こんにちは あきです。
いまどき釣り用手袋って言い方が古臭いですね!
釣り用の手袋とは言わず最近ではフィッシンググローブって言うみたいです。
私のウェブサイトには釣り初心者や、これから釣りを始めようとお考えの方も結構訪問してくれてるみたいなので本文中はフィッシンググローブ(釣り手袋)と書くようにします。
今回、フィッシンググローブ(釣り手袋)を記事にした理由は、私自身はアオリイカのヤエン釣りしているんですが、釣り場でお会いする釣り人を見るとフィッシンググローブ(釣り手袋)をされてないアングラーが非常に多いと思ったからです。
特に地磯釣行でよく目にしました。
アオリイカ釣りに限らず、多くの釣り人がフィッシンググローブ(釣り手袋)をしない理由は分かりませんが、フィッシンググローブ(釣り手袋)を装着する必要性や実際に使用してきて感じたメリットなどをまとめたいと思いますのでお付き合い下さい。
フィッシンググローブ(釣り手袋)はそもそも釣りに必要なの?
フィッシンググローブ(釣り手袋)の必要性は?
釣りだけに留まらずスポーツ界にもグローブをする競技は多く存在しているのはご承知の通りで、代表的なものを上げますと
- ゴルフ
- 野球
- モータースポーツ
他にもスキーやラクロスなど色々あるのですが、ゴルフも野球もモータースポーツも共通しているのが競技をする側はグリップ性を高める為に必ずグローブをしているという事です。
ただ、他のスポーツとは違い,釣りに手袋をする理由は釣り道具を正確に操る目的以外にフィールド(釣り場)への道中やフィールド内(磯や波止場など)でのケガ防止の為にフィッシンググローブ(釣り手袋)を装着する意味合いも釣りの場合は多分に含まれています。
フィッシンググローブ(釣り手袋)を着ける目的は
- グリップ性を高めてロッドや玉の柄を正確に操る
- 道中や磯での転倒時のケガの防止
- 防寒性
などなどですが私自身はオールシーズン、フィッシンググローブ(釣り手袋)を愛用していますが冒頭でも書いているようにフィッシンググローブ(釣り手袋)の普及率は釣り全体で見てもまだまだ少ないようです。
磯釣り中心の人ほどフィッシンググローブ(釣り手袋)の普及率は高い様に感じます。
これは恐らく防波堤などと違い足場も悪いので転倒時に受ける損傷を予防する事が一因しているのでしょう。
磯釣りの場合はおそらく他の釣り場と違って危険な目や痛い目に遭われた方が多いのかもしれませんね
また、地磯まで歩く場合などは手をついたり、岩を掴んだり、時には藪こぎしたりと、何かと手を保護する為にはフィッシンググローブ(釣り手袋)は欠かせません。
これから色んなフィールドの釣りに挑戦していきたいとお考えの方や、磯釣り初心者と一緒に釣りする方はケガ防止を兼ねてフィッシンググローブ(釣り手袋)は必ず付けて行く様にしましょう!
フィッシンググローブ(釣り手袋)使用は危険回避だけではないよ
先ず大前提として釣竿を持つ時はどこでリールシートを挟んでますか?
