こんにちは、あきです。
今回はヒト幹細胞培養液配合の育毛剤には発毛効果が期待できるのか調査しました。
ヒト幹細胞培養液って女性では化粧品にも取り入れられており、若返り効果や再生効果も高いって口コミもあり、再生医療効果が期待できる成分ですよね
一般的にはヒト幹細胞培養液は女性にも男性にもまだまだ浸透していないため、その安全性や副作用については、まだ疑問が多い方もいるでしょう。
育毛や発毛にも効果的ですが、まだまだ未知の成分と言う事もある為、最近このような質問を良く受けるようになりました。
ヒト幹細胞培養液って育毛効果が高いって聞くけど髪の毛に良いの?
ヒト幹細胞培養液の育毛剤って発毛効果があるって聞いたけれど本当?
ヒト幹細胞培養液って男性にも使えるの?
今回は20代、30代~40代や50代以上の男性、女性の薄毛にも効果が高いって口コミでも話題になっている再生医療技術から生まれたヒト幹細胞培養液について出来るだけ分かりやすく深掘りしていきたいと思います。
ヒト幹細胞培養液(幹細胞)とは
発毛(育毛)効果に期待
ヒト幹細胞で記憶に新しいのは京都大学の山中教授が発表したIPS細胞やES細胞・・・
しかし幹細胞の一つであるIPS細胞やES細胞は、再生医療に関して大きな可能性が秘めてるものの、倫理面や遺伝子の問題など安全面の問題によって未だ実用化にはこぎつけていません。
自分の細胞そのものを使用したの成体幹細胞(脂肪組織由来)を使った医療は再生医療技術として既に広く使われ医療界にも浸透しているものです。
この自分の細胞を使った成体幹細胞はES細胞やiPS細胞と比べて体になじみやすく、副作用、倫理面、遺伝面などの問題もクリアしている為、スポーツ選手のヒザ治療(軟骨再生)などで利用されている非常にポピュラーなものです。
また、近年では幹細胞を培養し、そこから幹細胞だけを取り出した液体の上澄み液のことを幹細胞培養液と呼びます。 幹細胞は細胞自らが活性化・成長・増殖するために”サイトカイン”というさまざまな生理活性タンパク質を放出しています。
ちょっと難しかったですかね?
幹細胞とはどの様なモノなのか何となくぼんやりはイメージ頂けたかと思いますので、次の章ではそもそもヒト幹細胞培養液とはどんな成分でできているのかや、どの様な効果が期待できるのかを深掘りしていきたいと思います。
ヒト幹細胞培養液の効果とメカニズム(働き)
ヒト幹細胞培養液の成分
ヒト幹細胞培養液は組織を作るコラーゲンやヒアルロン酸やサイトカインなどさまざまなタンパク質が含まれており、その中には今までの化粧品には無かった新たらしい成分も多く含まれている事が判明しています。
これらの成分の組織再生等の働きは男性女性問わず、頭皮の荒れの修復や発毛効果、抜け毛の予防、ヘアサイクル正常化から髪の毛を太く長く育てる育毛効果にも有効とされています。
このヒト幹細胞培養液を応用して開発された発毛・育毛成分が脂肪組織由来のヒト幹細胞培養液配合育毛剤そのものです。
ヒト幹細胞培養液の働き
これまで提唱されてきた育毛剤は髪の毛に足りない物を補填しヘアサイクル(毛周期)を正常化し髪の毛を太く長く育てる効果に主眼を置いた商品が多数でした。
又、それらの作用とは別に、ヒト幹細胞培養液は別記事にも書いている発毛を阻害する頭皮の剥離(荒れ)の修復にも効果的と言われおり積極的にヒト幹細胞培養液が育毛剤へ配合されているようです。
先にも書いていますがヒト幹細胞培養液はコラーゲンやヒアルロン酸、必須アミノ酸などで皮膚を形成するタンパク質の組織修復機能を強力にサポートし男性、女性の頭皮の荒れからくる水分の離脱、タンパク質の代謝不足が原因の慢性的な抜け毛に力強くアプローチすると言われています。
又、男性型脱毛症や女性型脱毛症(エストロゲン衰退)の多くはレセプター(鍵穴)へ入るべきリガンド(鍵の様な物)より先に5αリダクターゼ(脱毛因子)が作用して男性ホルモン(女性にもある)が変異しジヒドロテストステロンへ変化し皮脂分泌が通常の5倍以上になり髪の成長に悪影響を与えます。
レセプターとは細胞の表面にある鍵穴のようなもので、その鍵穴にぴったりと合致する鍵(リガンド)が入り込むことにより初めてその細胞が活性化する事になりますが、レセプター(鍵)と髪の毛の成長因子をつかさどるリガンド(鍵)が合致する前に、髪の毛の成長を阻害する5αリダクターゼが入り込む事によって皮脂を多量に分泌する指令をだし毛穴が詰まり髪の成長、すなわち発毛や育毛を阻害していきますw
ヒト幹細胞培養液の中には、このリガンドになれる成分が豊富にふくまれてると言われており、脱毛因子がレセプターへ入り込む前に、先にレセプターに合致するリカンドとなり発毛がスムーズにおこなわれるよう脱毛因子から髪の毛を守ると言われています。
