こんにちは
あきブログ管理人あきですw
春イカ乱舞ってタイトルで釣ってる気がしますが、今回はアオリイカの中でも大型が狙える時期という事で、春イカを求めて和歌山県紀北地磯にヤエン釣りにいって来ました!
前回5月での釣行でアタリすらなかった紀北の春イカですが、今回は出会う事が出来たのでしょうか?
水温もアオリイカの適水温
ホンダワラもフサフサ(僕の髪もニューモとチャップアップでふさふさw)
地磯はだーれもいない
不安がよぎるがやって見なきゃ分からないのも春イカのヤエン釣りw
では春イカ狙いのヤエン釣り、スタートですw
春イカ(アオリイカ)ヤエン釣りのタックル|和歌山県 紀北地磯
いまさらながらですが、今回初めて当ブログにお越し頂いた方の為にヤエン釣りに使ったタックルを紹介したいと思います。
と言いますのも、当ブログは検索で流入されてる方がほぼほぼ8割~9割でございます。
そんな方達に少しでも春イカ釣りの面白さや、ヤエン釣りの醍醐味が伝わればなんて考えています。
春イカ狙いだからって訳では無いですが、私の場合はヤエン専用ロッドではなく、少し強めの上物ロッドをチョイスしており、それに見合うラインや小物を合わせていますので、ヤエン釣りの教科書的なウェブサイトとは少しばかり趣(おもむき)が違う所もあるかもしれません。
ピンからキリまでどんな道具でも釣れるヤエン釣り(春イカ)にこの様な世界観を持ったアングラーが一人くらい居る事を大目に見て頂けたらな~なんて考えています。
では今回の春イカ狙いのヤエン釣りで使ったタックルは…。
春イカヤエン釣りのタックル
フィネスBASSフロロの定量評価
強度 | 9 |
しなやかさ | 9.5 |
ハリとコシ | 6 |
伸度 | 8.5 |
コスパ | 9.5 |
巻き量 | 9 |
フィネスBASSフロロを試してみた感想は、ヤエン釣りでも全然ありだと思う(2024年10月現在廃盤です)
使用しているフィネスBASSフロロは7lb(1.75号)ですがしなやかな割には強度も高く、ホンダワラに絡んでもブチブチ切れる事もありませんでした。
逆に春イカ狙いしていると付き物のホンダワラなんかのような柔らかいモノに対しては、しなやかではありますが、フロロ特有の強度(ホンダワラを切る)は期待できるように思います。
どちらにしてもこの価格で強度もそこそこあり、ヤエン釣りで使えるリーダーと私は考えてますが、このお値段でまた売っているかは…ですw
メリット
- コスパ最強!160メートル(80m×2)で1,000円
- しなやかでスピニングリールにも良くなじむ
- 強度も安心(前回の渡船釣行で2.9キロまでは釣りました)
デメリット
- ハリとコシが無いので剛腕なヤエン師には物足りないかもw
- コスパ最強なホビン巻き派にはコスパ最強ではないw
- クセが付きやすい感じが少しする
オトリフックのサルカン(スナップスイベル)
ヤエン釣りでサルカンにハリがセットされてるオトリフックを使ってる方もおいでかと思いますが、強度とローリング性能(ヨリ戻し性能)、大きさ、どれをとってもピカイチなスナップスイベルがあるので春イカ狙い終盤ですが使ってみて欲しいと思います。
スナップスイベル自体の大きさも重さも小さいのでアジの潜水に少しでも負担が掛からなくて春イカのキョーレツな引きにも耐えられる、スイベル専門会社が作ってる本物の小物ですよ!