- 小指と薬指の間
- 薬指と中指の間
- 中指と人差し指の間
はい、答えは2の薬指と中指の間で基本は持ちますねw
いわゆるツーフィンガーってやつです。
この持ち方で持つ人が殆どだと思いますが、素手でキャストする際にはどうしても釣竿を持つ手に余計な力が入ってしまってキャストの正確性や遠投性が損なわれたりします。
又、アオリイカがヒットしてから寄せる際や合わせを入れる時にはフィッシンググローブ(釣り手袋)が有る方が小さな力でしっかりと竿(ロッド)を保持でき、やりやすさが全く違いますのでフカセ師やルアーマン同様に釣りの初心者やヤエン釣りをされる方々もフィッシンググローブ(釣り手袋)を付けてやり取りする事をおすすめします。
ヤエン釣りを始めた当初は私も素手でヤエン釣りをしていてグローブ(釣り手袋)を着けてる人が不思議でした。
フィッシンググローブ(釣り手袋)を着ける意味合いも分からなかったし素手の方がやり易いと思ってましたから・・
でも実際に針に糸を結んだりヤエンにラインを引っ掛けたりと細かな作業をする際には素手でも全く問題有りませんでしたが、ロッド操作や根掛り時にラインを切らないといけない時に、手の平にラインを巻き付けたりとフィッシンググローブ(釣り手袋)は有用でした。
フィッシンググローブ(釣り手袋)はケガの防止に欠かせない
ちょっと痛々しい画像ですが磯場で釣りして素手状態で転んだらこれ位は覚悟しておいた方が良いです。
釣りに関わらず誰しも転倒した経験は一度や二度は有ると思いますが転倒した場合に体を守るために最初に出るのは手です。
フィッシンググローブ(釣り手袋)着用の最も大きい理由は手の保護で山や地磯で釣りをする際には木の枝をかき分けたり、岩場に手を掛けよじ登ったりする事も多く、この時に素手だとケガをする確率も高まったり、転倒などしようものなら切り傷どころで済めばラッキーで、縫わないといけない位に皮膚がパックリ切れるなんてなんら珍しい事でも在りません(涙)
通常の道路で転倒するよりも海辺では尖った磯場や岩場に付いてる貝類などで、いとも簡単に皮膚なんかは切れたり手の着きどころが悪ければ手のひらに深い傷を受けてしまい釣りどころでは無くなります。
別にビビらしてる訳では有りませんが私自身、ここ迄なる寸前でフィッシンググローブ(釣り手袋)に助けられました(^_^;)
その時、グローブの生地はカミソリで切ったみたいに裂けていて手の平の腹部分(親指根本下)はかすり傷で済みました(涙)
この時にフィッシンググローブ(釣り用手袋)が無かったらと思うと冷や汗ものです。
このような経験から少し前から(とは言えかなり前かも)釣り用の手袋より手の平に衝撃吸収パッドが付いてるサイクリンググローブやトレーニング用グローブを愛用するようになりました。(釣り用の手袋でもOKです)
この手袋なら釣りで転倒した際に手を着いても岩場や貝類などから手の平を守ってくれます。
画像は5フィンガータイプですが手首まで守ってくれるタイプなど色々な形やデザインもありますので興味ある方は是非リンクから入って色々覗いてみて下さいね!
ノーフィンガータイプではショアジギングに使える様な丈夫で良い物もありそうですよ!
このように釣り場自体もそうなんですが、釣り場に行く道中もリスク回避の観点から釣り場に向かう前から必ずフィッシンググローブ(釣り用手袋)の装着をする様にしましょう!
特に釣り初心者や釣り経験の浅い人と一緒に行く場合はケガしてからでは遅いので購入を促してあげて下さい。
又、根掛り時、ラインを切る為にラインローラー部分にラインが引っ掛かった状態のまま引っ張ったりするとリール破損や故障に繋がりますので必ず何かに巻き付けるか手の平に巻き付けてラインを切る様にして下さいね。
当然ですが素手に巻き付ければラインが喰い込んで皮膚をキズ付けたりしますのでフィッシンググローブ(釣り手袋)を装着しておこなうようにして下さい。
あと、PEラインを使った釣りをする場合は根掛り回避後にリーダー結束もしないといけない場合も有りますが、リーダーとPEラインを締め込む際にノットの強度にも影響してきますのでフィッシンググローブ(釣り手袋)をしていると非常に役立ちます。
フィシンググローブ(釣り用手袋)は格好をつける為ではなく、道具の機能を100%引き出す為はもちろんの事、ケガの予防にも大きく貢献してくれます。
フィッシンググローブ(釣り用手袋)は防寒にも一役買ってくれる
フィッシンググローブ(釣り手袋)の真価が発揮されるのは冬季かもしれません。
ヤエン釣りだけではなく釣りの大部分は秋ごろから本格的なシーズンを迎え、翌年のシーズンオフになる夏前頃まで続きますがアングラーの多くはシーズンの大部分を寒さと戦わねばなりません。
アオリイカのメッカである和歌山県を例に挙げると年明け頃から2キロ級も珍しくなく南紀エリアでは特に冬季が最も熱くレッドモンスター狙いで皆さん夜通しで通われると思います(おそらくw)
好期ともなるとあちらこちらでヘッドライトが点灯したりケミホタルが踊っています
外気温が海水温より低くなるり寒さで手がかじかんでしまうような場合はフィッシンググローブ(釣り手袋)が不可欠ですよね?