ヒト幹細胞培養液の期待できる効果
ヒト幹細胞培養液は健康な人間(女性)の皮下脂肪から採取した脂肪由来の幹細胞から抽出しており、男性でも女性でも問題なく利用できます。
ヒト幹細胞培養液が髪の毛にもたらす発毛・育毛の効果効能解説致します。
- 発毛 増毛・増進及び育毛促進効果
- 抗酸化作用
- 創傷治癒効果(組織修復作用)
- シワ予防と改善
- ホワイトニング
ただし、ヒト幹細胞培養液の配合量や商品の品質によって効果には個人差があります。
安全性
ヒト幹細胞培養液は幹細胞を培養する際にできる上澄みなので幹細胞そのものを含んでいる訳ではありません。
幹細胞自体は20代~30代の健康なドナーから抽出され、細菌やウィルス、慢性疾病(アレルギー感染)に感染していないか確認した後、約半年間冷凍保存されたのち、半年後に検体を再検査して問題がないようなら幹細胞の培養を開始します。
ヒト幹細胞培養液は発毛促進剤や育毛剤にも使われていますが、安全性は検査されているため国内製造された信頼できる商品であれば副作用や健康被害の報告もありません 。
しかし、アレルギー反応が起きる可能性は否定できないので、敏感肌や過敏症の人は使用前にパッチテストをしてから使用する事を推奨します。
ヒト幹細胞培養液配合の発毛促進剤・育毛剤の口コミ
ヒト幹細胞培養液配合の育毛剤・発毛促進剤を実際に使用された人の口コミを紹介します。
良い口コミ
先ずは良い口コミを年代別にお届けします。
40代男性
40代女性
悪い口コミ
ここからはヒト幹細胞培養液の悪い口コミです。
40代男性
40代女性
ヒト幹細胞培養液配合の育毛剤を選ぶポイント
ヒト幹細胞培養液が入った育毛剤自体価格が高額になりやすく殆ど販売していません。
ですのでヒト幹細胞培養液が配合された育毛剤自体を市販で購入することは現状難しいかもしれませんが通販なら少なからず適正な価格で販売されています。
育毛剤購入時の注意点
ヒト幹細胞培養液配合育毛剤を選ぶ際のポイントとしてはヒト由来の幹細胞から抽出した培養液が配合された育毛剤を購入するようにして下さい。
幹細胞には植物由来の幹細胞もあり、抗酸化物質が豊富に含まれており、頭皮や肌が老化する活性酸素に対して高い効果を示し、老化した肌や荒れた頭皮をみずみずしくしてくれると言われていますが、同じ幹細胞でも人間と植物の幹細胞は作りや構造が全く違う為、植物由来の幹細胞培養液では同じ様な作用や効果は期待するのは難しいようです。
結論を申し上げますとヒト幹細胞培養液配合と謳った商品は多くありますが、育毛剤に限らず全般で言える事は植物由来の幹細胞培養液ではなくヒト幹細胞培養液配合の製品を選ぶ様にしましょう!
【副作用ある?】ヒト幹細胞培養液のメリット・デメリット
育毛効果は元より発毛効果も期待できる成分のヒト幹細胞培養液ですが、良い事ばかりではないのではと思ったのでメリットとデメリットを調査してみました。
デメリット
- 価格が高い
培養して出来たヒト幹細胞培養液は更なる構成検査であるGLP検査をおこないます。
GLP検査は費用も高額で1回あたり数千万円掛かると言われており化粧品では殆んど行われていません。
そこからも分かるようにヒト幹細胞培養液が入った育毛剤(医薬部外品)はそれだけ特殊性の高い材料と言えます
ので、植物幹細胞培養液と比べても、価格が高額になりやすいのがデメリットな部分と言えます。
メリット
- 副作用が少ない(ほとんどの人は問題なし)
ヒト幹細胞培養液のメリットと言えば副作用ない事でしょう(誰にでも副作用が起きないと言う訳ではありません。)ヒトから抽出した幹細胞を培養しているため、親和性が高く、アレルギーなどの副作用が少なく、安心して使用できるのが大きなメリットと言えます。
ただ人の体は複雑で、個人差が有るのも事実。
万人に副作用が全くないとも言い切れ無いので心配な場合はパッチテストをしてから使用するようにして下さい。
パッチテストの方法
ヒト幹細胞培養液が心配な人はパッチテストをおこなってから使用しましょう。
パッチテストする前にはパッチテストする部位(二の腕内側などの皮膚の薄い部位)を清潔にしてからおこないます。
- step1入浴等で清潔にする
- step2入浴後30分ほどしてから試験物を腕の内側ないし上腕内側へ薄く塗る
- step330分~1時間後、刺激や赤みなど違和感がないかチェック違和感があればすぐに中止し流水で流す
- step424時間後再度チェック問題なければそのまま48時間放置
- step548時間後にチェックし問題ないようであれば使用可能といえるパッチテスト完了です