メーカー名はNTスイベル
セーフティースナップNTパワー #8番
ハンガータイプ(50個入り)で一番小さいのが#8番、小ロット数なら更に小さい#10が有ります。
ドッキング方法は画像のようにスナップ部分を開けてカン付きチヌ針を通すのみのお手軽簡単仕様w
よく似た製品で同メーカーから販売されているインタースナップNTパワーもあるんですが、強度が高い代わりに構造上スイベル部分が大きくなりがちで、春イカ狙いのヤエン釣りで使う場合、私的おすすはセーフティースナップNTスイベルの方かもしれません(個人の好みもありますけどw)
こちらはインタースナップNTパワーです。
より安心が欲しい方はこちらがおすすめです。
どちらもそうなのですが、このローリング性能を知れば安価製品の大きなサルカンは使えないと思います。
スイベル専門の会社が拘って作っているサルカンは小さな小物ですが大きな役割を果たしてくれますので、ライントラブルの多いヤエン釣りで、特にリアドラグ式のリールをお使いなら余計にそう思われると思います。
前置きが長くなったんで早速、今回の春イカ狙いのヤエン釣りをレポしたいと思います。
春イカ(アオリイカ)狙いのヤエン釣りの日程|和歌山県 紀北地磯
先ず今回の春イカ捕獲日程は2泊3日で考えていましたが、自宅のベッドが恋しくなり1泊2日に変更していって来ました。
春イカ狙いの日程としては、朝はゆっくりと自宅を出て、お気に入りの天然アジを購入し、夕方頃から日没までヤエン釣り。
ダメなら翌日は渡船で春イカ(アオリイカ)狙いのヤエン釣りの予定で考えてました。
釣れれば2日目も同じ地磯で春イカ狙いって感じでユル~く計画w
ヤエン釣りの日程
15:00頃~18:30頃まで紀北地磯で春イカ(アオリイカ)狙いのヤエン釣り
2日目
6:00頃~17:00頃まで紀北地磯で春イカ(アオリイカ)狙いのヤエン釣り
春イカ(アオリイカ)ヤエン釣り|和歌山県 紀北地磯1日目
今回の春イカ狙いのポイントは色々考えていましたが、新規開拓も兼ねて少しヤバそうなところにも行けるように荷物は極力減らし、アジクーラーも無しで挑みました。
一応、渡船も考えてましたのでアジ活かしクーラーは持っていくのは持ってったんですけれど、今回のニューウエポンはこれ!
シマノ バッカンEV
ただのバッカンですがこれがなかなか良かったです。
シマノ バッカンEVを少しレビューします。
カラーは全3色の展開ですがアジを入れるならホワイトが見やすいのと少しでも太陽光を受け難くなるのでおすすめです。
サイズは33センチと36センチと40センチが販売されており、私が購入したのは36センチの方でしたが20センチ位のアジなら富士灯器FP-2000(エアーポンプ)2台を強で回せば余裕で生かせる感じでした(今の時期)
もともとは春イカの時期にアジ10匹位持ってデンジャラスな地磯に行く為に購入したものです。
10匹程度と割り切るなら33センチでも行けそうな感じですw
素材はお馴染みのEVA素材ですが、もともとがフィッシュバッカンとしての仕様で作られていない為、ポンプホルダーも付いていないですしバッカン内面も鏡面加工されていません。
なのでキスゴムはそのままの状態では付かないです(これは買ってから気付いた)
でもハンドルもガチっとハンドルで非常に持ちやすくて、海水を少なくすればメチャクチャ軽くて良い感じです。いっぱい海水を入れても海水を少なくしたアジ活かしクーラーより軽いかもしれませんw
ちょっとした崖を降りてくようなマニアックなポイントに行くヤエン師には、見た目もスタイリッシュで使いやすくておすすめだと思います。
さて釣りの方はと申しますと15時頃スタートしましたがイレパクはありませんでした…。
小一時間くらい経ったでしょうか?
キャストしたアジに異変があったのか穂先ににわかに違和感らしきものが出ました。
ん?
ラインの引き出しは一切ありませんが明らかに違和感が出てましたので、おもむろにボーダレスを握ると「”グン!!」って引き込まれたのでアオリイカと確信。
それほど大きくは無いですが本日初の春のアオリイカ
何としてでも取り込みたいですが、少しテンションを与えると走るので獲る事を優先して少しアジを喰わす事に…。
どれ位経ったかな?