かじかんだ手でラインを結んだり、3キロオーバーを寄せる事なんて出来ませんからね…。
ロッドがバット部分から曲がる位に重いアオリイカをかじかんだ指先に力を入れて寄せれます?
それも外洋性の強い赤系アオリイカを…。。
赤系アオリイカに違和感与えたらハンパなく走りまっせ!
白の2キロなんて可愛いもんです
かじかんだ手で寄せるなんて私には無理ですw
なので冬のヤエン釣りをサポートしてくれるフィッシンググローブ(釣り手袋)は釣りを楽しく快適にする為には欠かせない物となります。
釣り用以外にも使えるグローブもあるよ!
ヤエン釣りの場合はどうしても他の釣りとは違う部分として活きアジを使う点です。
活きアジをアジ活かしクーラーからすくってゼンゴに針を掛ける際、手が濡れませんか?
普通の人はべちょべちょに濡れると思う(それが理由でフィッシンググローブをしない人も居る)
手が海水で濡れれた所に北風ピューピューあたればたまりませんよね~
手がロボットみたいになるしね~
私の友人なんて一匹目のアジに針を付け終わった直後にはフィッシンググローブ(釣り手袋)は海水でべちょべちょw
直ぐには乾きませんのでそのまま装着してると手が冷え冷えw
結局はすぐにフィッシンググローブ(釣り手袋)を脱いで素手ですw
次にアジを付け替えする時も冷え冷えでアジの鱗が付いた手でそこら中触るもんだから道具類も鱗だらけですw
これではなんの為のフィッシンググローブ(釣り手袋)なのか本末転倒です。
そうそう…皆さんはアジにオトリフックを掛ける際にはどうしてますか?
私はダイソーのゴム手袋(手術用みたいなピッタリした手袋)をはめた上にフィッシンググローブ(釣り手袋)をするか、活きアジを交換する時にアジを掴む手の方だけ大き目の作業用ゴム手袋をしてます。(最近はこっちばっかかも)
アジを付け終わったら外すんで手にアジのウロコも付かないしフィッシンググローブ(釣り手袋)も濡れることも無いのでアタリ待ちの時にはポッケの中に手も入れれますw
ポケットの中にはカイロを入れてるんで南国顔負けの暖かさでポカポカw
画像にある青いゴム手袋をフィッシンググローブ(釣り手袋)の上から着けるので少し大きめを購入するのがミソです。
メリットは先程も書いたように濡れない、ウロコ付かない、寒くならないの三拍子ですがデメリットもありますw
アジすくい網の外からアジを掴んで針を刺すと思いますが、慣れるまではなかなかの確率で滑ります。
私も数回、自然放流してしまった事が有るんで針に刺す時は「ツルン、ポチャン、あ~ぁ」にならない様にしっかりとアジのエラ下を押えて握る様にして下さいね!
