
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