改めて寄せ始めるとイヤイヤはするが何とか寄せる方が走るよりも多い感じになって来た
暫く寄せるとぼんやりと春イカらしき姿が…。
大きさ的には春イカサイズとは言えないけれど、キロ半くらいなの持って帰って差しあげれば喜ばれるサイズですw
近いので1.5号のウエイトが付いた自作ヤエンを投入!
あっという間にアオリイカの元へ
そのまま寄せてきてガッツリとフッキングし何とか1ハイ目。
時合なのかとスグにアジを付け変えてキャストするも続かず時間だけが過ぎていく…。
暫くすると昨年もお会いしたエギンガーさんが来られて暫し談笑
なんでも、エギングからヤエン釣りに転向し道具一式を揃えたとか
エギングも面白かったけれどヤエン釣りも面白くてはまってますとの事。
ヤエン釣りの事は全てネットで調べて勉強しているとの話で、いろいろ聞いていると私のブログを参考にしてくれている読者さんでしたw
春イカとのやり取りを見たいって要望がありましたが、そんなに上手くは来てくれません。
春イカの洗礼なのか?
そう思っている矢先にこれまた穂先に表れていたアジの動きに違和感が!
ぴくぴくぴく・・・
ビクン、ビクン!!
ラインは引き出しませんが間違いなく乗っていますw
奇跡的に春イカからのアタリがきましたw
やり取りを始めるとイヤイヤはしますが、先程の春イカと比べれば素直に寄ってきます。
読者さんも気付いたのか見ているのでバラす訳にはいきません。
ヤエン投入できる距離まで寄せてきたので、ササッとヤエンを掛けて投入!
す~っと滑り落ちていくヤエン…。
10秒か20秒かたったかな?ヤエンが到達しましたが更に寄せると見えてきました!
読者さんも固唾をのんでみているんで「合わせてみましょうか?」って聞くと、バレるとアレなんでお任せしますと言ったか言わなかったか…。
バレたらバレた時で良いですよって言いながら「グィ」っとフッキング!
針掛り成功w
水温が高いせいなのかなかなかの引きです。
ボーダレス4.6MHをそこそこ絞り込んでくれます。
ヤエンは春イカちゃんのお股にガッツリフッキングしているのでバレる事はありません。
一段下に下りてギャフを掛けた途端、ブシュ~って海水交じりの墨をそこら中に撒き散らすわ撒き散らすわで大変な事態にw
おかげさんで私のズボンにもバッチリかかりましたが、幸いにも海水の分量が多かったのか殆ど墨は残りませんでしたw
サイズ的にはキロ後半~位な感じ。
春イカと呼べるのかは微妙ですが、春に釣ったから春イカでしょうw
残りのアジで続けて春イカを狙いますが、2ハイ釣った所からアタリはピタリと止まって薄暗くなって来たところでストップフィッシング。
結果、1日目はキロ半位とキロ後半位のメタボなオスとメス2ハイで終了。
暗くなるまでにアオリイカの内臓から目玉まで全て解体し元きた道を帰ります。
ただ、アジ活かしクーラーの場合はこの時期1日ヤエン釣りしても海水の入替えは1回か2回ほどで済むんですが、バッカンの場合は水質と水温の面から小まめに水替えしないといけないのがデメリットかもしれません。
でも1度あの軽さを体感すると、この時期の地磯釣行にはアジ活かしクーラーに戻れないかもw
さてと、明日に備えてひと風呂浴びて食料品の買い出しです。
今回はココの風呂屋に行きましたが780円だったかな?
内容は他と大して変わらないと思うけど価格が少し割高な印象ですね
値段はともかくきれいさっぱり汗を流して買い出しに行くと半額シールのオンパレードw
いろいろありましたがここは定番のカツオのたたきとから揚げで車内で一杯やる事に
三日月切りしたレモンを持ってきていたので、黒霧をロックでカンパーイ!