着けたり外したりが容易になるように、入れ口をハサミで切ってしまってショートスタイルにした方が脱ぎやすいと思います。
私の場合、手が大きいので更に縦に切り込みも入れてますw
本当はもう少しデカくて薄いのが良いのですが薄すぎると脱ぎ着し難く丁度のがなかったのと、大きさもLLが最大だったので手が濡れる位ならと思って我慢して使ってます。
ま~今の所、手も濡れず指先にもロッドにもウロコも付かないので重宝はしているので、皆さんも良ければマネしてみて下さい。
フィッシンググローブ(釣り手袋)はフィンガーレスが便利かも
フィッシンググローブ(釣り手袋)として使えるグローブはたくさん有りますがタイプは3種類くらいだと思います。
- 3フィンガーレス⇒指3本出せる
- 5フィンガーレス⇒指5本出せる
- フルフィンガー⇒指が出せない
防寒性が強いのは3番目のフルフィンガーグローブで、主にソルトウォーターで重めのルアーをキャストする時に使われてるようですね
1番目と2番目も広く色々な釣りで使用されてますが私は5フィンガーレスグローブです。
3フィンガーレスグローブでも良いのですが、私の場合は指が長いのでどのメーカーのを付けても指の長さが足りなくて突っ張り感が出てしまいます。
なので指の根本まで入る5フィンガーレスのグローブを愛用しています。
釣りメーカー以外でも色々な分野からグローブは販売されていますので釣りメーカーに拘らず試しにいろいろ使ってみるのも良いと思っています。
フィッシンググローブ(釣り手袋)には無い生地の丈夫さとクッション性が備わりますのでロッドを握る時も握りやすく、磯に手を着く時も痛くありませんので重宝してますw
5フィンガーレス フィッシンググローブ(釣り手袋)
3フィンガーレス フィッシンググローブ(釣り手袋)
フィッシンググローブ(釣り手袋)は夏用冬用で分けた方が良い?
季節でフィッシンググローブ(釣り手袋)は分けても良いかもしれません。
冬とそれ以外の季節でフィッシンググローブ(釣り手袋)を分けれるなら分けても良いかもしれませんが正直言って私的には殆ど変わらん感じかも…。
冬季は何しても寒い
ヤエン釣りに於ける一番の寒さ対策は、フィッシンググローブ(釣り手袋)を濡れない様にする事が最高の防寒になると思います。
その為にグローブの下にぴったり気味の使い捨てゴム手袋をした方が蒸れますがその分暖かいかもです。
ただ、この手の手袋で糸を結ぶのは滑らないのでやり難くく、結果的に使っていたら指先が破れてたなんてザラかもしれません
それでも風が当たらないだけ保温性もあって暖かいです。
基本は5フィンガーレスでアジを付ける時だけ作業用ゴム手袋する事が多いですけどね。
長々と説明してきましたが素手での釣りは色んなリスクがありますのでリスク回避の面でも出来るだけフィッシンググローブ(釣り手袋)を装備する様にして下さい。
私自身も数回ですがフィッシンググローブ(釣り手袋)のおかげで手の平をケガから救えてるので一緒に行く人にはフィッシンググローブ(釣り手袋)を装着するよう勧めています。
今年もヤエンシーズンがまもなく開幕しますがケガの無く快適に釣りが出来るようにフィッシンググローブ(釣り手袋)の購入を検討してみて下さい。
コメント
こんにちは
いつも、情報ありがとうございます。
早速、ARCH GLOBALサイクリンググローブをAmazonで購入しました。
釣り用より、とても安くてしっかりしていますね。
ドレスのフローティングスカリも買いました。
来春は、磯からのヤエンデビューします!
コメントありがとうございます。
サイクリンググローブなかなか良いでしょ!
マイマイ君さんなら赤ですかね?
サイクリンググローブはしっかりした作りで私もお気に入りですw
ドレススカリに入りきらない位のモンスターアオリイカを仕留めて下さいね!
おはようございます。
えっ、どこかで見てました…
赤にしました(笑)
釣りの腕時計は、カシオの防水電波時計を使っています。
若い頃は、ホイヤーをはめていました。
ロレックスは手が出せません。
コメントありがとうございます。
リミプロが赤だったんでたぶん赤かとw
腕時計も凝りだすとハマりますねw