ヒト幹細胞培養液の効果が出るまでの期間
ヘアサイクル
髪の成長サイクルは男性の場合生えてから抜け落ちるまで個人差あれど約3年から5年、女性の場合で4年から6年程です。
その殆どは成長期にあたり、退行期の期間は2~3週間かけ休止期に移行し2ヵ月~3ヵ月の期間を掛けて徐々に細胞分裂をストップしていき脱毛期を迎えます。
ですので女性の最短のヘアサイクルで見てみると4年なので退行期や休止期期間を引いても約44ヵ月間は髪は成長すると言えます。
髪の成長スピード
髪の毛は1日、0.3ミリ~0.4ミリ成長し、1ヵ月で約1センチ伸びます。
ですので頭皮上に髪の毛が生えて来て体感的に実感するまでには早い人でも数ヵ月は必要なんですね
1センチや2センチほど伸びてきただけでは発毛効果も育毛効果も分かりません。
なのでヒト幹細胞培養液が配合された育毛剤で髪の毛が再生されてもスグに実感できる事は無いのです。
これが自然の摂理です。
これは医薬品を使おうが医薬部外品を使おうが同じで、人間のバイオリズムを崩した髪の毛の成長なんてありえ無いのです。(あったらヤバい)
なので効果を実感するには最低でも半年は続ける事が大切で、逆に言えば半年間ほども頑張れない人は男性であれ、女性であれ髪の毛を取り戻す事など出来ませんし効果も分かりません。
育毛難民になるんです。
薄毛予防はタイミングが大切
ただ、幹細胞から培養して作られたヒト幹細胞培養液は厳格な検査管理(GLP検査等)によって品質を保っています。
なので効果が高いと言えども、市販されてる育毛剤に比べて高額になりやすく続けていき難いのも確かです
6ヵ月間使い続けるにも価格が高額になりがちで躊躇してしまうかもしれませんが、髪は一度失えば簡単には戻ってきません。
抜け毛を予防するにもタイミングってものがあります。
ですからヒト幹細胞培養液で効果を実感したいのであれば、一番効果的なタイミングを逃さずに取り組む事が何よりも大切です
AGA治療など薬や頭皮への注射をするまでには至っていない軽度な薄毛には早めに予防措置をとる事が進行を緩和する唯一の方法となります。
抜け毛が減るって事は、頭皮に髪の毛が留まり成長期が延長され伸び続けているって事になります。
そうなれば生えてる髪の毛(頭皮に付いてる髪)が増える訳ですから、自分でもハリやコシ、ボリューム感は感じられると思いますね
再生医療技術から生まれたヒト幹細胞培養液ですが、今後さまざまな分野で注目成分になるのは間違いなさそうです。
効果の目安
ヒト幹細胞培養液配合の育毛剤や美容液は薬と違って、作用する力が緩やかな物が多いので効果が出るまである程度の期間は必要ですが、症状が軽い場合には副作用が懸念される医薬品に頼るのではなく、先ずはヒト幹細胞培養液配合の育毛剤などで処置される事をおすすめします。
私も知り合いの女性も数年前から髪の毛に関して悩まされ、あるきっかけからヒト幹細胞培養液配合の育毛剤使い出し、かれこれ9カ月ほど使っていますが最初の2~3ヵ月は髪の毛に何の変化もなく何も変わらなかったのが使っての実感ですw
髪の毛に良いって言われていても、目に見える効果が感じられなければ心折れてしまいがちになりますよね?
私自身も一時、髪の毛が抜けて悩んだ時期もあったのでその気持ちは良く分かりますが、知り合いの女性の場合でも5ヶ月過ぎたあたりから効果が出だしたと言っていましたので、地道にあきらめず取り組む事が育毛を成功させ発毛へと導くのではないでしょうか?
私の場合は使っていて6ヵ月過ぎたあたりから髪にハリやコシが蘇ってきた感じがします。
抜け毛に於いては4ヵ月過ぎた頃から少しずつ減ってきた感じです(嬉しい)
でも考えればそれぐらいは掛かるのもうなずけますw
まとめ
如何だったでしょうか?
今回はいま注目されているヒト幹細胞培養液について発毛効果や育毛効果が期待できるのかを成分や作用を中心にお届けしてきました。
ヒト幹細胞培養液自体は非常に高価なもので、専門の業者で施術してもらうと、6回コースで35万~40万円ほど掛かると言われています。
ただ、フィナステリドやディュダステリド、ミノキシジルなどは効果が期待できる反面、副作用の可能性が高いので先般では育毛や発毛効果が期待できながら、副作用の心配がないヒト幹細胞培養液に注目が集まってきたのも頷けます。
再生医療技術はこれからもまだまだ進化していきますが、現状もっとも効果が期待できると言われているヒト幹細胞培養液が配合された育毛剤を使用してみるのも毛髪再生の鍵となるかもしれません…。
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