春イカ反省会のはじまりw
カツオとから揚げに焼酎ロックが合いまくりで、焼酎がすすんでグイグイ飲みまくりで知らない間に寝落ちしてしまいました zz…zz…。
2日目に続く…。
春イカ(アオリイカ)ヤエン釣り|和歌山県 紀北地磯2日目
二日目は同じ地磯で少しゆっくり目の6:00頃スタート
朝から夕方までやる予定
昨日も釣れたので1日やればもう少し数は伸びるかもと思いながら始めるがアタリはコズ、時間だけが無情にも過ぎていきます。
知り合いが少し離れた所でやっていてソコは当たりまくりらしい。
おまけに3.5キロを釣ったとか(写真を見てビックリ!!)
こちらはアタリも無くヒマでヒマで仕方ない感じ
昼過ぎの干潮にか光量変化のある夕マズメがチャンスかもと言い聞かせるが時間だけが過ぎていく…。
昼食を済ませてその時がやってきました!
アタリです!!
まぁまぁのサイズだけど2キロ半までって感じ
寄せようとするが走りまくりかなりラインを出されるが、ロッド角度に気を付けると少しづつではあるが寄りだした、これはもう頭を落とした証拠
距離があるので急いで寄せる。
ようやくヤエンが撃てる距離まで来たので2号オモリのヤエンを投入!
ヤエンをアオリイカの下側から入れるように試みるが、あまりラインを緩めすぎると干潮と相まってホンダワラを拾いそう
ラインを緩めるとアオリイカに到達した合図が穂先に走る
強引に寄せると水面に浮いてきた!
まだヤエンは掛かってない…
この角度ならロッドを立てたまま合わせても掛かるはず
よっしゃ~
あわせたる!!
グィ~~~っと、スィープに合わせると食われかけたアジが付いたままヤエンがすっぽ抜けて顔面目掛けて飛んできたのを間一髪でかわすあきでしたw
ク ク ク…、合わせない方が良かったようだ(涙)
すぐにヤエンを外してバラした少し沖目に再キャストするが無情にも再ノリはなし
気を取り直してアジを付け変えて頑張るも暫くは春イカから音信不通
少し経つと今度は先程のアオリイカよりも少し小ぶりだがアタリが来たのでやり取りし捕獲(ヤッター)
本日、1杯目はキロちょいくらいのメスの春イカ
近くにオスのデカイ春イカが居てるはずと投げ返していると穂先に違和感が…。
アタリだ!
静かにロッドで聞いてみると「クィクィ~」小さそう。
春イカとは到底呼べないサイズだが、一ハイは一ハイなので釣り上げる事に専念する。
すぐに寄って来たので見てみると、未だアジの首根っこをカジカジしている状態。
でも待ってられないのでヤエン投入し無理くり掛けるw
御用!
5,600グラムのオスのアオリイカ。
お前や無いと言ったか言わずかw
この時点で16:00前
アタリ3回あって2ハイのトホホな釣果
その後、17:30頃までアジを泳がすが、春イカからのシグナルは来ず今回のヤエン釣行を終了としました。
春イカ(アオリイカ)狙いのヤエン釣り 紀北地磯編|まとめ
今回は1泊2日で春イカ(アオリイカ)狙いのヤエン釣りの釣行でしたが如何だったでしょうか?
私的には釣果には満足は出来ませんが新しいバッカンやらラインやらを使えたので今後のアオリイカ釣りに活かせそうです。
6月中盤に差し掛かりますが、まだポイントによっては春イカらしいサイズは期待できると思いますので、もう少し悪あがきしてみようと思っています。
今後は日差しも強くなりますので、行かれる際にはアームカバー装着で風通しの良い服装で水分を取りながらもう暫く続く、春イカ狙いのヤエン釣りに勤しんでみるのも悪くは無いかもしれませんよ。
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